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2012/02/09

【NEWS】映画メリー・ポピンズの誕生秘話に迫る

DEADLINEによると、名作映画『メリー・ポピンズ』の誕生にまつわる裏話を綴った脚本の権利を他ならぬディズニーが取得しようとしているようだ。これはケリー・マーセルという脚本家が執筆した"Saving Mr. Banks"というタイトルの作品で、2011年にはブラックリスト(スタジオ重鎮が選ぶ未製作の優秀脚本)入りも果たしている。

この脚本はウォルト・ディズニーが「メアリー・ポピンズ」の映画化をめぐって、なかなか首を縦に振らないオーストラリア生まれの女性小説家P.L.トラヴァースを地道に説得していく過程を描くと同時に、彼女がこの有名小説にどのような想いを詰め込んだのかという内なる秘密にも触れている。とくに脚本のタイトルにもある厳格なお父さん"Mr.Bank"のモデルはトラヴァースのお父上と言われており、原作中でも実際の父娘の関係性が少なからず反映されているという。その父もトラヴァースが7歳の時に他界している。

これらの大切な想いもあってか、『メリー・ポピンズ』の映画製作は難航を極めた。そして大絶賛を浴びた完成版を目にしたトラヴァースは自分の意志にまるでそぐわないその作りにショックのあまり涙すら流したと言われる。彼女はシャーマン兄弟による楽曲群に嫌悪感をあらわにし、それにポピンズらが絵の中に飛びこみ実写とアニメーションが融合するシークエンスが大嫌いだったとのこと。加えて原作では少々ドギツイところのあるポピンズが映画版では誰からも好かれる明るく朗らかなキャラで描かれていたことも不満だったようだ。これらのことも相俟って、これ以降、数ある「ポピンズ」シリーズ続編の映画化にはついぞお許しが出なかった。

『英国王のスピーチ』といい『マリリン 7日間の恋』といい、現在企画中のグレース・ケリーについての映画など、なにかと実在した人物の秘話に注目が集まっている映画界。我々の伺い知らなかったこれらの内幕がどのように明かされていくのか、映画の着工、そして完成が楽しみでならない。あ、その前にまずは脚本売買が無事に成就することを祈るばかりだ。

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