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2011/05/05

米映画レビュー・サイトがワーナー傘下に

全米で話題になってるあの映画、実際のところ観賞者の評価はどうなの?ってときによく引き合いに出させるのが"Rotten Tomatoes"だ。ユーザーの評価によって投げつけられるべきトマトの色合い"fresh or Rotten"が決まるこのレビュー・サイト、映画好きの方ならば一度は耳にしたことがあるだろう。

昨日、アメリカより驚きのニュースがもたらされた。このTomatoesをコンテンツのひとつとして所有するソーシャル・ムービー・サイト"Flixter"を、米大手ワーナー・ブラザーズが買収する方向で話がまとまったというのだ。この案件に関する詳しい交渉内容などは明らかにされていないが、今年の3月末にこの動きをいち早く察知したAll Things Digitalは当時の記事内で「買収金額は6000万~9000万ドルほどになるのでは」と報じている。

この買収劇を受けユーザー側からは当然「Rotten Tomatoes」の独立性はどうなるのか?という疑問が突きつけられることだろう。同サイトにワーナー作品に対する手厳しい酷評が掲載されたとき、彼らは行儀よく黙って見ていられるだろうか。

今のところワーナー側は「FlixsterとRotten Tomatoesは、これまで同様、独立した運営を進めていく」としたうえで、これからFlixsterの持つデジタル技術を取り入れ、このモバイル化した時代におけるエンタテインメント提供の新たなカタチをさらに開拓していくことを宣言している。

また、ワーナーはFacebookにおいても作品視聴サービスを提供しはじめたばかり。

DVDセールスが落ち込む今、それになり代わる二次提供の枠組みを確立することが映画界の喫緊の課題と言える。そしてユーザーと情報との接触率について考えたときに、ソーシャル・ネット―ワーク・サービスほど映画産業にふさわしい媒体はないという結論こそ大手各社に共通する認識なのだ。

劇場では3D化、手元ではモバイル化。ユーザーの必要に応じて大きくも小さくもなれる。それが新時代のライフスタイルに見合った映画の在り方、というわけか。

5年後、10年後の未来、映画はいったいどう進化(ある者はそれを退化と呼ぶことになるのかもしれないが)を遂げているだろうか。

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