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2011/07/22

アリーナ版「バットマン」開幕

どうやら世界は異常なほどヒーロー文化によって回転しているらしい。ブロードウェイではトラブル続きで6度の本公演延期に見舞われたミュージカル版「スパイダーマン」がようやく初日を迎え、そして英国では、アリーナ版「バットマン」がマンチェスターにて開幕した。こちらはスパイダーマンと違い、歌も歌わなければダンスも踊らない。その代わり、アリーナ内に建てられた巨大なゴッサム・シティのセットでバットマンとその敵が戦いながらサーカスさながらの大アクロバットを披露する。名づけて「バットマン・ライブ・ショウ」。

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実はこの「バットマン」でも事故が起こった。事前のリハーサルでバットモービルが暴走しゴッサムシティのセットに激突。ゴッサムの外見はなんとか突貫工事で誤魔化せたものの、車体のほうはかなり外見の損傷が激しかったらしい。しかし彼らにとって不幸中の幸いだったのは、このモービルが2台も制作されていたことだ。一台は本番用、もう一台は街の中心部で展示用として使われていた。そこで急遽この控え選手にお呼びがかかり、代役として出演することで事なきを得たということだ。

ヒーロー物のトラブルといえば「スパイダーマン」の例がある。スタッフ&広報陣は今回の事故が前者と比較されないように躍起になって事態収拾に務めた。「たいしたことじゃありません。ショーは予定通り行われます」の繰り返し。本当に大丈夫なのか?

そして本番。ショーは無事、初日の幕を開けた。本作はバットマンと相棒ロビンがどうやってチームを組むことになったのエピソードが語られる。アクロバット、空中スタント、また大画面を使っての演出効果など盛りだくさん。また悪役も、ジョーカー、リドラー、ペンギン、ポイズン・アイビーと有名どころがずらりと並ぶ。

観客からも「シルク・ド・ソレイユのアクロバットとデヴィッド・カッパーフィールドのマジックとウェストエンドのお芝居とが融合した感じ」と好感触の声が聴こえてくる。とりあえずは満足のいくスタートをきることができたようだ。

本作はこれから10月までの間にUKとアイルランドで全87公演が行われ、その中の19回はロンドンのO2アリーナで開催される。その後、ツアーはヨーロッパを回り、翌夏にはアメリカへと上陸。プロデューサーによれば、この結果によっては今後も2016年ごろまで末永いツアーを展開していきたい構えのようだ。

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