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2012/04/13

【NEWS】メル・ギブソンの新作、棚上げに

映画監督として『ブレイブハート』『パッション』『アポカリプス』というハイクオリティの作品を世に送り出したことでも定評のあるメル・ギブソン。しかし私生活はしっちゃかめっちゃかで、2008年以降、反ユダヤ的な発言を口走りユダヤ人団体の怒りを買ったり、DV疑惑が浮上したり。やがてすっかり映画オファーもこなくなり、でもこういう劣勢のときこそ攻勢に打って出ようと、彼はワーナーブラザーズのもとで"The Maccabees"という作品を企画中だった。古代ユダヤの英雄ユダ・マカビーの物語である。

*ユダ・マカビーについてはこちらの過去記事をご覧ください。

しかしながら、このたびワーナーブラザーズは『氷の微笑』などで知られるジョー・エスターハスによる脚本の完成度の未熟さを指摘し、本作の製作を棚上げすることを発表した。

ここで終わればよかったのだが、今度はエスタハース側が9ページも渡る怒りの書簡をギブソン側に送りつけ、その中で「すべてアンタが“アンチ・ユダヤ”であることが原因だ!」と糾弾。文中にはこの映画の企画途中でエスタハースが目にした数々のメルの常軌を逸した行動などが取りざたされている。

またこれに負けじとメル・ギブソンも反論の手紙を送りつけた。曰く、「ワーナーと私は、君の書いた脚本の草稿にほんとうに失望させられたんだ」「仮に私が君の糾弾するような内容の人間であったなら、速やかにこの仕事から手を引けばよかったじゃないか」「私は長らくこの映画が作りたいと強く望んできた。これからもその姿勢は変わらない。ただし君の脚本は抜きで」「この先、君と交流する機会は二度とないだろう。」

大人たちの泥仕合である。ひょんなことで紀元前160年の太古から騒動に巻き込まれた英雄マカビーも、たいそう迷惑していることだろう。

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