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2012/05/10

【NEWS】ポランスキー新作は19世紀末のスパイ疑惑事件を描く

Polanski 『戦場のピアニスト』や『ゴーストライター』で知られるロマン・ポランスキー監督が、"Carnage"に続く次回作として"D"と銘打たれたポリティカル・サスペンスを手掛けることになった。これは19世紀末におこったドレイファス事件の顛末を追ったもの。

1894年、フランス陸軍における数少ないユダヤ人将校のひとりアルフレッド・ドレフュス大尉がドイツ側と内通しているという容疑をかけられ、軍法会議の結果、デビルズ島での無期懲役刑を言い渡される。しかし投獄後、ドレイファスは無実であると確信に至ったものが現れた。新たに情報部長に着任したピカール中佐である。

彼は真犯人を突き止め報告するも、逆に軍部は彼に濡れ衣を着せて脅し、ドリュファス事件に関する新事実の揉み消しが行われた。やがてその一連の不正疑惑は市民の間にも一気に波及し、やがては大きな抗議運動へと発展していく。結果的にドレフュスが釈放されたのは12年後の1906年だった。

Dreyfus ポランスキーは本作を単なる時代物としてではなく、スパイ・ストーリーとして描くことによって「マイノリティの迫害、安全保障上のパラノイア、秘密裏に行われる軍法会議、暴走をはじめる諜報機関、政府ぐるみの隠ぺい、加熱するメディアなどなど、現代世界との避けようのない関連性を指し示す」ことを目論見としているようだ。

『ゴーストライター』の原作&脚本を手掛けたロバート・ハリスが今回も薄暗さに湿り気をたたえた巧みな筆致で巨匠を支える。撮影は今年の年末までのうちにパリで開始される予定。

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