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2012/01/28

【NEWS】ダニー・ボイル、オリンピック開会式について語る

Boyle  今年の7月27日より開催されるロンドン・オリンピック。そのオープニング・セレモニーで芸術監督を務めるダニー・ボイル(『トレインスポッティング』『スラムドッグ・ミリオネア』)とエグゼクティブ・ディレクターのスティーヴン・ダルドリー(『リトル・ダンサー』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』)が揃って今回の趣向について語っている。

ボイルによると、彼が手掛けるショーのテーマは"Isles of Wonder(不思議の島)"。これはブリテン島そのものを表したもので、このアイディア自体はシェイクスピアの「テンペスト」に着想を得たものだとか。これまでの開会式の例に漏れず、今回も開催国の紹介も兼ねて、国内に溢れる数多くの“ワンダー”を力の限り祝福する趣向となるようだ。

始まりを告げるのは、スタジアムに設置された27トンに及ぶ巨大な鐘の音。ビッグ・ベンの鐘を手掛けたホワイトチャペル社が特別に鋳造するこの鐘には、「テンペスト」の中で怪物キャリバンが口にする"Be not afeard; the isle is full of noises(恐れるでない。この島はいろんな音で一杯なのだ)"というセリフが刻まれるそうだ。なるほど、その音=noisesこそがこの国の愛すべき構成要素ということか。

London_2 ダルドリーもこのセレモニーを「いったい我々が何者なのかをめぐり過去から未来までを貫く旅」のような内容になると語り、"Isles of Wonder"というタイトルについても「豊饒な歴史、多様性、数ある発明、ウィット、創造性を祝福するのに打ってつけのもの」と語っている。

参加するエキストラは2万人に昇り、そのうち900人は地元の学校に通う子どもたち。そしてどういうわけか看護師たちも重要な役どころとして登場するらしい。これは英国独自のユニークな側面として健康保険制度(National Health Service)をフィーチャーするためのもので、もしかするとダニー・ボイルらしいちょっとしたユーモアも兼ねての演出ということになるのかもしれない。

ちなみに今回の開閉会式にかける予算は8100万ポンド(1億2580万ドル)。当初の予定の2倍にまで膨れ上がったこの数字について、製作陣は「それでも過去2回のオリンピックに比べると極めて安上がりだ」と強調している。

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