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2012/06/17

【NEWS】ポピンズ作者の父親役にコリン・ファレル

Imagescaffmst7 1964年に大ヒットしたファンタジー映画『メリー・ポピンズ』製作の裏側にはウォルト・ディズニーと原作者P.L.トラヴァースの間における14年間にも及ぶ説得の日々があった―。そんな制作秘話が映画化されようとしているのは以前にもお伝えした通りだが、Deadlineによると本作"Saving Mr. Banks"の新たなキャストとしてコリン・ファレルが交渉入りしているそうだ。

サンドラ・ブロックに主演女優オスカーをもたらした『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコックが監督を務める本作は、トム・ハンクスがディズニー役、エマ・トンプソンがトラヴァース役を演じる予定。そこにもうひとりのキャストとして加わるコリン・ファレルは原作者トラヴァースの父親役を演じる模様。

これまでの繰り返しになるが、もう一度解説しておくと―

MaryP.L.トラヴァースは「メリー・ポピンズ」シリーズを執筆するにあたり、ポピンズが家庭教師として受け持つバンクス家の主人ミスター・バンクスに幼き日の自分の父親の面影を込めたのだという。実はこの父、トラヴァースが7歳のころに亡くなっており、彼女は父とあまり良い関係を築くことなく生き別れてしまったことをずっと悔いていたのだった。

これほど作者個人の思い出がこもった原作なだけに、ウォルト・ディズニーが「映画化させてください」と持ちかけても、トラヴァースはそのオファーを何度も突っぱねたという。しかも突っぱねること14年。ディズニーの熱意にようやく折れた彼女は、製作現場でもいろいろと注文を突きつけて彼を大いに悩ませた。

そして時が経ち、この映画『メリー・ポピンズ』がようやく完成したとき、プレミア会場の大熱狂とは裏腹に、原作者トラヴァースは自分の大切な原作小説が大幅に改編されてしまったことに大きなショックを受ける。とりわけあの有名なアニメーションとの融合シーン、さらにはシャーマン兄弟が織りなす有名なミュージカル楽曲には我慢がならず、上映後、怒りのあまりディズニーに激しく詰め寄ったとも言われている―。

この"Saving Mr. Banks"、製作スタジオはディズニーなので、『メリー・ポピンズ』のフッテージを劇中で流すことも版権上それほど大きな障害はないはずだ。父親役のコリン・ファレルは恐らくフラッシュバック形式で生前の姿を演じることになるのだろうが、一方でもしかするとこの劇中映画『メリー・ポピンズ』におけるミスター・バンクスもファレルが演じる、なんてこともありうるのかもしれない。

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