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2011/10/11

【NEWS】NY映画祭、謎の特別上映はこの映画

Hugo_scorsese_300 第49回ニューヨーク映画祭において数日前に緊急追加発表された覆面作品があった。何が上映されるかは当日その場で発表されるというサプライズ企画である。ただし事前には「どうやら巨匠級の監督による最新作らしい」というウワサも広がっていた。

「巨匠といえば、アレだろう」「うん、イーストウッドの"J.Edgar"に違いない」という憶測が徐々に広がりつつあったのだが、いざベールを上げてみると、巨匠は巨匠でもイーストウッドとは違う方の巨匠、すなわちマーティン・スコセッシ。彼による3Dファンタジー"Hugo"が“未完成”の状態で上映されたそうだ。

アメリカでは11月23日公開の本作は現在、仕上げ作業の真っただ中。本映画祭でこのようなwork-in-progressの作品が観客の眼前に提示されるのは、1991年の『美女と野獣』以来のこと。上映時にはスタンディング・オベーションに包まれながらマーティン・スコセッシ監督が壇上に上がり、色味やサウンド、VFXなどの面でもう少し作業が残されていることを観客に説明した。

"Hugo"は1930年代のパリを舞台に、父を失い今では広大な駅構内に暮らす少年が、ふとした偶然によって知り合った少女の力を借りながら、とあるカラクリ人形に秘められた謎を解き明かしていく物語。筆者も原作「ユゴーの不思議な発明」を紐解いてみたことがあるのだが、そこには初期の映画史を代表する名高い映画監督が重要な役どころでフィーチャーされており、なるほど児童ファンタジーの姿を借りながらも、スコセッシが精力的に活動を続けてきた「古典作品のアーカイブ運動」の一端をも担う作品であることが充分に伺えた。

また、原作本の多くがイラストレーションで構成されていることからも分かるように、この物語自体がとてもビジュアルを大事にしており、とりわけ駅構内の鍵穴のような1点から広大なパリ市内を覗き見たときの視覚効果は、まさに3Dで表現するにふさわしいものだ。

主演の少年と少女役にはアサ・バターフィールドとクロエ・モレッツ。そのほかジュード・ロウ、ベン・キングスレイ、サシャ・バロン・コーエン、レイ・ウィンストン、エミリー・モティマー、クリストファー・リー、そして我らがJ.D.(あえて名前は挙げません)もプロデュースのみならず出演も果たしている。

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