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2012/02/19

【NEWS】ベルリン映画祭最高賞はこの作品に

2月9日より開催されてきた第62回ベルリン映画祭が最終日を迎え、今年の金熊賞(最高賞)には18本のエントリーの中からイタリアが誇るヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ兄弟の"Ceasar Must Die"が輝いた。

Caesar
同作はローマにあるレビッビア刑務所で暮らす実際の受刑者たちにカメラを向けたドキュ・ドラマ。彼らが更生のためにシェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」に取り組みリハーサルを重ねる様子を綴る。ほとんどのキャストが受刑者ということもあり、シェイクスピア悲劇を通じて彼らの人生が滲みでていたことが高評価に繋がった。

Berlinタヴィアーニ兄弟は兄ヴィットリオが82歳、パオロが80歳。1977年には『父/パードレ・パドローネ』でカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)を受賞している。

ベルリン映画祭の賞の名称は独特で、金熊賞の次点にあたる審査員大賞から監督賞、女優賞、男優賞、芸術貢献賞、脚本賞に至るまで、主要賞のほぼ全てに“銀熊賞”という名前が付く。

この例にならうと今年の銀熊賞‐審査員グランプリには差別と暴力にさらされるロマの姿を描いたハンガリー映画"Just the Wind"が受賞。銀熊賞‐監督賞にはドイツ映画"Barbara"のクリスティアン・ペツォルド、銀熊賞‐女優賞には"War Witch"のレイチェル・ルワンザ、銀熊賞‐男優賞にはデンマーク映画"A Royal Affair"のミッケル・ボー・フォルスガードが輝いた。

なお、長編コンペ部門の審査にあたったのは、委員長マイク・リーを筆頭に、俳優のジェイク・ギレンホール、シャルロット・ゲンズブール、バーバラ・スコワ、映画監督フランソワ・オゾン、アスガー・ファルハディ、アントン・コービン、脚本家ボウアレム・サンザルといった面々。

そのほか、今年は短編コンペティション部門で和田淳監督のアニメーション作品『グレート・ラビット』が審査員賞‐銀熊賞、フォーラム部門に出品されたヤン・ヨンヒ監督による日本映画『かぞくのくに』がCICAE賞、青少年が審査にあたる部門では今泉かおり監督の『聴こえてる、ふりをしただけ』、平林勇監督の『663114』が受賞を果たすなど日本人の活躍も際立っていた。

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