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2011/05/10

PTA新作が動き出す

Anderson Deadlineによると、ポール・トーマス・アンダーソンの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来となる新作が6月13日より撮影開始となるそうだ。

かつて"The Master"とも呼ばれたこの作品は(現在ではタイトルが白紙に戻り、"untitled"状態となっている)、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる主人公が第二次大戦の恐怖を目の当たりにし、ようやく生還した母国で自分自身を再発見していこうとする物語。その過程の中で、彼は奇しくも信仰システムのようなものを確立し、徐々にカリスマ性を帯びていくことに―。

共演は他にホアキン・フェニックス。これから女優選びも本格化していく予定で、PTAはマディセン・ビーティ、エイミー・アダムス、レナ・エンドレ、ローラ・ダーンらを候補に挙げているという。

本作はかつてはユニバーサルのもとで製作される予定だったが、あえなく撤退の憂き目に逢い、長らくパートナー不在の状態が続いていた。その崖っぷちの状況を救ったのが、資本家ラリー・エリソンの娘、ミーガン・エリソン。彼女率いるAnnapurna(アナプルナ)からの資金提供を経たのち、ようやく息を吹き返した。インディペンデント映画の製作が難しくなる昨今、彼女に救われる映画人は後を絶たない。最近では『トゥルー・グリット』、"Coogan's Trade"、そしてキャスリン・ビグローの新作もその恩恵にあずかるのではないかと見られている。まるでルネサンス期の芸術家とパトロンの関係ですね。

なお、本作の配給権をめぐってはワインスタイン・カンパニーがこれを獲得。同社はこの権利を引っ提げ、カンヌ映画祭のマーケットで世界各国への配給権の売買を展開するものと見られている。

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