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2011/07/28

ダニー・ボイル新作にキャスト追加

『スラムドッグ・ミリオネア』『127時間』のダニー・ボイル監督による新作"Trance"が徐々にキャスティングを詰めてきている。すでにジェームズ・マカヴォイの出演が8割がた決まっている本作だが、Deadlineによると新たにヴァンサン・カッセルとロザリオ・ドーソンが交渉入りしているようだ。

Trance
アート泥棒たちがオークション・ハウスから名画を盗み出そうとするも、相棒が頭を強打しその隠し場所をすっかり忘れてしまう。頼みの綱は催眠術によって記憶の中に秘められたその場所を捜し出すことだけ―。

Mcavoy このあらすじを見るとドタバタ・コメディのようにも思えてくるが、あくまでサスペンス物のようだ。これまでにもマイケル・ファスベンダー、コリン・ファース、スカーレット・ヨハンソンといった名前が浮上していたが、現在のところマカヴォイはオークションハウスの従業員役として登場し、手引きをするはずの彼が記憶を喪失することから、話は思わぬ展開を迎えていくことになる。彼が記憶を取り戻そうと脳内奮闘する様子はもしかすると『X-Men:ファースト・ジェネレーション』に見る若き日のプロフェッサーXのようかもしれない。

ヴァンサン・カッセルは気性の激しい共犯者として登場。切羽詰まってマカヴォイを催眠術師のもとに連れていくのも彼の役目となる。Colliderなどの一部のメディアではロザリオ・ドーソンがこの術師を演じるのでは?との声もあるが、Deadlineでは「ふたりの男性と関わっていくことになる女性」と称するにとどまっている。

製作費はこの題材に見合った比較的安めのライン。作風としては『シャロウ・グレイブ』『トレインスポッティング』といったボイルの名を世界に知らしめた初期作品を彷彿とさせるものになる模様。

本作の監督を務めるダニー・ボイルは、2012年ロンドン・オリンピック開会式の芸術監督という大役に任命されており、もうじきするとスケジュールが完全に埋まってしまう。なにか新たな企画に着手するなら今このタイミングしかない。現在の予定では秋ごろに"Trance"の撮影をはじめ、ボイルがオリンピック仕事に携わっている間、いったんこの映像素材を寝かせ、そしてオリンピックが終わった段階で再び編集作業が再開される。公開は2013年3月ごろを予定。

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