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2011/07/03

ウィンブルドン3D上映館の伸び悩み

Win テニスの4大国際大会の一つウィンブルドン選手権がいよいよハイライトを迎えている。NHKの生中継でもご存じの通り、昨晩は女子部門でチェコのクビトバがロシアのシャラポワを破って新女王の栄冠に輝くなど今年も数多くのドラマが生まれたが、少なくともここでお伝えしたいのはテニスそのものではなく映画館に関わるお話だ。

映像技術の3D化への流れを受けて、今回の大会ではソニーと全英ローンテニス・クラブ、それにBBCが協力して、世界の家庭のテレビのみならず、映画館での3D生中継を促進させようと試みが続けられてきた。今年の3月に主催者側が打ち出した当初の目標ブッキング館数は「全世界で800」。しかし実現したのはその3分の1にも満たない250館だったという。

3D生中継を妨げた要因は何なのか?答えは明白だ。時期を同じくして『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』が封切られたからだ。3D映画としては『アバター』以来の期待作と言われる本作は、最初の7日間で世界興収3億5000万ドルに到達するものと見られている。

たとえばワールドカップやオリンピックなどの国際スポーツ大会の開催時にはテレビの生中継などに客を奪われ、映画館やDVDソフト&レンタルの売り上げが激減すると言われる(なのでこの時期には大手チェンが100円セールなどを開催することが多い)。またそれを逆手に取った前回のワールドカップでは各劇場のスクリーンを使ったパブリック・ビューイングが行われ、これにより集客数を伸ばし、win-winの関係を築いた例も多分に見受けられた。

だが、フットボールに比べてテニス、あるいはウィンブルドン選手権そのものが劇場での熱狂性に見合っていなかったのかもしれない。最終的にスクリーン・ブッキング数は増加することなく、そして案の定、『トランスフォーマー3D』にスクリーン数をどんどん奪われる結果となった。

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