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2012/05/06

【NEWS】バロン・コーエン、BBCの対応に噛みつく

Sacha 『ボラット』や『ブルーノ』といった過激な作品で知られるイギリスのコメディアン、サシャ・バロン・コーエンがまたも騒ぎを起こしている。

目下、自身の出演する最新作『ディクテーター』(恐れ多くもチャップリンのあの名作『独裁者』と同じタイトル)のPRのためにあらゆる手段を駆使して媒体露出を試みている彼は、二月末のアカデミー賞授賞式でもレッドカーペットに本編キャラの“アラディーン将軍”の扮装で登場し、レポーターのライアン・シークレストに「これはキム・ジョンイルの遺灰なるぞ」と言って壺の中の粉を大量に降りかけるという大騒動を巻き起こしたばかり。

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各メディアはこれを荒唐無稽の爆笑記事として取り上げるも、いざ自分の媒体が矛先にされたなら如何なる対処でもってこれを対応すべきか戦々恐々としているのも事実だ。

そんな矢先、「バロン・コーエンがBBCから出入り禁止を食らった」とのウワサが広がり、当のBBC側が「それは誇張が過ぎる」と事情説明を行う事態となっている。

Dictator_2曰く、バロン・コーエンは自身の映画をPRするためにBBCの各トーク番組にアラディーン将軍というキャラでの出演を求めていたが、BBC側はこの要請に対し「キャラではなくサシャ・バロン・コーエン本人としての出演が好ましい」と返答したとのこと。

これにアラディーン将軍は過激にやり返した。(あくまでサシャではなく)将軍は代理人を通じて「私は国家主導による検閲制度に対して大きな敬意を示す者ではあるが、BBCが私(アラディーン将軍)をその卑しいチャンネルにおいて出演禁止に処しようなどとは腹立たしい。か弱くも老いたる私に対して彼らはなぜここまでするのか?」との声明を発表。

BBC側は「出演禁止ではありません」とし、「我々のトーク番組は、ゲストとホストが自然な冗談の応酬を繰り広げるもので、キャラでの出演は叶わないと申し上げているだけです。我々はサシャ本人として出演して頂きたいのです」と回答している。

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『ディクテイター』は独裁政権をネタにした風刺的コメディ。「とある独裁者が好んで抑圧する国家に決して民主主義が根付くことがないことを身をもって証明しようとする映画」とされているが、もうちょっと具体的に言葉を尽くすと、「自由の国アメリカで身元不明になった将軍に最大の試練、そして恋が襲いかかる」といった内容らしい。サシャと『ボラット』や『ブルーノ』でコラボしてきたラリー・チャールズが三たび監督を務める。

日本では『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』という邦題で9月7日より全国公開。

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毎度、無軌道な笑いと混沌を提供するサシャ・バロン・コーエンですが、他の英国コメディアン同様、彼もまたケンブリッジ大学卒の超エリートです。そもそも“道化”とはシェイクスピアの戯曲でもおなじみ、昔から王様を当意即妙な言葉の応酬で笑わせる貴重かつ伝統的な職業なのです。

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