【NEWS】ハンス・ジマーが新生スーパーマンのスコアを作曲
Varietyによるとクリストファー・ノーラン版「バットマン」3部作で音楽を担当したハンス・ジマーが、ノーラン製作の新生「スーパーマン」こと"Man of Steel"の音楽も手掛けることになりそうだ。この映画の監督を手掛けるザック・スナイダーは過去の『300』、『ウォッチメン』、『ガフールの伝説』、『エンジェル・ウォーズ』のすべてにおいて映画音楽家タイラー・ベイツとのコラボレーションを重ねているが、今回それが叶わずジマーという人選に行き着いたことに"Man of Steel"におけるノーランの影響力が見え隠れする。
これまでにノーラン監督作『インセプション』を含む過去9回にわたりオスカー候補入りし、『ライオン・キング』では見事受賞も果たしているハンス・ジマー。一時はジェリー・ブラッカイマーとの仕事ばかりで大味な作風ばかりが目立っていた彼だが、ノーランとのコラボレーションではエディット・ピアフの楽曲に逆回転を加えたり(インセプション)、運命のうねりを予感させるような大胆なコーラスワークを組みいれる(ダークナイト・ライジング)など実験的な要素も多分に取り入れながら名スコアを生み出し続けている。
しかしながら多くのファンにとって『スーパーマン』といえばその「S」文字と並ぶアイコンとしていまだにジョン・ウィリアムズの奏でる音楽が記憶の中で鮮明に蘇ってくるもの。2006年のブライアン・シンガー監督作『スーパーマン・リターンズ』ではジョン・オットーマンによるスコアの至る所に仕掛けられたジョン・ウィリアムズの引用が耳を楽しませたが、果たしてジマーはこの旧作群にオマージュをささげるのか否か。注目が集まるところだ。
クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダー監督作"Man of Steel"は2013年6月14日に米公開予定。主人公の“鉄の男”ことスーパーマンを『インモータルズ』のヘンリー・カヴィル、悪役ゾッド将軍をマイケル・シャノンが演じるほか、ラッセル・クロウ、エイミー・アダムス、ケヴィン・コスナー、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーンらが揃い踏みする。
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