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2011/08/04

幻のヒッチコック関連作、発見

巨匠アルフレッド・ヒッチコックが関わったとされる作品で、すでに消失したと思われていた1924年の"The White Shadow"のフィルムの一部(全6巻のうち前半3巻)がニュージーランドで見つかった。この映画でヒッチコックは、助監督、美術、編集、脚本でクレジットされており、いまのところ現存するヒッチコック関連作のうち最初期のものとなりそうだ。

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見つかったフィルムは映写技師、フィルム・コレクターであるジャック・ムルタなる人物が所蔵していたもので、彼の死後、1989年に家族の手によって同機関へと寄贈されたものの、詳細のわからないフィルムとして分類され、長らく陽の目を見ることなかった。

本作は非常に雰囲気を大事に描いた英国製メロ・ドラマ。ベティ・コンプソンが双子の姉妹を演じており、片や天使のように心やさしく、片や悪魔のように冷徹な演技を披露している。

製作当時、ヒッチコックは24歳だった。この翌年には『快楽の園(The Pleasure a Garden)』で監督デビューを果たしており、本作は映画一本を丸々背負って立つにふさわしい自信と信頼を勝ち得た頃の、貴重な映像資料ということになる。ちなみに8月はヒッチコックの誕生月でもあり、生誕112周年目にあたり、関係者は彼の霊前に嬉しい報告ができそうだ。

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『北北西』も『サイコ』も好きですが、ヒッチコックの中ではこの『海外特派員』がいちばん好きです。

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