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2011/09/13

【興行】観客数6人の新作映画

Creature興行成績はTOP10だけが主役ではない。下層にも下層なりのドラマがある。たとえば先週末に公開されたアダム・サンドラー製作・脚本による"Bucky Larson: Born to Be a Star"(スティーヴン・ド―フ、クリスティーナ・リッチらが出演)は見るも無残な撃沈を遂げたが、世の中には更に上(下?)を行く映画があった。ルイジアナの沼地から現われしバケモノが阿鼻叫喚を巻き起こす低予算パニック・ムービー"Creature"がそれである。

金曜に封切られた本作は1500館に及ぶ公開規模にも関わらず、金曜~日曜における1館あたりのアベレージ興収はたったの217ドル。これは1500館以上で公開された映画のオープニング週末興収としては史上最低にあたり、単純計算では1回の上映につき観客数が6人以下・・・ということになるらしい。

米ハリウッド・リポーター誌によると、本作には「スティーヴン・スピルバーグを発見した男」(*)として知られるシド・シャインバーグがプロデューサーとして名を連ねているそう。76歳になる氏は、これを製作したのはいいが、その後まったく配給を得ることができず、遂には自分の会社による自主配給を決断したのだそう。よってTVや有名誌といったマス・メディアに向けた宣伝広告は一切行わず、ウェヴを使ったキャンペーンにのみ精力を集中させていたんだとか。

ではそんな映画"Creature"の予告をご覧いただこう。

ここまでやられると逆に面白そうに思えてしまう人もいるかもしれない。筆者も同じだ。

かくも人間とは、いろんな意味で、本当に弱い生き物だ。

*ユニバーサル重役だったシド・シャインバーグは、スピルバーグの最初期の短編『アンブリン』でその非凡な才能を見抜き、当時まだ学生だった彼と7年契約を結んだことで知られる。

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