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2012/06/11

【興行】北米週末TOP10 Jun.8-10

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Jun.08-10 weekend 推計

01 Madagascar 3 $60.3M
02 Prometheus $50.0M
03 Snow White and the Huntsman $23.0M

04 Men in Black 3 $13.5M
05 The Avengers $10.8M
06 The Best Exotic Marigold Hotel $3.2M
07 What to Expect When You're Expecting $2.7M
08 Battleship $2.3M
09 The Dictator $2.2M
10 Moonrise Kingdom $1.6M

■トップ2の興収がそれぞれ5千万ドルのラインを超えるというボックスオフィス大躍進の週末となった。首位12作品の興収合計は1億7200万ドルにのぼり、これは『スーパー8』がデビューした昨年同時期に比べて30パーセントの増量にあたる。

Madagascar3 ■そんな激動の週末を制したのは『マダガスカル3』。オープニング3日間興収6千万ドルは前作よりも僅かに下回る出来高だが、シリーズ物につきものの「2作目が最大ヒット、3作目はそれに及ばない」というジンクスから考えると上々の結果といえる。そもそも春から初夏にかけて『ハンガーゲーム』やら『アベンジャーズ』などの大人向けアクションが幅を利かせ続けていた米興行において、『マダガスカル』のような幼い子供客が純粋に楽しめる作品は実に久しぶりといった印象。どれだけ待ち望まれていたか想像に難くない。

観客層別に見ると、女性客が56パーセントとやや多く、25歳以下が54パーセントを占める。なお3Dスクリーンの興収に占める割合は45パーセントだった。制作費は1億4500万ドル。

・マダガスカル:OP週末4722万ドル/米累計1億9360万ドル
・マダガスカル2:6040万ドル/1億8000万ドル

Prometheus ■さて、今週の台風の目となり得たのは、巨匠リドリー・スコットが放つSF巨編『プロメテウス』だ。当初はスコットが世界的に注目されるきっかけとなった『エイリアン』の前日譚として着想を得ながらも、やがて「LOST」の脚本家デイモン・リンデロフらのアイディアを取り入れる中で、『エイリアン』シリーズ内に限定されない一本の独立したSFとしての可能性をたどり始めた本作。この微妙な歯に物が挟まったような立ち位置が観客の興味を誘ったのか、スコット卿の作品としては珍しくボックスオフィス大ヒットで幕を開けることとなった。

cf.スコット作品の米OP週末興収ランキング
1:ハンニバル(5800万ドル)、2:プロメテウス(5000万ドル)、3:アメリカン・ギャングスター(4356万ドル)、4:ロビンフッド(3600万ドル)、5:グラディエーター(3482万ドル)

cf.スコット作品の米累計興収ランキング
1:グラディエーター(1億8770万ドル)、2:ハンニバル(1億6500万ドル)、3:アメリカン・ギャングスター(1億3000万ドル)、4:ブラックホーク・ダウン(1億864万ドル)、5:ロビン・フッド(1億527万ドル)

観客層別に見ると、性別比では男性客が57パーセントとリード、年齢層は高めで25歳以上が64パーセント。R指定映画としても史上12位のデビュー興収となる。なお、3Dスクリーンの興収に占める割合は54パーセント。制作費は公表されていない。

Snow■先週首位デビューを飾ったスノーホワイト』は3位に。先週末に比べて若干急斜面とも思える59パーセント下落を経て、週末2日間の興収は2300万ドルとなった。累計興収は1億ドル突破目前。制作費は1億7千万ドル。

■『メン・イン・ブラック3』は4位。累計興収は1億3550万ドルに上る。ちなみに『メン・イン・ブラック』の米興収は2億5070万ドル、『メン・イン・ブラック2』では1億9042万ドルだった。制作費は2億3千万ドル。

■5位の『アベンジャーズ』は累計興収を5億7190万ドルとした。『ダークナイト』の米興収5億3334万ドルを超えて史上3位に到達した後、興行としての勢いはすでに失いかけているが、まだまだ6億ドルは突破できるとの見方も根強い。目指すは史上2位の『タイタニック』(6億5867万ドル)、そして『アバター』(7億6050万ドル)だ。

■『恋に落ちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督による”いぶし銀”オールスターキャストのイギリス映画The Best Exotic Marigold Hotel"は劇場数1300館ほどながら好調ぶりを維持している。現在までの米興収は3100万ドル。これを含めた世界興収は1億1320万ドル。英国では中高年を中心にセンセーションを吹き荒らした本作、まだまだ地道に数字を伸ばしてきそうだ。

ウェス・アンダーソン監督作"Moonrise Kingdom"は96館まで劇場数を増やし、いよいよトップ10圏内に食い込んできた。いまだに1館あたりのアベレージではトップをひた走っており、その額は16500ドルに上る。

■トップ10圏外では『ハンガーゲーム』は公開12週目にして米興収がまだ地道に伸び続けており、いつの間にか4億ドルの大台を突破。現在のところ歴代ランキング14位につけている。制作費は7800万ドル。

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