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2011/09/29

【NEWS】3D眼鏡をめぐる激戦

3d3D眼鏡をめぐって米ソニー・ピクチャーズと劇場チェーンの激しい舌戦がはじまった。

アメリカでは現在、RealD社の使い捨て3D眼鏡に関してスタジオ側がその料金を負担しているが、このビジネス形態に異を唱えたのがソニーだった。同社はこのたび来年の5月よりこの料金を負担しないことを宣言。これは今後その3D眼鏡料金を観客か、あるいは劇場側が負担することを意味する。観客にとっては3D上映の特別料金を支払った上に、さらに3D眼鏡料金を支払う可能性が浮上してくるわけだが・・・

あれれ、これって今現在の日本ではとうに当たり前のことですよね。

どうやらこのシステムはイギリス、オーストラリア、イタリア、スペインなどでもすでに根付いており、だからこそ米スタジオはこの不況期、自国での「眼鏡無料」慣習を撤廃してしまいたい思惑があるようだ。その口火を切ったのがソニー・ピクチャーズということになる。

Reald しかし劇場オーナーたちも黙ってはいない。3D上映システムを導入するのに多額の設備投資させておきながら、時期が来たから眼鏡負担も打ち切るという横暴は断じて許さないと反撃姿勢を強めている。

ちなみに米スタジオによる3D眼鏡料金負担の終了の試みはこれが初めてではない。以前、20世紀フォックスが一度トライしたことがあったのだが、このときは劇場側の激しい反発を食らい、あえなく断念したのだとか。

果たして今回のソニーの試みはどのような結果を生むのだろうか。このままいくと、ソニーが抱える2012年の大注目3D作『アメージング・スパイダーマン』と『メン・イン・ブラック3』はこの新料金スタイルのもとでの公開となる。

なお、このニュースが最初に報じられた火曜から現在に至るまでにRealDの株価は15パーセントほど下降している。この問題、業界全体を巻き込んで今後ますます発展していきそうだ。

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