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2011/06/09

アロノフスキー、ノア方舟を監督か?

Darren1200万ドルで製作された『ブラック・スワン』が世界で3億1500万ドルもの興収を稼ぎ出し、いまやハリウッドで最も新作の待たれる映画監督のひとりとなったダーレン・アロノフスキー。

ヒュー・ジャックマン主演のX-Menシリーズ「ウルヴァリン2」を土壇場で降板してから、その後の動向に注目が集まっていたが、どうやらノアの方舟にまつわる一大巨編の映画化に向けて着手しはじめたようだ。

現在、アロノフスキーが執筆した脚本を『アビエイター』『グラディエイター』のジョン・ローガンがリライトしている。またすでに決定済みのニュー・レジェンシーとの共同製作枠をめぐってパラマウント、フォックス、サミット・エンタテインメントがしのぎを削っている状態だという(『ブラック・スワン』でも組んだフォックスが有利か?)。製作費は『ブラック・スワン』とは打って変わって1億3000万ドルほど。壮大なファンタジー的世界観の作品になる見込み。ファンタジーといえば、彼の『ファウンテン』もその種類の作品だったが、このときのダーレンはブレイク前ということもあり、ビジネス的にも作品評価的にもそれほどの成功を上げられなかった。

アロノフスキーはつい最近にも20世紀フォックスのもとでモーゼの出エジプトにまつわる"Exodus"への興味を示すなど、なにかと聖書関連の話題が続いている。

またこのニュースを報じるメディアが必ずと言っていいほど引き合いに出すのが『エヴァン・オールマイティ』(2007)のことだ。スティーヴ・カレル主演の本作はノアの方舟の現代版コメディ。破格の製作費1億7500万ドルをかけた野心作だったが、世界興収でそれを回収することもできず(そのうち米興収は1億ドル)、レビューにも酷評が目立った。

キリスト教圏では誰もが知る物語なだけに期待と共にリスクも高まる。『ブラック・スワン』以降初の一歩となる本作で再び観客を魅了することができるだろうか。

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