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2011/08/12

ガーフィールドのブロードウェイ・デビュー

Deadline Hollywoodによると、来年公開の『アメージング・スパイダーマン』で新たなピーター・パーカー=スパイダーマンを演じるアンドリュー・ガーフィールドが、3月に幕開けする舞台「セールスマンの死」でブロードウェイ・デビューすることが決まったそうだ。

いやいや、アーサー・ミラーによるこのピューリツァー賞受賞の名作戯曲でガーフィールドが演じるのは主役ではない。60代で人生のすべてに疲れ、過去の幻影に憑りつかれつつも、全米を旅して営業活動を続けるタイトル・ロール(サラリーマン)には名優フィリップ・シーモア・ホフマン。

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一時期は新「スパイダーマン」における敵キャラ就任もウワサされたホフマンが(というようより、彼ほどの役者になると、どんなキャスティングにおいてもとりあえず名前が挙がるわけだが)、『アメージング・スパイダーマン』の公開と同じ2012年、全く別の領域にてガーフィールドと共演を果たすことになる!

…と熱くなりすぎて(天候のせいもあるのだが)ガーフィールドの役名を忘れてしまった。ええと・・・主人公の、息子の、ビフですね。父の過度な期待に応えられず、低迷した青年期を送る長男役とのこと。ともあれ、シーン撮影で細切れ分割される映画現場に比べて演劇は共演者どうしの長丁場に渡る濃厚な空気によって成り立つもの。ホフマンほどの名優と間近で対峙できることは今後のガーフィールドにとっての大きな糧となることだろう。

1949年にエリア・カザン演出、リー・J・コッブ主演により初演を迎えた本作は当時のアメリカが抱えた家族や社会の問題を色濃く投影した傑作として観客&批評家の大絶賛を浴びロングランを記録。その後もダスティン・ホフマンやブライアン・デネヒーらを主演に迎え幾度にも渡って再演を繰り返している。

なお、この今回の演出を務めるのは映画、舞台ともに大ベテランとして名声を誇るマイク・ニコルズ。長いキャリアを持つ彼が現代演劇の教科書とも言える本作をどう味付けするのかにも興味が募る。そしてプロデューサーには映画界でもお馴染み、スコット・ルーディン。『ソーシャル・ネットワーク』をきっかけに結ばれたルーディン&ガーフィールドの縁がここでも発揮されることになりそうだ。

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