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2011/06/23

アレン新作、ここ25年最大のヒットに

Allen まさかこれほど大ヒットするとは。ウディ・アレンの最新作"Midnight in Paris"がこの水曜、木曜中にも彼の『それでも恋するバルセロナ』と『マッチ・ポイント』の米興収(それぞれ)2300万ドルを追い抜き、ここ25年のうちで最もヒットしたアレン作品となる見通しとなった。

アメリカでは5月20日より、たったの6館で封切られた本作は、オープニング週末の1館当たりのアベレージ興収10万ドル弱という、見たこともないような猛スパークを記録。

その後も客足にあわせて徐々に上映館が増え、今では全米に1000館以上という規模に膨れ上がり、3000~4000館規模がひしめくTOP10ランキングにもグイグイと食い込んでくる粘り強い強さを見せつけている。

ハリウッド・リポーターはこのヒットの要因を3つ挙げている。ひとつは「パリ」という場所が持つ魅力。かつてそこを訪れた人も、これから訪れたい人をも魅了する土地柄。もうひとつは、いつもは“憂鬱”を抱えた変人ばかりがひしめくアレン作が、今回ばかりは“ごく普通の人”を主人公に据えているということ。これにより万人にとってアクセス可能な作風が出来あがっている。そして最後に、アレンのお膝元、ニューヨークの批評家のみならず、アメリカ全土の批評家たちが"Good!"と激賞していること。

Midnightinparismovie
ちなみにアレンの過去の興行数値を振り返ると、1986年の『ハンナとその姉妹』がアレン作としては最高興収となる4000万ドルを記録している。またそれ以前には1977年の『アニー・ホール』が3825万ドル、1979年の『マンハッタン』が3995万ドルを記録。

現在の勢いだと、"Midnight in Paris"は7月1日までに3000万ドルに到達するものと見られる。アメリカでは独立記念日にあたる7月4日が映画興行的に重要な集客シーズンとされることから、ここでどれほどの観客が動員できるかが(とりわけ、『トランスフォーマー3』のカウンター的要素としてどれだけ客足が延びるか)に期待が集まっている。

この結果次第では『ハンナとその姉妹』の4000万ドルを凌駕する、アレン最大のヒット作となる可能性もまだまだ残っている。

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