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2011/05/11

トリアー率いる製作会社VODに進出

デンマークの映画監督ラース・フォン・トリアー率いるプロダクション「ゼントローパ」が、5月18日、自らが運営するVOD(ビデオ・オン・デマンド)サイト「Zentropaondemand.com」を立ち上げるそうだ。インディペンデントのレーベルによるVODプラットフォームの運営はこれが初となる見込みだ。

このサイトでは1984年のトリアーのデビュー作『エレメント・オブ・クライム』から今年のアカデミー賞外国語映画部門のオスカーに輝いたスザンネ・ビア監督作『未来を生きる君たちへ』に至るまで、全てのライブラリー作品を視聴することができる。

今となっては懐かしい響きを讃える「ドグマ95」の関連作品だって揃っている。トマス・ヴィンターベア監督作『セレブレーション』やクリスチャン・レヴリング監督の『キング・イズ・アライブ』、ソーレン・クラーク・ヤコブセン監督作『ミフネ』、それに『17歳の肖像』で注目されたロネ・シェルフィグ監督による『幸せになるためのイタリア語講座』だってある。また、トリアー監督の初期の代名詞だったTVシリーズ「キングダム」や、そのほか門外不出のショートムービーも楽しめるそうだ。

発表の行われたカンヌで、ゼントローパのピーター・アルバク・イェンセン代表は「文化帝国主義の時代が到来したのです!」と興奮気味に宣言していたそうだが、なるほど彼らは今後もどんどん映画作品という名の領地を無限に増やし続けていかねばならないのである。

新サイトでの視聴料は、新作が4ユーロ(5.75ドル)、旧作が3ユーロ(4.3ドル)、またTVシリーズや短編作品は1ユーロ(1.44ドル)。まさに明瞭会計の極みといえよう。

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たとえば、これらの作品は日本でとうに廃版となっているのだけれど、ネット上であればいつだって気軽に視聴機会が手に入ることになる。しかも運営側もデータ化された映像素材であれば在庫を大量に抱え込んでその倉庫管理費にあえぐなんてこともない。ライブラリーがほぼ無限に蓄積されていくわけですね。

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