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2011/05/09

北米興行成績May06-08

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【May06-08 weekend 推計

01 Thor  $66.0M
02 Fast Five $32.5M
03 Jumping the Broom  $13.7M

04 Something Borrowed $13.1M
05 Rio $8.2M
06 Water for Elephants $5.6M
07 Tyler Perry's Madea's Big Happy Family $3.9M
08 Prom $2.4M
09 Soul Surfer $2.1M
10 Hoodwinked Too! Hood vs. Evil 
$1.8M

Mighty_thor■伝統のマーヴェル・コミックから、1960年代生まれのこのヒーローが巨大なハンマー片手に映画界へと乗り込んできた。神の世界から追放されしスーパーヒーローの宿命を描いた3Dアクション『マイティ・ソー』は、金曜~日曜までのオープニング興収6600万ドルを記録し、ボックスオフィス初登場1位を獲得。その観客層は25歳以上が72パーセントを占め、63%が男性とのこと。

他のマーヴェル・ヒーロー映画のオープニング興収と比較すると、『X-MEN』が5400万ドル、『スパイダーマン』が1億1500万ドル、『アイアンマン』が9800万ドル、『ハルク』が6200万ドル。

「幼いころ、ソーのコミックブックに夢中だった」と語るケネス・ブラナーが監督を務める。シェイクスピア物で知られる彼だけに、アクション&VFXシーンのみならず、アンソニー・ホプキンスらを配した神殿シーンの浮世離れした臨場感にも注目したい。日本からは浅野忠信が参戦しているのも見どころ。製作費は1億5000万ドル。

なお、この新ヒーローは、アイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカなどマーヴェル・ヒーローが大集結する2012年公開予定作『アベンジャーズ』(ジョス・ウェドン監督作)の登板も決定している。

■先週の覇者『ワイルド・スピード MEGA MAX』は2位へ。先週末“ニトロ”で急加速しまくったせいか、興収は62%もダウン。それでもなお3250万ドルと強さを維持している。累計興収は米国だけで1億4000万ドル間近。製作費は1億2500万ドル。

■上位2作がこれだけ男子ムービーだと、そのカウンターとして女子映画も勢いを増す。初登場"Jumping the Broom"は1370万ドルを売り上げ、3位に。全く違う家庭環境で育った男女の婚礼を祝して、個性豊かな家族たちが詰めかけてくるコメディ。アフリカン・アメリカンをターゲットにした本作は女性客が7割、また35歳以上が65%を占めるという。製作費は700万ドル以下に抑えられており、現時点ですでにその2倍近くの興収がもたらされたことになる。

■4位に初登場のロマンティック・コメディ"Something Borrowed"も73パーセントが女性客で、65%が25歳以上。

■3Dアニメーション"Rio"は国内での累計興収が1億1490万ドルながら、国外での稼働率がなおも順調で、世界興収はすでに4億ドルを越えている。

■TOP10圏外ではヴェルナー・ヘルツォーク監督がフランスに古代より残る洞窟絵画を3Dカメラで活写した"Cave of Forgotten Dreams"が、劇場数を5館→45館に増やしてもなお好調。1館あたりのアベレージは7000ドルを越えている。これは現在公開中のあらゆる映画の中で『マイティ・ソー』(1万7千ドル)、『ワイルド・スピード』(8900ドル)に次ぐ3番目の数字。

■一方、ジョディ・フォスター監督作"The Beaver"が全米22館で封切られている。こちらはアベレージ4700ドルと伸び悩み気味。本作はジョディが、何かと問題続きだったメル・ギブソンに救いの手を差し伸ばしたかのような作品。今月11日より開幕するカンヌ映画祭での公式上映も決定している。

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