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2011/10/26

【NEWS】グレース・ケリーの奮闘を描く"Grace Of Monaco"始動

昨年は『英国王のスピーチ』でジョージ6世の人生にスポットが当たり、今年はミシェル・ウィリアムズがマリリン・モンローに扮する"My Week with Marilyn"(モンローが映画撮影のために滞在した英国での知られざる日々を描く)に注目が集まっているという。年末にはメリル・ストリープがマーガレット・サッチャー元英国首相を演じる"The Iron Lady"が封切られるなど、何かと“実在の人物”への関心が高まる今日この頃。果たして、次に映画が招聘する歴史上の偉人とは誰だろうか?

Grace 今回のニュースはその答えを導く手掛かりとなるかもしれない。というのも、アラッシュ・アメルが執筆し話題となっていた脚本"Grace Of Monaco"をプロデューサーのピエランジュ・ル・ポギャムが獲得し、本作が正式に映画化に向けて動き出したのだ。

本作はグレース・ケリーの伝記と言うわけではなく、この大女優がモナコ公国の公妃となってまだ間もない1962年、ふいに国を襲った政情の危機に立ち向かっていく姿を描く。

『ダイヤルMを廻せ!』や『喝采』などで名高いグレース・ケリーは、カンヌ映画祭でモナコ大公レーニエ3世と知り合い、彼のプロポーズを受ける形でモナコ公妃となる人生を選択。そのあまりにも華麗な転身劇は世界中で話題となった。

が、すぐさま試練は訪れる。当時、この小国がタックス・ヘイヴンとして経済的に潤っていくのとは裏腹に、隣国フランスとの間には幾つもの軋轢が重なり、当時のシャルル・ド・ゴール仏大統領はついにモナコとの協定を破棄する可能性を示唆する。

多くのインフラをフランスに頼っていたモナコではこれをきっかけに大きな混乱に包まれたが、猶予期間6か月のうちに内政、外政ともに様々な交渉が地道に続けられ、結果的にはこの年は、モナコの新憲法が制定されるなどの歴史的ターニングポイントとなるに至った。

この脚本の中身を知る人によると、何やら『英国王のスピーチ』を彷彿とさせる香りが漂っているとか。もしや女優から転身して間もない当時33歳のグレースが真の妃として成長していく姿が、あの苦難を克服し国を束ねたジョージ6世の姿と重なっていたりもするのだろうか。

ちなみに、この映画では描かれないだろうが、この20年後の9月13日、グレース・ケリーは愛車を運転中にガードレールに激突し、そのまま帰らぬ人となった。この訃報は世界中をかけめぐり、人々は驚きと共に大きな悲しみに包まれた。

さて、この"Grace of Monaco"、これから監督探しと、あと肝心なグレース・ケリー役女優のキャスティングがはじまっていく。はたしてどのような作品に仕上がるのだろうか。誰がグレース役ならば観客は納得するだろうか。続報を待ちたい。

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