« 【NEWS】ジャスティス・リーグは脚本執筆中 | トップページ | 【訃報】レイ・ブラッドベリ »

2012/06/07

【NEWS】サリンジャーと代理人の交流物語

現在、「ライ麦畑でつかまえて」などで知られる作家J.D.サリンジャー(1919~2010)と彼の代理人との不可思議な交流を綴った小説"My Salinger Year"が年末に向けて出版準備中だという。そして原作モノの新たな潮流と言うべきか、有名プロデューサー、ビル・ポーラッド率いるリヴァーロード・エンタテインメントが早くもその出版前の小説の映画化権を獲得したことが明らかとなった。

Deadlineによると、この原作は実際にサリンジャーの代理人を務めたジョアンナ・スミス・ラコフが自身の体験を膨らませた形で、あくまで“小説”として上梓したものだという。

大学を卒業してエージェンシーに職を得た彼女が担当することになったのは、あの稀代の作家J.D.サリンジャー。世間から距離を置いた隠遁者として知られるサリンジャーと彼女がいかにして信頼関係を築いたのか。そして彼女はいかにしてサリンジャーの私生活を多くの好奇の目から守ろうとしたのか。あくまで小説というスタイルで詳細な輪郭はぼかされているとはいえ、少なくとも彼を知る関係者からの貴重な証言として興味は募るばかりだ。

また、今回の映画化に際してはもうひとつ注目すべき点がある。この映画の脚色を担うことになったのが、作家のエマ・フォレストだというのだ。

彼女は自身の回顧録"Your Voice In My Head"でその名を世間にとどろかせた存在。本作は、彼女が精神的に不安定だった若き日、唯一助けの手を差し伸べてくれた精神科医との交流を記したもので、実はこの医師、すでにこのとき不治の病に侵されており、彼女にそのことを一言も告げることなくこの世を去ったのだという。作はすでにワーナーブラザーズのもとで映画化も起動しており、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンがヒロイン役を、個性的な演技で知られるスタンリー・テュッチが彼女の忘れがたき恩人となった医師役にあたる予定。また、原作者エマ・フォレスト自身がこの映画の脚色も手掛けている。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

« 【NEWS】ジャスティス・リーグは脚本執筆中 | トップページ | 【訃報】レイ・ブラッドベリ »

NEWS」カテゴリの記事

【文芸】」カテゴリの記事

【映画×偉人】」カテゴリの記事