【NEWS】暗号解読スペシャリストの伝記映画に、この監督が交渉入り
ワーナー・ブラザーズが肝入りで進める新作企画"The Imitation Game"の監督として、『アリス・クリードの失踪』の一寸先の展開の全く読めない緊張感あふれる演出で高い評価を受けたJ.ブレイクソンが交渉入りしているとVarietyが伝えている。
本作は著名なイギリス人数学者であり、第二次大戦中にはドイツ軍の暗号“エニグマ”を解読すべく大きな功績を残したアラン・チューリングの人生に迫った物語。彼の研究成果は現代のコンピューター開発に繋がる礎を築いたものとして大きく讃えられる一方、その人生は波乱続きだったと言われる。当時の英国では犯罪とみなされた同性愛が発覚し、苦境に立たされることも。最期には青酸カリによって自殺を遂げている。
多くの人々はその死後、はじめてチューリングの偉大な業績を知った。2009年には、数十年前の出来事とはいえ、当時の酷い仕打ちに対して後のブラウン首相が国会で謝罪したこともあった。
グレアム・ムーアが脚本を手掛ける本作は、ワーナーブラザーズがその権利を獲得した直後からロン・ハワードやデヴィッド・イェーツらを惹きつけ、その後、レイフ・ファインズ、ブライアン・シンガーなどの名前も監督候補に挙がってきた。また主人公アラン・チューリング役にはレオナルド・ディカプリオが興味を示しているとも言われる。果たしてバズ・ラーマン版『グレート・ギャッツビー』、タランティーノ監督作"Django Unchained"、マーティン・スコセッシ監督作"The Wolf of Wall Street"に続くレオの出演作となるのかどうか。事態の推移を見守りたいところだ。
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