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2011/05/03

ビンラディン死亡が映画界に与える影響

Bigelowオサマ・ビン・ラディン死亡のニュースにより世界中に激震が走った2011年5月1日。その余波はさっそく映画界にも及んでいる。とりわけ多くのエンタメ・メディアが注目するのはアカデミー賞監督キャサリン・ビグローが始動中だった新作企画の行く末だ。

"Kill Bin Laden"という仮題で知られる本作は、ビグローが『ハート・ロッカー』の脚本家マーク・ボールと共に進めるサスペンス・アクション。かつて米特殊部隊がビン・ラディン捕縛のためにアフガニスタンとパキスタンの国境付近で実際に展開した軍事作戦をベースにしている。ビグローは目下、キャスティング作業の真っ最中で、とりわけ主演候補のジョエル・エドガートンと話し合いを重ねている状況だった。

そこにきての今回の大事件である。これはラッキーなのか、アンラッキーなのか。このまま計画通りにカメラを回すべきか、それとも大幅な改訂が必要なのか。いずれにせよ歴史は更新されてしまった。これからビグローをはじめとする製作者たちは難しい決断を迫られることとなりそうだ。

またアメリカでは今回の極秘作戦を遂行し勝利を収めた海軍・特殊部隊"ネイビーシールズ"について綴られた新刊本"The Seal Team Six"が今月中に発売となる。これを受けハリウッド・スタジオ間では早くも本作の映画権獲得をめぐる水面下のバトルがはじまっているとの情報もある。

ちなみに、ビン・ラディン追跡モノの映画企画はパラマウントにも存在した。

2006年、同社は2001年に遂行された軍事作戦の詳細を綴った元CIA工作員ゲイリー・バーンツェン著"Jawbreaker"の映画化権を取得。これは一時期、『ワールド・トレード・センター』に続くオリバー・ストーンの監督作として温められていたのだが、うまく進展することはなかった。

またパラマウントは、この「ビン・ラディン追跡」という題材を『今、そこにある危機』『トータル・フィアーズ』などで知られるトム・クランシー原作“ジャック・ライアン”シリーズの再起動に応用しようと検討したこともあるが、こちらもあえなく頓挫し、現在はまったく違う題材にて脚本執筆が進んでいる。

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