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2011/08/09

ロンドン暴動

メディア王を窮地に立たせたタブロイド紙盗聴問題や世界同時株安などを隅に追いやり、現在、イギリスではロンドンを震源とした大規模な暴動騒ぎが連日のニュースのトップ項目を飾っている。単なる平和的なストライキではなく、投石、略奪、放火にまで発展しているこの非常事態。キャメロン首相も休暇を切り上げて官邸入りすることを決めている。

Londonriots
すべては、4日にロンドン北部トッテナムにてひとりの黒人男性が警官に呼び止められ、その後、射殺されたことにはじまる。人々はこのことに抗議する意味で集結したはずだったが、一部の若者たちがこれに便乗して騒ぎを拡大させているようだ。イギリスでは以前よりキャメロン政権による学費値上げ問題で学生たちが反旗を翻していた経緯もある。政権交代を経て財政引き締め、弱者切り捨てなど、様々な要因が絡まりあって複雑さを増しているイギリス。それらの禍根が今回の射殺事件をきっかけに一気に噴出した形となっているようだ。

もちろんこの騒ぎはエンタテインメント業界にも大きな影響を及ぼしている。なにしろ有名劇場が軒を連ねるウェスト・エンド付近でも店舗が略奪されたりしているというのだから、もはやロンドン全土のミュージカル、演劇、映画、コンサート小屋など、十分すぎるほどの警戒態勢を取らざるを得ない。

いまのところ一時休業などに追い込まれた例は報告されていないが、観客の身の安全を預かる側として予断を許さない状況が続いていることは確かだ。

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