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2012/04/16

【興行】北米週末Ranking Apr13-15

先.週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Apr.13-15 weekend 推計

01 The Hunger Games $21.5M
02 The Three Stooges $17.1M
03 The Cabin in the Woods $14.8M

04 Titanic 3D
$11.6M
05 American Reunion $10.7M
06 Mirror Mirror $7.0M
07 Wrath of the Titans $6.9M
08 21 Jump Street
$6.8M
09 Lockout $6.25M
10 Dr. Seuss' The Lorax
$3.0M

Hunger■変則的ではあるが、まずは全米TOP10ではなく、ついに劇場公開が始まった『バトルシップ』の興行成績から。本作はアメリカ公開(5月18日)に先行して世界24カ国で封切られるという“外堀り”作戦を取っており、現在までの世界興収は5800万ドルほど。北朝鮮からのミサイル発射に揺れた韓国では、その時勢を反映してか“続編モノではない映画”として歴代最高の初日興収をマークしている。

同作は製作費2億ドルに加えマーケティング費を加えると2億5千万ドルを超えると言われており、この巨額の投資から果たして利益が生み出せるか否かにも注目が集まっている。主演は『ジョン・カーター』のテイラー・キッシュ。

■それではいつものように全米興収ランキングを見ていこう。"The Hunger Games"がまたしても首位をキープ。4週連続の1位獲得は2010年の『アバター』以来のこと。現在までの米国内興収は3億3710万ドル、世界興収は5億3110万ドル。その割合から見ても海外に比べて米国内での人気が圧倒的(64パーセント)であることに気づかされる。製作費は7800万ドル。

なお、『ハンガーゲーム』をめぐっては既に続編製作が今夏撮影入りに向けて起動中であり、1作目のゲイリー・ロス監督の降板を受けて、ライオンズゲートによる急ピッチの監督探しが行われている。LAタイムズの情報によれば、スタジオ関係者が明かした複数人からなる候補者リストの中にはデヴィッド・クローネンバーグ、アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥといった一筋縄ではいかないビッグネームも含まれている模様。

Stooges ■さて今週、果敢に首位獲得に挑んだ作品の急先鋒となったのは"The Three Stooges"だった。これは「3ばか大将」の名前で知られる往年の人気コメディシリーズを、『メリーに首ったけ』などで知られるファレリー兄弟が再びスクリーンに召還した新作だ。初日の観客層は18歳以下が30パーセント、男性客が6割という結果に。製作費は3500万ドル。

■3位には"The Cabin in the Woods"が初登場。今年『アベンジャーズ』を世に放つジョシュ・ウェドン監督が共同脚本を務めたことでも話題のホラーだ。出演はクリス・へムズワース、クリステン・コノリー、リチャード・ジェンキンスら。男性客が57パーセント、25歳以上が65パーセントを占める。製作費は4500万ドル。この作品をめぐっては酷評する人と絶賛する人とがせめぎ合っているような状況。興行的に見ると初日の金曜から土曜日にかけて3パーセント近く興収がアップしており、何らかの口コミ効果が読みとれる。

■『タイタニック3D』は4位にランクダウン。しかしながら世界的に見るとこれが堅実なヒット中で、公開2週で世界興収1億9000万ドル。とりわけ中国では高い動員数を獲得しているのだとか(ちなみに中国では例のケイト・ウィンスレットのヌードシーンは「あまりにリアルで、みんなが手で触れようとする可能性がある」とのことで検閲に引っ掛かり、カットとなっている)

■5位の"American Reunion"は先週比50パーセントダウン(可もなく不可もなくといった感じか)。製作費5000万ドルのところ、現在までの累計興収は4000万ドルほど。ターセム・シン監督による「白雪姫」ムービー"Mirror Mirror"は興収5000万ドルほど。製作費は8500万ドル。タイタンの逆襲』(Wrath of the Titans)は7位に。こちらは製作費1億5000万ドルのところ7000万ドルを越えたあたり。"21 Jump Street"は製作費4000万ドルほどながら、累計興収は1億2000万ドルに達している。

■リュック・ベッソン製作のSFアクション"Lockout"は9位デビューとなった。オープニング3日間の興収は625万ドル。最近のベッソン・プロデュース作"Colombiana"や『パリより愛をこめて』や『トランスポーター3』といった作品(いずれもオープニング興収1000万ドル前後)よりも低い数字となっている。主演はガイ・ピアースとマギー・グレイス。65パーセントが男性客で、25歳以上と以下とではちょうど半々に分かれている模様。製作費は2000万ドル。

■トップ10圏外では15位にワインスタイン・カンパニー配給作"Bully"が仕切り直しで再デビュー。というのも、こちらの記事でお伝えしたように、このたび再編集版が新たなレーティング「PG-13」を獲得したことで、より多くの劇場で、幅広い年齢層の観客の観賞が可能となったのだ。現在のところ全米158館での上映となっている。

■また、さらに下位では今年のアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたカナダ・ケベック州(つまりフランス語)の映画"Monsieur Lazhar"が全米19館で封切られている。とある悲劇を体験した小学校のクラスに、新たな代理教師がやってくる。彼の名はラザール。懸命に子供たちに真向かおうとする彼だったが、実は彼もまたとてつもない悲劇を越えてこのカナダへやってきた人だった―。1館あたりのアベレージ興収6300ドル越えとなかなかの堅実な数字。この作品は『ぼくたちのムッシュ・ラザール』というタイトルで今夏日本公開となる。このところ筆者のおススメ映画として掲げている作品です。

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