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2011/05/25

ビンラディン追跡映画の米配給先決定

Biglow 『ハート・ロッカー』の監督&脚本家コンビが準備中のビンラディン追跡映画の米配給権を、ソニー・ピクチャーズが獲得することが明らかとなった。

まさにこのひと月の間で風向きはガラリと変わった。そもそもキャスリン・ビグロー監督とマーク・ボール(脚本家)はずいぶん前より『ハート・ロッカー』に続く題材に“ビンラディン追跡”を据えて綿密なリサーチを続けてきた。それは過去に遂行され失敗に終わったネイビーシールズによるミッションを描いたもの。そこにきての今回の「ビンラディン殺害」ニュースである。歴史の転換期に居合わせた格好となった彼らは、すぐさまこの映画プロジェクトをどうすべきか協議に入る。そして本作を撤回するどころか、今まさに手元にもたらされた「シールズ・チーム6によるビンラディン殺害」をも盛り込んで進めていくことに決定した。マーク・ボールはすでにこの改稿作業を完成させているという。

製作を担うのはミーガン・エリソン(弱冠25歳の彼女は、ポール・トーマス・アンダーソンの新作のバックアップや「ターミネーター5」の製作権を獲得するなど、映画界での存在感を増し続けている)率いるアナプルナ・ピクチャーズ。恐らく彼らとしても最初は『ハート・ロッカー』並みの小規模な展開を覚悟していたに違いない。しかし「ビンラディン殺害」のニュースがもたらされたその日から大手スタジオによる配給権の争奪戦がスタート。それらはカンヌ映画祭のフィルムマーケットにまでもつれ込み、ここにきてようやくソニー・ピクチャーズによる獲得が成立したという状況だ。

本作の撮影開始は晩夏、アメリカでの劇場公開は2012年の秋以降になる模様。つまり各社がアカデミー賞狙いの作品をいっせいに揃える時期にこの作品を投下することになる。キャスリン・ビグロー&マーク・ボール、果たして『ハート・ロッカー』に続くオスカーを狙えるか?

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