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2011/07/02

ケビン・スペイシー主演舞台に絶賛の嵐

R3rd 『アメリカン・ビューティー』で映画界の頂点に経ってから12年の月日が流れ、俳優ケビン・スペイシーと、演出家サム・メンデスが今度は舞台にて強力なタッグを結成した。

彼らが挑むのはシェイクスピアの代表作のひとつ「リチャード3世」。

この本公演がついにロンドンにあるオールド・ヴィック・シアターにて幕を開け、今のところたいへん評判よく、批評家たちからも惜しみない絶賛評を勝ち得ているようだ。

「リチャード3世」は王位に就くためならば手段を選ばない狡猾で残忍で、しかし何故か人を惹きつける魅力をも垣間見せる主人公の興隆と没落を描いた物語。

今回の時代設定は原作の15世紀(薔薇戦争真っただ中)から現代へと置き換えられ、どこか毎日の新聞を賑わせるリビア軍事政権さえも彷彿とさせる演出が施されているとか。

Richard
また、障害を抱えたリチャードは、いつも脚に金属器具を装着し、スティックで身を支えながら小股に身を動かす。なおかつ彼は複雑な精神構造をも兼ね備え、ふと内気な表情を覗かせたかと思うと、次の瞬間には怒り心頭して罵詈雑言を喚き散らす。

本作のいたるところに難易度の高いセリフが待ち構え、ケビン・スペイシーの舞台役者としての技量が大いに試される作品となっていることは言うまでもない。このパワフルかつ繊細な人物を自分の中に血肉化するため、スペイシーは酒とタバコをいっさい辞めて役作りに専念したんだそうだ。

この舞台はアメリカ人とイギリス人の俳優が共に古典劇を作り上げることを趣旨としたプロジェクトの最終章にあたる。ロンドン公演を終えた後には、ギリシア、香港、スペイン、シンガポールを経由し、2012年1月にはニューヨークにまで進出する予定。

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