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2012/07/02

【興行】北米週末TOP10 Jun29-Jul01

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Jun.29-Jul.01 weekend 推計

01 Ted $54.1M
02 Magic Mike $39.1M
03 Brave $34.0M
 
04 Madea's Witness Protection $26.3M
05 Madagascar 3 $11.8M
06 Abraham Lincoln: Vampire Hunter $6.0M
07 Prometheus $4.9M
08 Moonrise Kingdom $4.8M
09 Snow White and the Huntsman $4.4M
10 People Like Us $4.3M

■ディズニーの『ザ・マペッツ』やメル・ギブソン主演の『それでも、愛してる』しかり、俳優とぬいぐるみが共演する時代の到来だ。しかも今回はNG発言連発の超危険なクマのぬいぐるみが大暴れ―そんなセス・マクファーレン監督作"Ted"が5410万ドルという爆発的な数字を叩き出し、週末ボックスオフィスNO.1の座を獲得。

Ted
R指定のオリジナル映画のオープニング興収としては2009年の『ハングオーバー』を凌駕しての歴代1位となる。また、マーク・ウォルバーグ主演作としても2001年の『猿の惑星』に続くNO.2の興行結果となった。観客層別にみると男性が56パーセント。30歳以下が48パーセント。製作費は5000万ドル。

Magic_mike ■2位にはこちらもR指定、スティーヴン・ソダーバーグ監督作"Magic Mike"が初登場した。ソダーバーグ作品としては上出来のオープニング興収3920万ドル。今をときめく主演チャニング・テイタムが自身の若き日に実際に従事していた“男性ストリッパー”という職業をベースにした原点回帰的な物語となっている。なんと73パーセントが女性客という人気ぶり。43パーセントは35歳以上とのことだが、年齢層に偏りはなく、多岐にわたる人気を博しているようだ。製作費は700万ドルと圧倒的にお安めなのも関係者にとっては嬉しいところ。

■3位には先週から2ランクダウンの『メリダとおそろしの森』。先週末に比べて興収は49パーセント減。可もなく不可もなくといったところか。10日間の累計興収は1億3170万ドル。

Madea ■黒人層に圧倒的な人気を誇るタイラー・ペリー監督、脚本、主演、製作によるおばあちゃんキャラ大活躍のコメディ・シリーズ最新作"Madea's Witness Protection"は2640万ドルというまずまずの数字を刻んで4位発進。今回も観客の7割が黒人層で占められているそうだ。製作費は2000万ドル。ちなみに同シリーズはいまだ日本ではDVDリリースされたことすら皆無だが、米ブラック・カルチャーにとっては確実にアイコン的なシリーズだけに筆者も一度は観てみたいと望んでいるところだ。

■『マダガスカル3』は5位に。累計興収は1億8000万ドル。6位の『リンカーン/秘密の書』は2週目にして先週末比63パーセント興収減となった。下落率は50パーセントを基準に善し悪しを判断することが多いので、これは急傾斜な結果といえる。累計興収は3000万ドルに手が届くかといったところ。製作費は6900万ドル。

■4位のリドリー・スコットのSF巨編『プロメテウス』は4週目にして累計興収1億1826万ドルに達した。製作費は1億3000万ドルゆえ、ヨーロッパをはじめ世界での稼働率も良いとはいえ(世界興収は3億ドル達成間近)、アメリカでもあと一息の持久力を保ちたいところ。

■米興収6億ドルを越えた『アベンジャーズ』はランキング的には初となるTOP10落ち。すでにDVD&ブルーレイの米発売日も9月ごろに設定され始めているが、それまでに『タイタニック』の持つ米歴代興収2位の記録6億5800万ドルを越えることはできるだろうか。今のペースだと難しいだろうが、もしもディレクターズカット版(実際にDVD&ブルーレイには3時間に達するほどのディレクターズカットが収録されるとのウワサも)などの上映に切り替わるなどしたならもうひと波おこせそうな気がする。

■今週は上映館数は少ないながら健闘している作品も多い。公開6週目のウェス・アンダーソン監督作"Moonrise Kingdom"は劇場数を460もプラスして854館での展開。ランキング8位に食い込んできている。米累計興収はちょうど製作費の1600万ドルを越えたあたり。

■インディペンデント作品ながら現在世界中の映画ファンから熱い視線が送られている"Beasts of the Southers Wild"は全米4館にて封切られた。

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その1館あたりのアベレージ興収は4万2千ドルを超えるという圧倒的なもの。アメリカ南部の大河流域に暮らす幼い少女を主人公に、気候変動と共に動き出す奇妙な野獣、父の病、河の氾濫など様々な要素を幻想的に織り交ぜながら、彼女が自分の母を探す旅に繰り出していくという物語。全く新しい語り口としてサンダンス映画祭でのドラマ部門グランプリ、カンヌ映画祭では新人監督賞受賞など高評価が相次いでいるが、この勢いは今後も更に加速していきそうだ。

■先週、1館あたりのアベレージが7万2千ドルを超える恐るべき威力を見せつけたウディ・アレンの新作"To Rome With Love"は5→30館程度に上映館拡大。いまだアベレージ2万5千ドル越えの高稼働を見せている。なお、ウディの次回作は「次は北欧か?」などと様々な噂が出回っていたが、結局久々にアメリカに舞い戻ってくるようだ。

■なお、国際市場に目を向けると、アメリカに先駆けて『アイス・エイジ』シリーズ最新作"Ice Age:Continental Drift"が34カ国で封切られ7800万ドルを売り上げている。そしてもう一本、日本でも封切られた『アメイジング・スパイダーマン』はアジアを中心に13カ国で展開。5020万ドルを売り上げている。

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