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2011/10/26

【NEWS】注目監督の新作にブラッド・ピット出演決定

Mcqueen 現在、アカデミー賞シーズンに向けて徐々に評判を高めている作品に英国人監督スティーヴ・マクイーンが撮った"Shame"がある。セックス依存症に陥った男の夜の彷徨いをアーティスティックに描き出した作品として、今年のヴェネツィア国際映画祭では主演のマイケル・ファスベンダーが男優賞を受賞している。

そもそもこのマクイーン監督、本国ではターナー賞を受賞するなどのアート系の活動から頭角を現しはじめ、その後、多くのIRAの囚人たちを収容したメイズ刑務所でのハンガーストライキを描いた長編 "Hunger"(2008)で映画デビュー。これがカンヌ映画祭カメラドールを受賞するなどの賞賛を集め、いまや英国映画史における重要作品として位置づけられるに至っている。

Brad そんな彼が次回作として温めている作品が"Twelve Years A Slave"。これまで資金面などでなかなか新作が決まらなかったマクイーンが、今回はブラッド・ピット率いるプランBという後ろ盾を得て、つい先日のニュースでは"Hunger"、"Shame"に続いてマイケル・ファスベンダーの出演も決定。さらに今日届いたニュースでは製作を担うブラッド・ピットの出演も決定したとのこと。役柄の詳細は分かっていないが、テレンス・マリック監督の『ツリー・オブ・ライフ』に続いて、ブラピ自らの出演が世界の名匠を広く紹介する機会に一役買うことになりそうだ。

英国の黒人俳優キウェテル・イジョフォーが主演する本作は、19世紀中葉のニューヨーク、ひとりの妻子供のある黒人男性ソロモン・ノーサップが突如拉致され、ルイジアナで12年物奴隷生活を余儀なくされる物語。彼はとても高い教養と、冷静な思考、不屈の精神を身につけており、やがて自らの力でこの不正を法廷に訴え、再び自由を勝ち取っていく。また彼のしたためた自伝では過酷な状況に身を置いた同胞たちの暮らしぶりが克明に綴られ、今なおブラックカルチャーの精神的な礎を伝える重要な一冊と言われている。

一見、『アミスタッド』のような感動巨編にも仕立て上げられそうなこの題材に、あえてマクイーンのアーティスティックな手腕を持ちこむという方向性が興味深い。はたしてどのような作品になるのだろうか。

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