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2012/05/27

【カンヌ】「ある視点」部門ほか受賞結果

After_lucia カンヌ映画祭の最終日を目前に控え、「ある視点」部門の受賞結果が発表された。

ティム・ロス率いる同部門の公式審査員団は強豪揃いの20作品の中から各賞を選出。その最高賞に輝いたのはメキシコのミシェル・フランコ監督作"Despues de Lucia(After Lucia)"だった。同作はママを亡くした父娘が心機一転すべくメキシコシティに越してくるものの、娘は新たな高校生活の中で陰湿なイジメに逢ってしまう・・・という物語。

男優賞は該当者なし。女優賞は"Laurence Anyway"のスザンネ・クレメントと"A Perdre la Raison"のジョアキム・ラフォセのふたりが受賞。そのほか審査員特別賞には"Le Grand Soir"、スペシャル・メンション(Special Distinction)には"Children of Sarajevo"が輝いている。

Beasts 加えて、カンヌのような名高い映画祭では国際批評家連盟(FIPRESCI)も各部門に独自の評価采配を下すことになっている。同連盟が選んだ「ある視点」の最高賞は"Beasts of the Southern Wild"。すでにサンダンス映画祭でもドラマ部門の最高賞に輝いている本作は、米南部の河に囲まれた湿地に暮らす6歳の少女が、南極の氷の中から放出された妖獣や、故郷を襲った洪水、父の病などに直面する中、たったひとりで母親の行方を探そうとする物語。各紙のレビューでも多くが「こんな独創的でマジカルな作品は観たことがない」と絶賛している作品だ。

同批評家連盟は「コンペティション」部門で最も優れた作品として"In the Fog"を、「監督週間」部門の最優秀作として"Hold Back"を、それぞれ独自に選出している。

また、キリスト教系の審査員団が選出するエキュメニック賞というものも存在する。こちらの賞に輝いたのはコンペティション部門に出品されているトーマス・ヴィンターバーグ監督作"The Hunt"。そして前述の"Beasts of the Southern Wild"がスペシャル・メンションに輝いている。

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