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2012/04/09

【興行】北米週末Ranking Apr.06-08

先.週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Apr.06-08 weekend 推計

01 The Hunger Games $33.5M
02 American Reunion $21.5M
03 Titanic 3D $17.4M
 
04 Wrath of the Titans
$15.0M
05 Mirror Mirror $11.0M
06 21 Jump Street $10.2M
07 Dr. Seuss' The Lorax $5.0M
08 Salmon Fishing in the Yemen
$0.975M
09 John Carter $0.82M
10 Safe House
$0.581M

Hunger ■"The Hunger Games"が3週目も軽々と首位を獲得した。金~日の興収は3350万ドル。先週末比43パーセント減という下げ止まりが働いており、女性にのみ人気だった『トワイライト』シリーズとの明確な違いが浮き彫りになっている。また累計興収は早くも3億ドルの大台を突破。現時点で『アバター』(7億6千万ドル)を頂点とする米歴代興収ランキングの第37位にまで達しており、2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン』が公開101日かけてようやく到達した興収ラインを僅か17日で越境したことになる。この先いったいどこまで数字を伸ばしてくるのだろうか。

この『ハンガーゲーム』をめぐってはすでに続編製作の下準備も始まっている。『スラムドッグ・ミリオネア』や『127時間』で知られるサイモン・ビューフォイが脚本を手掛けるほか、主演のジェニファー・ローレンスをはじめとするキャスト陣も再集結。監督のゲイリー・ロスに関しては一部で「続投なし」との報道も駆け巡ったが、実際は「まだ結論は出ていない」というのが真相のようだ。update:ゲイリー・ロスの続投はなくなりました。

Reunion ■さて、今週も王者『ハンガーゲーム』を倒せとばかりに果敢な挑戦者が現れた(結果的に敗北を喫したが)。その挑戦者たちを見ていこう。

■まず新作組の急先鋒となったのは『アメリカン・パイ』シリーズの久々の新作"American Reunion"だ。もちろんのことレーティングは「R指定」。金~日のオープニング興収は2150万ドル。これは1999年の『アメリカン・パイ』第1作目をやや上回る数字だ。この第1作目は公開後徐々に人気を拡大させ、最終的には1億ドルの大台を突破している。"Reunion"もその流れに連なることができるだろうか。

なお、"Reunion"初日の観客層は61パーセントが25歳以上。男女比では1パーセントだけ男性が上回った。

Titanic■3位に初登場したのは『タイタニック3D』。ただし本作は通常の金曜日公開を避けて「水曜日公開」の戦略を採っており、他作品の週末興収と単純比較するのは難しいかもしれない。1997年公開のオリジナル版に1800万ドルの3D加工を施し新たな衣でお目見えした今回の『3D版』だが、初日の劇場に終結した観客層を見ると、その51パーセントが25歳以下、60パーセントが女性客だったようだ。

■『タイタンの戦い』の続編『タイタンの逆襲』(Wrath of the Titans)は4位に落ち付いた。製作費1億5千万ドルの意欲作なわけだが、米興収は先週末に比べて55パーセントほどダウン。これは平均的な落ち方よりもやや下降が急勾配な印象だ。しかしながら本作は米興収に比べて海外興収のほうが順調との見方もある。米と海外を合わせると現在の世界興収(10日間)は1億3500万ドルほど。3Dであることも含め、どちらかというと米国内よりも海外セールスに照準を合わせるべきブランドなのかもしれない。

■逆に"Mirror Mirror"はやや下げ止まりが働き、先週末比39パーセント減。現在までの累計興収は3650万ドルほど。製作費は8500万ドルとのことなので、順調にペイしていければよいのだが。

■6位の"21 Jump Street"は公開4週目にして興収1億ドルを突破。製作費4200万ドルの作品ながら大きな成果を残したことになる。本作のヒットは主演のジョナ・ヒルとチャニング・テイタムの今後の出演作にも大きく関わってきそうだ。7位の"Dr.Seuss' The Lorax"は累計興収を2億ドル突破間近。製作費7千万ドル。

■伏兵"Salomon Fishing in the Yemen"は先週に比べて順位をワンランク上げてきた。ミニシアター系を中心に高い評価を受けている本作だけに今後どれだけ勢いを持続できるかにも注目があつまる。さて、ディズニーの"John Carter"は9位となった。公開5週目で興収は6800万ドル。何度も言うが、製作費は2億5000万ドル。本作の興行的失敗というかある意味“無謀さ”については然るべき検証が続けられていることだろうが、筆者個人の味方ではフォックスが『アバター』で成功を納めた後、どこの大手スタジオもそれに続けてばかりに大博打打って出るようなプロジェクトを浮上させ、『ジョン・カーター』もその流れの一環だったのだと思われる。ユニバーサルがもうじきリリースする『バトルシップ』もそのひとつ。こちらはどうか失敗せずに打ち上げられますように。

■トップ10圏外ではインドネシアから世界に放たれたアクション映画"The Raid"が公開3週目にして12位にまで浮上してきている。世界の映画祭で人気と認知度を獲得してきた本作だが、来週以降さらに劇場数を増やしてくる模様だ。リメイク企画もあるそうで、今後の動向にも気をつけておいた方がよさそうだ。

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