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2012/06/18

【興行】北米週末TOP10 Jun15-17

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Jun.15-17 weekend 推計

01 Madagascar 3 $35.5M
02 Prometheus $20.2M
03 Rock of Ages $15.0M

04 Snow White and the Huntsman $13.8M
05 That' My Boy $13.8M
06 Men in Black 3 $10.0M
07 The Avengers $8.8M
08 The Best Exotic Marigold Hotel $2.2M
09 Moonrise Kingdom $2.1M
10 What to Expect When You're Expecting $1.3M

Madagascar3 ■『マダガスカル3』がV2達成。先週は興収6000万ドル級の高初動を見せた本作だが2週目も客足は先週比たったの41パーセント減という堅実な下げ止まりに支えられている(通常、2週目は50パーセント減を平均点として、その上下によって下げ止まりレベルが判断される)。累計興収は1億2000万ドル。製作費は1億4500万ドルとのことなので、来週の今頃には米興収だけでこれをカバーするのは必至だ。ちなみに『マダガスカル』の興収は1億9360万ドル、『マダガスカル2』は1億8000万ドル。今回の第3弾では念願の2億ドル越えが実現できるか?

Prometheus ■さて、巨匠リドリー・スコットのSF巨編『プロメテウス』は先週の過熱がやや冷めたのか興収60パーセント減と下降。累計興収は8885万ドルに達している。さてスコット卿は以下の個人記録にどこまで迫れるだろうか。

cf.スコット作品の米累計興収ランキング
1:グラディエーター(1億8770万ドル)、2:ハンニバル(1億6500万ドル)、3:アメリカン・ギャングスター(1億3000万ドル)、4:ブラックホーク・ダウン(1億864万ドル)、5:ロビン・フッド(1億527万ドル)

Imagescacu2o6y ■さて、今週初登場となったロック・ミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』はオープニング3日間の興収1500万ドルでスタートすることになった。

映画『エア・スプレー』などで実績のあるアダム・シャンクマン監督がトム・クルーズ、アレック・ボールドウィン、ラッセル・ブランドなどのスターを従えた期待作なだけにこの数字を良好とみなす人はほとんどいないだろう。

だが一方でミュージカル映画というのはそれほど客足を伸ばせないことでも知られている。『ロック・オブ・エイジズ』のオープニング興収もミュージカル映画の分野において史上6番目の数字。またブロードウェイ人気ミュージカルの映画化としては歴代3位にあたる。

すべてはこの観客層が表している。いわく、女性客が62パーセント、25歳以上が74パーセント。ターゲットとしては決して外しているとはわけではなさそうだが若年層の取り込みが圧倒的に少ない。これが初動で躓いた原因と言えるだろう。あとは現在とりこんでいる観客層をいかに保ち興収をロングテール化していくか。女性層がウィークデイにも着実に動員を増やしてくれることを願うのみだ。製作費は7500万ドル。

■3週目のスノーホワイト』は4位へ。累計興収は1億2260万ドル。製作費は1億7000万ドルなので、まだまだ持久力が必要だ。

■5位にはアダム・サンドラー主演のコメディ"That's My Boy"が初登場。製作費7000万ドルながら、オープニング興収は1400万ドルほどしか稼げていない。サンドラーの前作『ジャックとジル』は見事にゴールデン・ラズベリー(サイアク映画)賞に輝く快挙を成し遂げたが、今回も同じような道のりを辿るのだろうか。観客層は男性客が54パーセント、25歳以下が52パーセント。

■『メン・イン・ブラック3』は6位。累計興収は1億5268万ドルほど。興収にほとんど伸びがなくなってきているが、はたして『メン・イン・ブラック』の米興収2億5070万ドル、『メン・イン・ブラック2』の1億9042万ドルは越えられるだろうか。ちなみに『3』の製作費は2億2500万ドル。

■7位の『アベンジャーズ』はその累計興収を5億8673万ドルとした。米歴代興収ランキング2位の『タイタニック』は6億5千万ドルほどなので、これを越えるにはまだまだ長期的な積み重ねが必要となりそうだ。製作費は『MIB3』とほとんど変わらない2億2000万ドル。

■ジョン・マッデン監督による”いぶし銀”オールスターキャストのイギリス映画The Best Exotic Marigold Hotel"はこれまで少しずつ劇場数を積み重ねる地道な拡大戦法をとってきたが今週になってはじめてその数を減らしてきた。米デビューから7週目を迎え、ややピークは越えたとの読みだろうか。それにしてもアメリカで単館上映から始まった英国映画がいつしか興収3500万ドルに達しているのは凄いことだ。

■その後にピッタリと付けているのがウェス・アンダーソン監督作"Moonrise Kingdom"。こちらはまだまだ劇場数を釣り上げているさなかで、今週も80館ほど増加させて180館にしている。それでも1館あたりのアベレージは1万2千ドルを超える盛況ぶり。まだミニシアター興収にちょっと毛の生えたレベルなので累計興収的には何ともいえないが(現在までに680万ドルほど)、昨年のウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』や今週8位の"The Best Exotic~"という興行拡大調整の良いお手本がいるので、それにならって地道に展開させていきたいところだ。

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