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2012/08/31

【NEWS】共和党全国大会にイーストウッド登場

30日にフロリダ州で行われた共和党全国大会に、かねてよりサプライズ・ゲストとして噂の上がっていたクリント・イーストウッドが登場しロムニー候補支持を訴える演説を行った。

そもそもハリウッドの映画人は民主党支持が多いことで知られる(スピルバーグやジョージ・クルーニー、サラ・ジェシカ・パーカ、ハーヴェイ・ワインスタインら)。逆に共和党支持はイーストウッドやジョン・ヴォイトといった面々。映画界のアイコンとも言うべきダーティー・ハリーの登場はハリウッドにおけるこの形成を逆転できるのか?

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【予告編】The Iceman

こちらもヴェニス、テルライド、トロント映画祭への参加組だ。実在した殺し屋、通称“アイスマン”の物語。善き夫であり、善き父でもあったひとりの男の知られざる正体とは―。主演には『テイク・シェルター』のぶっ飛んだ演技で注目を集め、最近では新生スーパーマンこと"Man on Steel"(来年公開)にて悪役ゾッド将軍を演じているマイケル・シャノン。類まれなるその存在感の中で狂気と慈愛の狭間を齟齬なく往復できる怪優ぶりが、この予告編の中にも充分に詰め込まれている。共演にはウィノナ・ライダー、レイ・リオッタ、クリス・エヴァンス、ジェームズ・フランコ。

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【予告編】レッドフォード監督作"The Company You Keep"

今年のヴェネツィア、そしてトロントに出品されるロバート・レッドフォード主演&監督作"The Company You Keep"の予告編がお目見えした。ひとりの女性の逮捕によって再燃していくかつての過激派組織への包囲網。野心あふれる若きジャーナリストはひとりの男に目を付けその正体を暴きだそうとするのだが―。『アベンジャーズ』や『エクスペンダブルズ』がヒーローやアクション俳優が大量動員された映画だとするならば、この新作は全てがオスカー候補級のいぶし銀の名優ぞろい。果たしてレッドフォードは彼らをどう束ねて本作を織りなしたのか。そして対峙するシャイア・ラブーフとの化学反応のほどは如何に?

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2012/08/30

【NEWS】テレンス・マリック新作で有名俳優ら出演シーンが容赦なくカット

ヴェネツィア国際映画祭で日曜日にプレミア上映を迎えるテレンス・マリック監督最新作"To The Wonder"だが、この撮影に参加した複数の有名俳優らの出演シーンがあえなくカットとなっているようだ。それらはわかっているだけでもレイチェル・ワイズ、アマンダ・ピート、マイケル・シーン、バリー・ペッパーなど。彼らの出演シーンはそれほど大きいものではなく、こうした撮影シーンの削ぎ落しはテレンス・マリック映画の現場では「よくあること」なのだという。俳優らもそのリスクを承知の上で、それでもマリックの演出に触れてみたいとして現場を踏んでいたようだ。

本作はベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、オルガ・キュリレンコ、ハビエル・バルデムら4人が織りなすドラマが軸となって展開していく。

カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した『ツリー・オブ・ライフ』以来となるマリックの新作は、ヴェネツィアでどのように受け止められるのだろうか。

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【NEWS】ライアン・ゴズリングが監督デビュー

『ドライヴ』のライアン・ゴズリングが長編監督デビューすることが発表された。そのタイトルは"How to Catch a Monster"。『ドライヴ』や「マッドメン」のクリスティナ・ヘンドリックスが主演にキャスティングされている。撮影開始は2013年4月ごろから。今年のトロント映画祭で配給権の売買がはじまる。

本作は現代を舞台にしたダーク・ファンタジー。ヘンドリックス演じるシングルマザーが奇妙な世界へと足を踏み入れる一方、彼女の息子は水面下に沈んだ町へと続く不可思議な道を見つける。その瞬間から親子が生き残るための奮闘がはじまる―というもの。脚本もゴズリング自身が手掛けている。果たしてどのような作品に紡がれていくのだろうか。

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【NEWS】ロボコップ悪役にマイケル・キートン

「Dr.HOUSE」でお馴染みのヒュー・ローリーがドロップアウトしたことで「ちゃんと機能しているのか?」と不安視されていたリメイク版『ロボ・コップ』プロジェクトだが、この度、ローリーの後釜にマイケル・キートンがキャスティングされることで丸く収まったようだ。キートンはロボコップを開発するオムニ社のCEOを演じる。

本作はTVドラマ"The Killing"などで知られるジョエル・キナーマンをタイトルロールに、そのほかゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソン、アビー・コーニッシュらがキャスティング済み。ブラジル映画「エリート・スクワッド」のジョゼ・パジーリャ監督によるハリウッド・デビュー作となる。パジーリャはこのキートンの起用について「最後のパズルがようやく揃った」と語っている。

リメイク版『ロボ・コップ』は来月に撮影開始。米劇場公開は2013年8月9日にセッティングされている。

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2012/08/27

【興行】北米週末TOP10 AUG24-26

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Aug.24-26 weekend 推計

01 The Expendables 2 $13.5M
02 The Bourne Legacy $9.3M
03 ParaNorman $8.5M

04 The Campaign $7.4M
05 The Dark Knight Rises $7.15M
06 The Odd Life of Timothy Green $7.12M
07 Premium Rush $6.3M
08 2016 Obama's America $6.2M
09 Hope Springs $6.0M
10 Hit and Run $4.7M

■夏も終盤に差し掛かり、めっきり元気のなくなった週末ボックスオフィス。何でも2012年に入ってから2月に続く最低レベルだとか。そんな中『エクスペンダブルズ2』が首位をキープするも、その興収は先週末比52.8パーセント減の1350万ドルにとどまった。10日間の累計興収は5230万ドル。製作費は1億ドルとのこと。ちなみに一作目『エクスペンダブルズ』は10日間で6535万ドル。最終的には1億300万ドルにまで達している。

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Bourne ■3週目のボーン・レガシー』も先週と変わらず2位。累計興収は8550万ドル。製作費の1億2500万ドルまではなんとかカバーできそうな気がする。筆者もつい先日試写を済ませたばかりだが、今度の主人公ジェレミー・レナー(彼は“アーロン・クロス”という名のまた別の暗殺者を演じる)はマット・デイモン(ジェイソン・ボーン)に比べてもうちょっと人間味溢れる役柄だったように思えた。今度はアジアでのチェイスシーンなど盛りだくさん。旧3部作との複雑な時系列の絡みもあります(単純なる続編ではなく、もうちょっと手の込んだことをしています)。

■3位もこれまた変わらずストップモーション3D"ParaNorman"。先週末比40パーセント減という数字はかなり口コミ効果が働いたという証拠か。累計興収は2827万ドル。■4位も先週と同じく選挙コメディ"The Campaign"。累計興収は6454万ドルに。■公開6週目の『ダークナイト・ライジング』は累計興収4億2219万ドルに達し、これは『アバター』(7億6050万ドル)を頂点とする歴代興収ランキングにおいて『トイストーリー3』を越えての11位となる

■ジェニファー・ガーナーとジョエル・エジャートンが夫婦役を演じるディズニー製作の映画"The Odd Life of Timothy Green"は先週から1ランクアップ。2週目末で下落率34パーセントというのはかなり堅実な数字だ。累計興収は2700万ドル。

Premium ■ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演の自転車サスペンス・アクション"Premium Rush"は興収630万ドル。名脚本家デヴィッド・コープが脚本と監督を務める。製作費は3000万ドル。観客の55パーセントは男性客で、25歳以上の観客が67パーセントを占めるとのこと。

Abamas_america ■さて、今週のボックスオフィスで最も注目すべきは8位に登場した"Obama's America"だろう(市場が弱まるとこのような選挙戦狙いの映画が隙を見て入り込んでくるんですね)。先月より細々と公開されてきた(7週目)このアンチ・オバマ映画がここにきて一気に拡大上映。累計興収は920万ドルになっており、これは"Bully "の350万ドルを軽く越えて2012年のドキュメンタリー部門(ネイチャードキュメンタリーを除く)のNO.1興収となっている。歴代ドキュメンタリーでも6位。民主党陣営にとって大きな脅威となることは間違いない。

■クリステン・ベル。ブラッドリー・クーパー主演のロマンティック・アクション・コメディ"Hit & Run"はたった200万ドルで製作された超低予算作。すでに5日間興収では590万ドルを売り上げている。

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2012/08/23

DAS3日目

DAS3日目を生き抜いた!この日は本当に豪華ラインナップ。まずはスタンバイ中にふと顔を上げると、あの細野晴臣さんがゆっくりと眼前を横切っていかれ、その神聖なるオーラは思わず拝み倒したくなってしまうほどだった。その後のライブでのあの艶やかな歌声も生涯忘れることはないだろう。倉本美津留さんプロデュースのサプライズ・イベント「サプライブ!」にはいとうせいこう氏が登場。代官山蔦谷書店横のけやき広場にて熱狂のポエトリー・リーディングを敢行し、そのエネルギッシュな言葉の洪水に僕は思わず涙ぐんでしまった。他にも大野一雄さんのドキュメンタリーやアーティスト勢揃いのトークショーなど目白押し。詳細は公式サイトのレポートをご覧ください!さて本日は何が起こるのか!?期待!!

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2012/08/22

DAS

今週は代官山アートストリート(DAS)にてレポート執筆中。アート、音楽、映画のイベントも目白押しなので、お時間のある方は是非お立ち寄りください。そして本日から始まる倉本美津留氏プロデュースの「サプ・ライブ!」も要注目です。はたして今日は、どんなサプライズ・ゲストが登壇することやら。

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2012/08/20

【興行】北米週末TOP10 Aug17-19

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Aug.17-19 weekend 推計

01 The Expendables 2 $28.75M
02 The Bourne Legacy $17.0M
03 ParaNorman $14.0M
 
04 The Campaign $13.4M
05 Sparkle $12.0M
06 The Dark Knight Rises $11.1M
07 The Odd Life of Timothy Green $10.9M
08 Hope Springs $9.1M
09 Diary of a Wimpy Kid: Dog Days $3.85M
10 Total Recall $3.5M

■シルベスタ・スタローンをはじめアクション・スターが一挙集結する「裏アベンジャーズ」的なシリーズ『エクスペンダブルズ』の続編が2875万ドルを売り上げ初登場1位を獲得。前作の北米オープニング興収3483万ドル(最終興収1億300万ドル)にはやや届かなかったが、とりあえずは新規加入者、チャック・ノリスやジャン・クロード・ヴァン・ダムらの面目は保った形となった。

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観客層を見てみると、63パーセントが男性客。そして前作では60パーセント以上が25歳以上だったところが、今回は65パーセントへと上昇している。より年配層に訴求力を持つアクション映画として定着してきたということか。ちなみに年配層は封切直後に劇場へ殺到する一極集中ではなく分散型を取る傾向が強いことから、もしもこの先例に倣うとすれば息の長い興行展開が期待できるかもしれない。

■2週目のボーン・レガシー』は2位へ下降。先週末に比べると55パーセントほど興収を落としている(通常、2週目末の下落率は50パーセントほど)。現在までの米累計興収は6960万ドル。世界各国の興収と合わせると、ほぼ1億ドルとなる。

■3位にはストップモーションによる3D映画"ParaNorman"がエントリー。

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『コラライン』でお馴染みのストップアニメーション工房“ライカ”が製作している。2009年公開の『コラライン』がオープニング興収1680万ドルを売り上げていたのと比べると、今回の1400万ドルは僅かに目標を下回る数値だったかもしれない。声の出演はケイシー・アフレック、ジョン・グッドマン、アナ・ケンドリックなど。

■先週2位の選挙コメディ"The Campaign"は4位へダウン。先週末に比べてその下落率は49.7パーセント。ほぼ平均といったところか。累計興収は5170万ドル。

■ホイットニー・ヒューストンの最期の出演作となったミュージカル映画"Sparkle"は5位発進となった。1976年公開の同名映画のリメイク版となる。観客層別にみると、74パーセントが女性客で、35歳以上が全体の62パーセントを占めた。製作費は1400万ドル。

■公開5週目の『ダークナイト・ライジング』は遂に国内累計興収4億ドルを突破。『アバター』(7億6000万ドル)を頂点とする米歴代興収ランキングでは今のところ『ハンガーゲーム』をクリアして12位にまで浮上している。前作『ダークナイト』の5億3335万ドル(歴代4位)を越えられるだろうか。

■ジェニファー・ガーナーとジョエル・エジャートンが夫婦役を演じるディズニー製作の映画"The Odd Life of Timothy Green"は水曜に封切られ、日曜までの5日間で1518万ドルを売り上げた。製作費は2500万ドル。なかなかの高評価を得ている作品なだけに今後の口コミにも注目していきたい

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■なお、ニューヨークとロサンゼルスの劇場3館にて封切られたデヴィッド・クローネンバーグ監督作"Cosmopolis"は1館あたりのアベレージ興収が2万4100ドルという、現在公開中の劇場映画の中では最高となる値を叩き出している。

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2012/08/19

【NEWS】ディカプリオ主演予定作が暗礁に

ワーナーブラザーズのもとでレオナルド・ディカプリオが歴史上の数学者アラン・チューリング役を務めることを念頭に進められてきた"The Imitation Game"が暗礁に乗り上げているようだ。

ハリウッド・リポーター誌の伝えるところによると、そもそもグレアム・ムーアが執筆した脚本はハリウッドでブラックリスト(映画未製作の優秀脚本リスト)に含まれるなど大きな注目を集め、ワーナーブラザーズは主演にディカプリオを据える方向性でこの映画化権を購入。その後、『アリス・クリードの失踪』で注目を集めたJ.ブレイクソンが監督に決まるなどの進展を遂げてきた。しかし肝心のディカプリオは今やこの企画への参加を視野に入れておらず、となるとワーナーブラザーズにとってもその製作意義は格段に薄れることは免れない。これらの権利や企画をパッケージングして売りに出している米エージェンシーCAAは早くも新たなスタジオ探しに向けて動き出しているとか。

本作はイギリスに実在した数学者であり暗号解読者でもあるアラン・チューリングの半生を描いた物語。第2次大戦中にナチスドイツが用いた暗号“エニグマ”を解読するなどの数々の成果を残した彼の業績は、その後もコンピューターの基礎理論として息づくなどの技術の遺伝子を数多く残している(2012年6月23日のgoogle検索画面はチューリング仕様でした)。

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しかしその華々しさとは裏腹に英国政府のトップシークレットにも属する彼の偉業は家族や友人、または隣人らにはほとんど知らされることなく、日常では変わり者ともみなされていたとか。しかも最期は同性愛者であるという罪で捕えられ、服毒自殺を遂げるといった悲劇を歴史に刻み込んでいる。

ちなみにこの最期の瞬間、チューリングは青酸カリ入りのリンゴをかじって自らを死に追いやったのだが、一説によるとそんな彼の業績に大きな敬意を表する意味を込めて後のジョブズを始めとするコンピューター分野の開拓者たちが“アップル社”という社名を付けたとも言われている(あくまで一説の域を出ないのだが)。

ほら、彼の人生、ちょっとだけ気になってきませんか?

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2012/08/17

【NEWS】ダウニーJr.の怪我でアイアンマン3撮影に遅れ

マーベルの発表によると、『アイアンマン3』の製作現場(ワシントン州ノース・カロライナ)で主演のロバート・ダウニーJr.がアクションシーンの撮影中に足首を痛めるハプニングがあったそうだ。今のところ詳細な怪我の具合などは聴こえてこないが、製作チームはダウニーJr.の回復を待ってから撮影を再開させる構えだとか。これにより若干の製作の遅れが発生するものと思われる。

今のところ『アイアンマン3』の米公開は2013年5月3日にセットされている。大事に至らなくて良かったが、この公開日が後退しない程度のダウニーJr.の早期回復を祈願したいところだ。

ちなみにこれと機を同じくしてディズニーは『アベンジャーズ2』の公開時期を2015年6月とすることを発表している。今後のディズニー=マーベル映画のスケジュールは2013年5月に『アイアンマン3』と同年11月に『マイティ・ソー2』、2014年4月に『キャプテン・アメリカ2』、そして同年8月に新シリーズ"Guardians of the Galaxy"がお目見え。『アベンジャーズ2』はこれらの流れを受けた形での公開となる。

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【予告編】シュワルツェネッガー主演"The Last Stand"

州知事の執務室でウダウダやってる時代は終わった。『エクスペンダブルズ2』での腕慣らしも束の間、シュワルツェネッガーが遂に単独主演アクションでスクリーンに本格復帰だ。『グッド、バッド、ウィアード』や『悪魔を見た』で知られる韓国人監督キム・ジウンのハリウッド・デビュー作でもあるこの映画のタイトルは"The Last Stand"。囚人輸送中のドラッグ密売組織のリーダーが仲間の手により大胆なる脱出を遂げ、メキシコとの国境まで猛疾走をはじめる。しかしそこに最後の防波堤として立ちはだかるのはシュワちゃん演じる保安官。両者の激闘の行方はいかに?米公開は2013年1月18日。

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2012/08/16

【NEWS】チェス王者ボビー・フィッシャー伝記映画の監督にエドワード・ズイック

Deadlineによると、チェス世界チャンピオン、ボビー・フィッシャーの数奇な運命について綴った伝記映画"Pawn Sacrifice"の監督として『ラスト・サムライ』などで知られるエドワード・ズイックが交渉入りしているそうだ。またこのフィッシャー役にはトビー・マグワイアが決定しており、彼の率いるマテリアル・ピクチャーズも製作に参加する。

フィッシャーといえば冷戦期にソ連の選手を破り世界王者となったことで米国内では英雄として賞賛された人物だ。しかしいつからか反ユダヤ的、反アメリカ的な発言が目立つようになり、この火種が大きくこじれ、とある事件をきっかけに米国政府によって彼の市民権がはく奪される事態に至った。

その後、彼は国籍なき流れ者として様々な国を放浪し(日本で暮らしていたこともある)、結局アイスランド政府が彼の居住を認めて市民権を与えたことから、2008年に64歳で人生の幕を閉じるまでずっとこの国で暮らすこととなった。

ちなみに本作"Pawn Sacrifice"は『イースタン・プロミス』や『堕天使のパスポート』などで知られるスティーヴン・ナイトが脚本を担当。もともとデイヴィッド・フィンチャー監督が温めていた企画でもあったが、彼に代わってズイックが登板する流れになったようだ。ズイック&マグワイア組は来年以降に製作入りするものと見られる。

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【NEWS】47 RONIN、またも公開延期

映画スタジオのユニバーサルが2013年における待機作の米公開日を発表した。まずは"Kick-Ass 2"が6月28日。デンゼル・ワシントン&マーク・ウォルバーグ主演のサスペンス・アクション"2 Guns"が8月16日。『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・ロック』のリチャード・カーティス監督がレイチェル・マクアダムスを主演に送る最新作"About Time"は5月10日。他にも"Jurassic Park 3D"が4月5日、ジェフ・ブリッジス&ライアン・レイノルズ主演のスーパーナチュラル・アクション"R.I.P.D."は7月19日。ジェイソン・ベイトマン&メリッサ・マッカーシー主演のコメディ"Identity Thief"は2月8日となった。

またこの中でいちばんショックなのはキアヌ・リーヴス主演で日本の忠臣蔵の物語を描く"47 Ronin"が当初の2012年11月から大幅に後退し、新たな公開予定日を2013年のクリスマスとしたことだった。本作が公開時期を後退させるのはこれが2度目。再撮影やVFX作業などで更なる時間を要するということだろうか?

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【NEWS】ロバート・パティンソンがアラビアのロレンス役に

Gertrude_bell 女性版アラビアのロレンスとも言うべき女性冒険家、考古学者、製図家(地図を作る人)、そして中東エキスパートとしての外交官、または諜報員でもあったガートルード・ベルについては以前にもこちらの記事でご紹介したことがあった。この実在した最強のヒロインをめぐってはリドリー・スコットがアンジェリーナ・ジョリーを起用して映画化する道を模索し、と同時にドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォークもまたナオミ・ワッツを起用して同様の道を探っていた。

そして結局のところ先にスタートラインに立ったのはヘルツォークの方だった。彼は希望通りワッツを主演に迎えこの新作"Queen of the Desert"の秋ごろの撮影スタートに向けて準備をはじめている。

Pattinson そんな中、このガートルード・ベルと親交が深く、同じ作戦にて共闘したこともある「アラビアのロレンス」ことT・E・ロレンス役に『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが決定した。つまりは1962年の『アラビアのロレンス』でピーター・オトゥールが演じたその役である。

"Cosmopolis"では奇才デヴィッド・クローネンバーグの演出を仰ぎ、つづく本作で更なる鬼才ヘルツォークの洗礼を浴びることになるパティンソン。はたして彼がどう化けるのか、自身のキャリアにとってもまさに正念場となりそうな役柄だけに大いに期待したいものだ。

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2012/08/15

【NEWS】ストップアニメーション名匠の新作が製作中止に

米業界紙バラエティによると、ディズニーは来年10月公開予定だったヘンリー・センリック監督のストップ・アニメーション映画を製作中止とする決定を下したそうだ。タイトル未決定の同作は昨夏よりロサンゼルスにある工房にて製作入りしていたが、まだ宣伝用の映像や画像はその一切が公表されておらず、またヴォイス・キャストも決まっていない。関係者によるとクリエイティブ面とスケジュール面における意見の相違が妥協点を見出せなかったことに今回の製作中止の理由があるようだ。

この決定は6月にリッチ・ロス(『ジョン・カーター』不発の責任を取るような形で失脚)からディズニーCEOの座を引き継いだアラン・ホーンにとって初の「製作中止決定」ということになる。

ヘンリー・センリックは『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』や『ジャイアント・ピーチ』、また『コラライン』などの名作群で知られたストップ・モーション界の雄。これからディズニーが撤退した後、センリック監督はこのプロジェクトを他のスタジオに売り込むこともできる。もしも他に触手を伸ばす映画会社が出てきたならばこの企画も再び鼓動を刻み出すことになる。

ちなみにセンリック監督とディズニーとはもう一本、ニール・ゲイマン原作の"The Graveyard Book"の映画化でパートナーシップを結ぶことが決まっている。こちらは予定どおりディズニーにて製作続行される模様だ。

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【予告編】Seven Psychopaths

Sevenpsychopaths劇作家として知られ、映画監督デビューを果たした"In Bruges(日本では「ヒットマンズ・レクイエム」という邦題でDVDリリース)"ではコリン・ファレルがゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(ミュージカル&コメディ部門)に輝くなどの高評価を獲得したマーティン・マクドナーが、また新たな映画作品を仕掛けてきた。

そのタイトルは"Seven Psychopaths"。前作同様、主演として招聘されたコリン・ファレルが演じるのはまさにマクドナーの分身とも言うべき“脚本家”だ。執筆中の作品の筆が巧く運ばず煮詰まってしまってる彼のもとに悪友ふたり(サム・ロックウェル&クリストファー・ウォーケン)が訪ねてくる。ロスで犬さらいの裏稼業に手を染めるふたりは、どうやらマフィアのボス(ウディ・ハレルソン)の愛犬に手を出してしまったらしく―。そこに入り乱れてくる個性派ぞろいのキャラクターたち。果たして彼らの運命は?そして書きかけの脚本の結末は?

出演は他にアビー・コーニッシュ、トム・ウェイツ、オルガ・キュリレンコなどなど。トロント映画祭にて9月7日にプレミア上映を迎える。

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2012/08/14

【NEWS】テリー・ギリアム最新作が始動

Gilliam オリンピックの閉会式で人間大砲に失敗した(という演出の)エリック・アイドルが「いつだって人生の明るいところを見つめていようよ~♪」と歌ったのがつい昨日のこと。かと思えば、それと時を同じくして、かつて彼と同じ伝説の英国コメディ集団“モンティ・パイソン”で活躍したテリー・ギリアムは新たな映画企画を始動させているようだ。

Deadlineによると『Dr.パルナサスの鏡』以来となるそのタイトルは"The Zero Theorem(ゼロの定理)"。『イングロリアス・バスターズ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツが主演のみならず、プロデュースも務める。

Imagescayqbuh6 その内容は相変わずの特殊な世界観で一杯だ。パット・ラスキンが手掛ける脚本によると、主人公のコーヘン・レスは変わり者のコンピューターの天才であり、なおかつ人間の存在論的な命題を証明しようと取り組んでいる男。"Management"と呼ばれる影の人物によって統治されたジョージ・オーウェル的な世界の中、彼の日常は恋人からヴァーチャル・セックスを提案されたり、あるいは"Management"の息子が体制への反旗を目論んでレスのもとを訪れたりと何かと波乱づくめ。果たしてレスの運命は?そしてゼロの定理が導きだすこの世の答えとは?

ギリアムといえば新作ごとに「予算は集まったの?」という心配が付きまとうが、今回は本作はすでにルーマニアにてプリ・プロダクション入りしており、10月22日より撮影開始となる見込み。幾度も頓挫している「ドン・キホーテを殺した男」については今回も日の目を見ることはなかったが、次、またはそのまた次くらいには実現できるかどうか。新たな定理の発見の先にその答えが見つかることを期待したいものだ。

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2012/08/13

【興行】北米週末TOP10 Aug10-12

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【Aug.10-12 weekend 推計

01 The Bourne Legacy $40.26M
02 The Campaign $27.4M
03 The Dark Knight Rises $19.5M

04 Hope Springs $15.6M
05 Diary of a Wimpy Kid: Dog Days $8.2M
06 Total Recall $8.1M
07 Ice Age: Continental Drift $6.7M
08 Ted $3.3M
09 Step Up Revolution $2.85M
10 The Watch $2.2M

■これまでマット・デイモン主演でシリーズを重ねてきた“ジェイソン・ボーン”シリーズが新たにジェレミー・レナーを“もうひとりの主人公”に据え再フランチャイズ化に打って出た。その『ボーン・レガシー』が週末興収4030万ドルを売り上げ、『ダークナイト・ライジング』を下しての初登場1位を取得。興収規模としては前作に及ばないものの、大胆な試みは一応の成功を収めたと見ていいだろう。

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cf.『ボーン・アイデンティティ』オープニング興収2712万ドル/最終興収1億2166万ドル、『ボーン・スプレマシー』5250万ドル/1億7624万ドル、『ボーン・アルティメイタム』6920万ドル/2億2747万ドル

監督は前3部作に脚本家として参加したトニー・ギルロイ(彼は『フィクサー』や『デュプリシティ』といった監督作も持つ)。製作陣は今後ふたたびマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンをシリーズに合流させ『アベンジャーズ』にも似た同時多発的な世界観を創り上げていきたい構えだが、さて今回の再始動を受けてマット・デイモンはどのような反応を寄せるだろうか。

なお『ボーン・レガシー』の製作費は1億2500万ドル。観客の52パーセントが男性客で、69パーセントが30代以上だった。

Imagesca6p0ntw ■2位には『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズなどを手掛けるジェイ・ローチ監督の新作"The Campaign"。主演はウィル・フェレルとザック・ガリファナキス。ノースカロライナ州の上院議員の座をめぐって激しい選挙戦を繰り広げる候補者たちの物語。観客の64パーセントが25歳以上。製作費は6000万ドル。

■4週目を迎えた『ダークナイト・ライジング』は3位に転落。現時点での国内の累計興収を3億9010万ドルとした。『アバター』(7億6000万ドル)を頂点とする米歴代興収ランキングでは今のところ15位にまで浮上している。

■メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、スティーヴ・カレル共演の"Hope Springs"は通常よりも2日早い水曜日に封切られ日曜日までの5日間で2010万ドルを稼ぎ出した。

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ストリープにとっては『プラダを着た悪魔』以来となるデイヴィッド・フランケル監督とのコラボ作である。観客の65パーセントが女性、70パーセント近くが40歳以上。

■2週目のトータル・リコール』は先週末比68パーセント減で6位にまで堕ちた。累計興収は4419万ドルほど。製作費は1億2500万ドルと言われている。


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2012/08/12

【NEWS】オリンピック閉会式は史上最強のアフターパーティー

ロンドン・オリンピックも最終日を迎えた。スタートラインで合図を待つ男子マラソン選手たちの気持ちを察することなく、世間の関心は早くも閉会式へと集中している。16日間の戦いの日々に幕を下ろすこのひととき。ダニー・ボイルによる開会式も豪華版として彩られたが、果たしてその締めくくりの祝祭はどのような演出を身にまとって現れるのだろうか。

聴こえてくる合言葉は"Symphony of British Music"。あるいは「史上最高のアフター・パーティー」。テイク・ザットなどのスタジアム・ツアーを手掛けて脚光を浴びたキム・ギャビンが演出を手掛ける。ギャビンは「メインはあくまでオリンピックであり、スポーツ。この閉会式はそのメインの次に来るアフター・パーティーといえるだろう。とてつもなくバラエティに富んでいて、なおかつ心の底から楽しめるものにしたい」と語っている。

その序盤は『インデペンデンス・デイ』や『007』シリーズ、「シャーロック」などでも知られる作曲家デイヴィッド・アーノルドを音楽監督に迎え、彼の手掛けたオリジナル・スコアをはじめ、ザ・フー、レイ・デイビーズ、ジョージ・マイケル、ミューズ、エド・シーラン、ジェシーJ、ペット・ショップ・ボーイズ、アニー・レノックス、ファットボーイ・スリムらを迎えての30の楽曲から成る音の洪水が巻き起こるそうだが、まだまだこれらの出演陣は確定ではないようだ。またスパイス・ガールズがロンドンタクシーに乗って登場するとも言われている。また出演アーティストが必ずしも自身の曲を歌うとは限らないとのこと。他にもローリング・ストーンズがサプライズ出演するのでは?という声も聴こえてくる。参加する出演者はボランティアを含めて4100人。

またピックアップされるのは音楽だけでなく、コメディやファッションなどもフィーチャーされるのだとか。ケイト・モスやニコラス・リンドハースト、デイヴィッド・ジェイソンが登場し、ラッセル・ブランド、そしてクイーンのブライアン・メイやロジャー・テイラーといった面々も登場するという噂も。そしてモンティ・パイソンのエリック・アイドルが名曲"Always Look on the Bright Side of Life"を歌い上げるとも言われている。

もちろん2016年のリオ大会による8分間のパフォーマンスも行われる。きっと狂騒的なサンバのリズムに満ち溢れた演出になることは想像に難くなく、そうしているうちにオリンピック・フラッグはロンドン市長からリオ市長の手に渡されていくことだろう。

だが忘れてはならない。これほどの豪華な祝祭に身を捧げた後も、まだまだロンドンの熱気はさめやらない。引き続き開催されるロンドン・パラリンピックの会期は29日から9月9日まで。こちらのゲーム、そしてオープニング&クロージングにも注目したいところだ。

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2012/08/11

【NEWS】ジャック・ライアン新作のヒロイン役にキーラ・ナイトレー

Keira ロンドン・オリンピックの開会式で大観衆を前に「テンペスト」の一節を読み上げると言う重要な役を務め上げたケネス・ブラナーだが、これと全く同時期に自身の最新監督作のキャスティング作業も加速させていた。それは『レッド・オクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』に連なる“ジャック・ライアン”シリーズの前日譚となる企画だ。

これまでアレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックなどによって演じられてきた“ジャック・ライアン”だが、今回はそのキャリアの1ページ目というべき時系列にまで若返りし、その主役にクリス・パイン、そしてブラナー自身も悪役としての出演が決まっている。

そして次なる課題はヒロイン役の選定にある。この数週間のうちにオーディションを受けた女優は数多く存在し、その中で最終候補としてはエヴァンジェリン・リリー、フェリシティ・ジョーンズ、キーラ・ナイトレーらが残っていた。そしてこのたび、米ハリウッド・リポーターが関係者による情報としてキーラ・ナイトレーが交渉入りしたと報じるに至っている。

この交渉が成立すれば、ナイトレーはクリス・パイン演じる若きジャック・ライアンの後の妻役として登板することになる。彼女にとっては『パイレーツ・オブ・カリビアン』以来となる大作シリーズであり、製作スタジオのパラマウントにとってもようやく大海に漕ぎだせそうな位置にまで辿りつけたビッグ・プロジェクトなだけに、交渉では彼女の続編出演なども含めた細かな取り決めが行われていくことが予想される。同作はモスクワを舞台に、アメリカ経済を破壊しようとするテロリストとの戦いを描く。

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【画像】ノアの方舟

USA Todayがラッセル・クロウ主演の"Noah"(ノアの方舟)の画像を掲載した。同作の画像がお披露目されるのは初となる。本作は『ブラック・スワン』で脚光を浴びたダーレン・アロノフスキー監督が様々な紆余曲折を乗り越えて久々に取り組んでいる最新作。彼自身、この聖書の物語を映画化する夢を13歳の頃から大事に胸に秘めて生きてきたそうで、ようやく実現することとなる。

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今回の映画自体は「ノアの方舟」と謳いながらも多少のアレンジが加えられているようで、それは例えばこの画像から見ても衣装の細かなステッチなどからそのことが如実に伺えるだろう。

出演はタイトル・ロールのラッセル・クロウをはじめ、その妻役にジェニファー・コネリー(二人は『ビューティフル・マインド』でも夫婦役を演じている)、ダグラス・ブース、ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、レイ・ウィンストンなど。公開は2014年3月28日を予定している。

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2012/08/10

【NEWS】シーアシャ・ローナンがメアリー王女役に

ワーキング・タイトル社は新たに製作する映画"Mary Queen Of Scots"の主演にシアーシャ・ローナンを起用することを決めた。マイケル・ハーストが脚本を務める本作はその名の通りスコットランド王女メアリーの人生を追った歴史ドラマだ。いまのところ監督探しも精力的に進められているという。

すでに『エリザベス』などでお馴染みのメアリー王女だが、1歳にならずしてスコットランドの女王となり、最期はエリザベスへの反逆罪を問われ断頭台の露に消えたことで知られる。

『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローナンは、『ラブリー・ボーン』や『ハンナ』などを経て、『トワイライト』シリーズの原作者による「ザ・ホスト」シリーズでは主人公を演じるほか、ニール・ジョーダン監督作"Byzantium"、ケヴィン・マクドナルド監督作"How I Live Now"が待機中。

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【NEWS】ドクター・フー50周年で特別ドラマ制作

日本ではロンドン・オリンピックに併せてNHK-BSにて放送されたTVシリーズ「シャーロック」が大きな評判となっているが、この脚本&プロデューサーのスティーヴン・モファットはそもそも同じBBCドラマシリーズ「ドクター・フー」で一躍その名を世に轟かせた才能だった。

「ドクター・フー」といえばイギリスでは子供から大人までを虜にする大人気SFシリーズ。“ドクター”と名乗る男が時空を自在に行き来し地球の危機を救い続けるこの冒険譚は1963年代にはじめてTV放映され、それから来年で晴れて50周年を迎えることになる。

この記念すべき節目に併せてBBCでは90分の特別ドラマを制作することを発表した。この国民的ドラマが1960年代、いかにして着想を得て、どんなクリエイターたちの努力によって形を成してきたのか、その制作秘話に迫るストーリーになるとのこと。タイトルは"An Adventure in Space and Time"。キャスティングなどが決定するのは来年になりそうだが、唯一マーク・ガティスが脚本を務め、スティーヴン・モファットが変わらず本作でもエグゼクティブ・プロデューサーを務めることが決まっている。

なおマーク・ガティスはモファットと共に「シャーロック」を生み出した人物でもあり、「シャーロック」における2つのエピソードの脚本を執筆するばかりか、主人公の兄マイクロフト・ホームズ役としても出演している。

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【NEWS】アフレックは本当に『ジャスティス・リーグ』監督に?

昨日、米バラエティ誌が「ワーナー・ブラザーズがベン・アフレックを『ジャスティス・リーグ』の監督に起用か?」というニュースを発表したのも束の間、今度は米Deadlineが「アフレックの代理人はNOと語っている」と伝え、この可能性を真っ向から否定している。

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Imagesca35nu1nそもそも多くの人にとっては『ジャスティス・リーグ』とは何ぞや?というところから始めなければならないだろう。これはマーヴェル・コミック陣営がアイアン・マン、ハルク、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカを巻き込んだヒーロー連合“アベンジャーズ”を展開するのと同様に、DCコミック陣営にもスーパーマン、バットマン、グリーン・ランタン、ワンダーウーマン、ザ・フラッシュなどを巻き込んだ“ジャスティス・リーグ”というヒーロー連合があり、DCコミック映画の製作スタジオであるワーナー・ブラザーズではもう随分前からこの『ジャスティス・リーグ』の映画化を本軌道に乗せようとする努力が続けられているのだ(しかし『グリーン・ランタン』の不発と、単独で重厚な世界観を創り上げてしまったクリストファー・ノーラン版『バットマン』によってなかなかそのタイミングが見いだせずに今日まで至っている)。

ワーナーにとってベン・アフレックが末永く繋ぎとめておきたい逸材監督であることは言うまでもなく、彼はワーナーと組んだ監督第2作目『ザ・タウン』でも素晴らしい仕事をし、なおかつ最新作『アルゴ』も今秋の公開が控えている。その後はスティーヴン・キング原作「ザ・スタンド」の映画版を監督する予定とも言われている。

アフレックにとってヒーロー映画は実に手痛い想いをした頃の記憶の宝庫でもある。『デア・デビル』は酷評され、『ハリウッドランド』で演じたTV版スーパーマン俳優ジョージ・リーヴス役は当時すでに落ち目だったアフレックそのものとも揶揄されたものだ(その一方で、『デア・デビル』では愛妻ジェニファー・ガーナーと出会い、『ハリウッドランド』ではヴェネツィア国際映画祭で男優賞に輝くなどの良い思い出もあるのだが)。そこからようやく這い上がって今の名監督としての地位を築き上げたアフレックが再びヒーロー映画に戻りたいと思うかどうかは甚だ疑問だ。

総じて、この可能性についてはちょっと望み薄なのではないだろうか。というより、今の監督としてのアフレック節に陶酔しきっているファンたち(僕も含めて)にとっては、彼が奏でる『ジャスティス・リーグ』など観たくはないと口を揃えるに違いない。

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2012/08/08

【NEWS】トム・クランシー小説にクリストファー・マッカリーが着手か

Without Deadlineによると“ジャック・ライアン”シリーズで知られるトム・クランシーの小説"Without Remorse"(1993)の映画化の脚本&監督としてパラマウントはクリストファー・マッカリーを起用する方向で交渉を進めているという。マッカリーはブライアン・シンガー監督作『ユージュアル・サスペクツ』をはじめ多くの優れた脚本を生み出し、年末にはトム・クルーズを主演に迎えた監督作"Jack Reacher"(これもパラマウント映画)の劇場公開を控えている。

"Without Remorse(翻訳本のタイトルは「容赦なく」)"は『レッド・オクトーバーを追え』、『パトリオット・ゲーム』といった“ジャック・ライアン”シリーズのスピンオフにあたる作品で、後にCIAの凄腕工作員として世界各地で暗躍することになるジョン・クラークが壮絶な過去を乗り越えて這い上がってくるまでを描く前日譚的ストーリー。『今そこにある危機』ではウィレム・デフォーが、『トータル・フィアーズ』ではリーヴ・シュレイヴァーがこの役を演じている。

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本作はこれまでにも長きにわたり映画化に向けた努力が重ねられてきたが、原作ファンの太鼓判をよそに、そのあまりにダークな筆致ゆえか最終的なゴーサインがなかなか得られなかった。

そうして今ようやく時が満ちつつある。昨日もお伝えしたとり、パラマウントでは現在、ケネス・ブラナー監督(彼は悪役として出演もするのだとか)、クリス・パイン主演で新たな“ジャック・ライアン”映画を起動中だからだ。

『アベンジャーズ』や『ボーン・レガシー』がそうであるように、最近の映画製作の流行はシリーズ物を縦軸に並べるのではなく、ソーシャルネットワークの時代に合わせてもっと同時多発的に、横の広がりによって提示していくことにある。

パラマウントも新たな“ジャック・ライアン”という起爆剤によってこれと同様の横の広がりを獲得していくことはまず間違いない。またDeadlineの同記事では「ケビン・コスナー演じる役柄(まだ出演確定ではないもののCIAの要職役としてオファーが出されている)が垣根を越えてその両作に顔を出す可能性もある」としている。

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【予告編】イーストウッド主演作Trouble With The Curve

『J.エドガー』に続く監督作として"A Star Is Born(スター誕生)"に取り掛かるはずだったイーストウッドは主演女優ビヨンセのご懐妊を受けてスケジュールの大幅な見直しを迫られた。だがそれは一度は『グラントリノ』で俳優引退を宣言したイーストウッドが再びカメラの前に復帰する思いがけないきっかけに―。イーストウッド監督作を長らくサポートしてきたプロデューサー、ロバート・ロレンツの初監督作となる"Trouble With The Curve"は、そういった映画製作のトラブルを好機に変えて前進してきた力強い雑草のような作品と言えるのかもしれない。

今回は主演に徹するイーストウッドの役どころはマイナーリーグの老スカウトマン。その人生最後となるかもしれない新人発掘の旅路に今回はエイミー・アダムス演じる娘が同伴することに。どちらも互角に負けん気の強そうなふたりだが、はてさて一体どんな道中が繰り広げられることやら。共演にはジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン。そしてイーストウッドの息子スコットも出演している。米公開は9月28日。

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【画像】スピルバーグ最新作『リンカーン』

Entertainment Weekly誌がスティーヴン・スピルバーグ監督作"Lincoln"の初出しスティールを公開している。ダニエル・デイ=ルイス扮するエイブラハム・リンカーンの様子はこれまでにも幾度かパパラッチにより隠し撮りされたものが伝わってきており、極限まで役作りを突き詰めることで知られるデイ=ルイスのリンカーンのなりきり様が話題になってきた。そのシンボリック性は今回のスティールにてますます加速。まるで蝋人形の館を訪れた気分に浸ってしまうほどだ。

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ドリス・カーンズ・グッドウィンによる原作「リンカン」を基にした本作は、第16代大統領が生きた最期の4ヶ月を中心に、奴隷解放宣言を下し、南北戦争を終わらせるために粉骨砕身する姿が描き出される。出演はデイ=ルイスのほかにサリー・フィールド、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ、デヴィッド・ストラザーン、ジェームズ・スペイダーなどなど。アメリカでの公開は11月16日。

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2012/08/07

【NEWS】グレート・ギャツビーの公開日が来夏に後退

年末に米公開予定だったバズ・ラーマン監督(『ムーラン・ルージュ!』『ロミオ&ジュリエット』)による20世紀を代表する文学の3D映画化『グレート・ギャツビー』が来夏公開へと後退することが米ワーナーブラザーズより発表された。(予告編はこちら

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このところハリウッド映画の公開日変更が尋常ではないほど頻発しているが、そのたびにオフィシャルな建前とその隠された本音とのギャップが注目を集めることも多い。ではこの『グレート・ギャツビー』はどうなのか?

と疑ってかかりたいところだが、これまでのところ否定的な声は聴こえてこないばかりか「スニーク・プレビューの結果を受けてクリスマス映画ではなくもっと多様な観客を呼び込めるサマームービーとして売り出していこうということになった」とのこと。米興行ではクリスマス~ニューイヤーシーズンも映画館の掻き入れ時として知られるが、しかし『アベンジャーズ』や『ダークナイト・ライジング』のような大ヒットが生まれるのはサマーシーズンと相場が決まっている。

ただしこの公開日移動によって『グレート・ギャツビー』が今年度のアカデミー賞に絡んでくる可能性は無くなった。ワーナー関係者にとってはその部分も併せての大きな決断だったものと思われる。

また、今年の12月には『グレート・ギャツビー』の主演レオナルド・ディカプリオが悪役に扮するクエンティン・タランティーノ監督作"Django Unchained"の米公開も控えていることから両作品のバッティングを回避したのではないかと推測することもできる。

F.スコット・フィッツジェラルドが原作に詰め込んだ世界観がエモーショナルな部分も含めて目を見張る3D映像で彩られているという本作。クラシックという概念を打ち破り、どれほどの層の厚い観客に向けて訴求力を高めていけるのか、来夏に向けてのマーケティング手法にも注目していきたいところだ。

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【NEWS】ケビン・コスナーに熱いオファーが集中

映画俳優ケビン・コスナーといえば『ボディガード』や『ダンス・ウィズ・ウルヴス』で映画界の頂点に立ったのもつかの間、続く肝入りの超大作『ウォーターワールド』や『ポストマン』では思いのほかヒットに恵まれずあえなく失速してしまった俳優と見る向きも多いことだろう。

しかしながらそんなコスナーの映画界における再人気が高まっている。来年公開のザック・スナイダー監督作"Man of Steel"においてスーパーマンの地球上での育ての親を演じる彼は、一時はクエンティン・タランティーノ監督からも新作"Django Unchained"の重要な役をオファーされながら惜しくもこれを断念。

しかし勢いは止まらなかった。Deadlineによるとコスナーはヒストリー・チャンネル製作のミニシリーズ"Hatfiels & McCoys"で大きな賞賛を得た後、現在ではケネス・ブラナー(彼はオリンピック開会式での出演&「テンペスト」朗読も光ってましたね)がメガホンを取る“ジャック・ライアン”シリーズの再起動作においてもオファーが出されているという。『スター・トレック』のクリス・パインが『レッド・オクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』、『いまそこにある危機』、『トータル・フィアーズ』で知られるジャック・ライアンの若かりし頃を演じる本作にて、コスナーがオファーされているのはライアンの可能性に注目し彼を政府の中枢へといざなうメンター的役柄とのこと。

またもう一本、リュック・ベッソン製作のアクション映画"Three Day to Kill"でもオファーが出されている。同作は不治の病を抱えた殺し屋が恐らく人生最後になるであろうミッションに挑む中で同時に娘との和解の道を追い求めるというストーリー。なるほど、同じくベッソン製作、リーアム・ニーソン主演の『96時間』と同じく、こちらもシンプルなプロットに俳優の持ち味を十二分に透過させた作品になりそうだ。いまのところマックGが監督候補に浮上している。

果たしてケビン・コスナーはこれらのオファーを受けるのかどうか。どちらの決断に針を傾けるにせよ、コスナーに再び映画界からの熱い注目が集まっていることに変わりはなさそうだ。

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【予告編】Zero Dark Thirty

監督キャスリン・ビグロー、脚本マーク・ボールという『ハート・ロッカー』のアカデミー賞受賞コンビが再びタッグを組んで送るサスペンス・アクション"Zero Dark Thirty"の初予告編がお目見えした。

本作は特殊部隊によるオサマ・ビンラディンの追跡作戦を出来るだけ事実に沿ってリアルに描き出した作品だ。昨年、世界のニュースでビンラディン殺害が報じられたときには既に始動中だった本企画だが、その後、内容に修正を加えた後、当初は予定になかった追跡作戦の終焉=ビンラディン殺害をも盛り込み、まさに時代の進展とともにアップデートした作品として体を成していった。

と同時に、大統領選に向けて二大政党の対決姿勢が熾烈を極める中、共和党側はこの映画の製作をめぐり政府関係者が製作者に深刻な情報漏洩を行ったのではないかとの疑いを表明しており、またビグロー&ボール側はこの件に関して「情報提供者の詳細は明らかにしない」との立場を取るなど、映画のみならず政治絡みでもゴタゴタが続きそうな予感をはらんでいる。

出演はクリス・プラット、ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、スコット・アドキンス、ジョエル・エジャートン、カイル・チャンドラーなど。今年の12月19日に全米公開を迎える。

ちなみにタイトルの"Zero Dark Thirty"とは夜明け前の「未明」の時間帯を表す軍事用語。まさにビンラディン作戦の最終決着がもたらされたその瞬間を指すものと思われる。

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2012/08/06

【興行】北米週末TOP10 Aug03-05

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Aug.03-05 weekend 推計

01 The Dark Knight Rises $36.4M
02 Total Recall $26.0M
03 Diary of a Wimpy Kid: Dog Days $14.7M

04 Ice Age: Continental Drift $8.4M
05 The Watch $6.35M
06 Ted $5.48M
07 Step Up Revolution $5.3M
08 The Amazing Spider-Man $4.3M
09 Brave $2.9M
10 Magic Mike $1.38M

Dark ■コロラド州オーロラで起こった銃乱射事件の余波、そしてロンドン・オリンピックのテレビ中継によってアメリカでは劇場観客数が減少している。国内のチケットセールスは昨年の同時期(『猿の惑星/創世記』が封切られた)に比べて25パーセントもダウンしているとか。

そんな中で今週も『ダークナイト・ライジング』の連覇が続いた。同作は週末3日間で先週末よりも40パーセント減となる3640万ドルを売り上げ、累計興収はすでに3億5千万ドルのラインを越えている。これは『アベンジャーズ』の10日間、『ダークナイト』の14日間に次いで3番目となる速さである。

■さて2番手にはフィリップ・K・ディック原作のトータル・リコール』が登場した。1990年に公開されたポール・バーホーベン監督作のリメイクである。

Totalrecall
監督を務めるのは『ダイハード4.0』のレン・ワイズマン。今回は前作のシュワルツェネッガーに代わってコリン・ファレルが主役を演じる。興収は2600万ドルとやや控えめなパフォーマンス。観客別にみると58パーセントが男性、そして53パーセントが30歳以上となっているようだ。製作費は1億2500万ドル。ちなみにオリジナル作の公開時のオープニング興収は2550万ドルだった。

Wimpy_kid ■3位には"Diary of Wimpy Kid3"(グレッグのダメ日記)がランクイン。これまでは春休みムービーとして堅実な興収(両作品ともに2200万ドル以上)を叩き出してきた同シリーズだが、今回は装いも新たにファミリー向け夏ムービーとして登場。オープニング興収は1470万ドル。グッと控え目な数字になってしまった。観客層別に見ると女性客が58パーセント、25歳以下が62パーセントに昇るそうだ。

■4位の『アイスエイジ4』は累計興収を1億3190万ドルとした。いずれも最終興収で2億ドル目前まで迫った前3作の偉業にどれだけ挑むことができるだろうか。

■5位には公開2週目となるベン・スティラー主演のR指定SFコメディ"The Watch"。先週末に比べ50パーセント減という数字は可もなく不可もなくといった感じだ。10日間の累計興収は2540万ドル。

■公開6週目の"Ted"はついに累計興収が2億ドルを突破した。また"Step Up 4"は公開週末よりも55パーセント減。10日間の累計興収を2310万ドルとした。

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2012/08/02

【NEWS】バリモア監督作さらに一作追加

ハリウッド・リポーター誌によると、ドリュー・バリモアの監督作としてまた新たな一作が追加されたそうだ。

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そのタイトルは"The End"。第一巻の終わり!ってな掛け声が聴こえてきそうなタイトルだが、ワーナー・ブラザーズのもとで製作される本作は“世界の終焉”に照準を合わせつつも、その運命に真向かう複数の人々を群像劇スタイルで描き出していく構成とのこと。たとえば、ロンドンでは最後の瞬間までラジオ放送を続けようとする60代のパーソナリティがいて、東京ではカオスと化した街中で必死に妻と子と再会しようと奮闘する夫がいたり、アメリカ中西部では若い恋人同士がそれぞれの家族によって仲を引き裂かれそうになっていたり―といった具合に。

TVシリーズ「ヒーローズ」のアーロン・イーライ・コレイトが脚本を担当する。

ドリュー・バリモアは初監督作『ローラーガールズ・ダイアリーズ』が高評価を受けた後、2作目に向けても意欲的に調整を進めてきた。現在までのところこの"The End"のほかにもワーナーの"Heist Society"、ニューラインの"How to Be Single"といった作品を監督することを決めているが、果たしてどの作品に優先順位が高く付けられるのかはまだ皆目分からない状態だ。

なお、つい先日、イギリスで鑑賞した映画にスティーブ・カレル、キーラ・ナイトレー主演の"Seeking a Friend for the End of the World"というものがあった。これも絶望の淵に立つ人々の姿をコメディ要素を多分に残しながら描き出していく物語だった。世界的に暗いニュースの多い昨今に「世界の終焉」の話なんてどうなのよ、とも思うのだが、そもそも人は最期をイメージしてこそ初めてその過程に意味を付与していけるもの。これらの「終焉」ブームも真摯に「生」と向き合うがゆえに逆説的に溢れだしてきた上澄み液と捉えることができそうだ。

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【NEWS】BFI集計「映画史に輝く名画ランキング」

イギリスの映画促進機関BFI(ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート)が発行する"Sight & Sound"という雑誌があるのだが、ここの主催で行われた「映画史に輝くベストムービー」を選出する企画でアルフレッド・ヒッチコック監督作『めまい』が堂々の一位に輝いた。

Vertigo
10年ごとに開催されてきたこの「映画史ベスト」企画は、1962年以来ずっとオーソン・ウェルズの『市民ケーン』が不動の一位を守り抜いてきた。今回、その巨石がついに動いたことになる。

今回のランキングはSight & Sound側が選出した批評家、研究家、配給関係者、文筆家、映画祭プログラマー、シネフィルら846名による投票を集計して決定された。しかしながら全ての結果には何らかの原因が伴うもの。この『めまい』に関して言えば、先日このブログでもお伝えしたように、現在BFIではヒッチコックに関する企画展が開催されている真っただ中ということもあり、これが投票に与えた影響は大きかったはずだ。

なお、今回は358人もの映画監督(スコセッシ、タランティーノ、コッポラ、ウディ・アレン、マイク・リー、エドガー・ライトらを含む)の投票による別ランキングも決定しているので、そちらも併せて挙げておく。

●The Critic's Top 10
1, めまい (ヒッチコック, 1958)
2, 市民ケーん (ウェルズ, 1941)
3, 東京物語 (小津, 1953)
4, ゲームの規則 (ルノワール, 1939)
5, サンライズ (ムルナウ, 1927)
6, 2001年宇宙の旅 (キューブリック, 1968)
7, 捜索者 (フォード, 1956)
8, これがロシアだ (ジガ・ヴェルトフ,1929)
9, 裁かるるジャンヌ (ドライヤー, 1927)
10, 8 1/2 (フェリーニ,1963)

●The Director's Top 10
1, 東京物語 (小津,1953)
2, 2001年宇宙の旅 (キューブリック, 1968)
3, 市民ケーン (ウェルズ, 1941)
4, 8 1/2 (フェリーニ, 1963)
5, タクシー・ドライバー (スコセッシ, 1980)
6, 地獄の黙示録 (コッポラ, 1972)
7, ゴッドファーザー (コッポラ, 1972)
8, めまい (ヒッチコック, 1958)
9, 鏡 (タルコフスキー, 1974)
10, 自転車泥棒 (デ・シーカ, 1948)

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2012/08/01

【LONDON】タヴィストックの思い出

10年前に新調したパスポートが遂に期限切れを迎えた。ということは、私が大英博物館近くのタヴィストック広場でマハトマ・ガンジーの座像と初めて出逢った時分からもうざっと10年近くの歳月が流れたこととなる。

それ以来、ロンドンを訪れるごとに、ハイドパークではなく、リージェント・パークでもなく、なぜかこのタヴィストック広場に通うようになった。そこは不思議な磁力でもって人を引き付ける、心休まるのどかな広場なのだった。そして今回訪れた時にもガンジーは相変わらずその場に鎮座していた。

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なぜ私がタヴィストック広場に惹かれるのか。それは10年前、心細くブルームスベリー地区を歩いていたときに見つけたこのガンジー像が同じアジア人としてとても心強く思えたというのもあるのかもしれない。そしてこの広場内には広島の原爆犠牲者を追悼して植えられた桜の木や戦争時の徴兵忌避者を記念する碑や作家ヴァージニア・ウルフの記念碑まである。なにか様々なレベルの要素が入り乱れ一貫性に欠ける気もするが、それでもこの広場には穏やかなる平和への希求がある。それらが放つ磁力といったものは実際にこの場を訪れてベンチに腰をおろしてみなければわからないだろう。

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すぐ近くにはイギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズの住居跡を示すブループレートが。タヴィストック広場にはそのような文豪たちの偉業をたたえる意味合いも込められているという。

ところが私はつい最近になって初めて、このタヴィストック広場に関する思いがけない事実を知ることとなる。それはロンドン市民ならば誰もが決して忘れることのない日付「2005年7月7日」に関することだった。

その日、通勤客が行き交うこのエリアにて複数の自爆テロが発生した。犠牲者56名。中でもこのタヴィストック広場の真横ではダブルデッカーが爆破され乗車していた13名が命を落としていた。それは非暴力、非服従を訴え続けてきたガンジーの鎮座するまさに向かい側で起こった出来事だった。私にはテロリストが寡黙に瞑想を続けるガンジー像にこの世の絶望を見せつけたかったのではなかったのかと感じられてやまない。

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よりによってロンドン市内で最も平和への希求が捧げられてきた場所でこのような悲劇が巻き起こってしまう運命には言葉を失ってしまう。そしてそれらの事件の舞台であったとは露も知らない自分が、事件前も事件後も相変わらずこの広場に惹かれ続けて幾度も足を運んでいる事実にも不思議な運命性を感じた。

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訪れたのは7月21日。すでに7日の追悼日からは2週間が経過していたが、いまだ多くの花が捧げられていたのですぐにその位置を特定することができた。通行人は誰もが必ず足を止め、中央にあるプレートを見つめ、去って行く。

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In memory of those who were killed in the bomb attack on a route 30 bus near this spot on 7th July 2005. London will not forget them and all those who suffered that day.

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目の前でどんな悲劇が巻き起ころうとも、そこにじっと座り続けることを余儀なくされたガンジー像。タヴィストック広場には益々もって穏やかな時間が流れ、昼食時には私と同じようにこの場所に惹かれた多くの人がベンチで手作りサンドウィッチを大事そうに包みから開けて懸命に頬張っていた。中東系の浅黒い肌のおばあさんはこれが昼食後の楽しみなのだと言わんばかりに、ビニル袋から目一杯に詰め込んだパン屑を掴みだしては一定間隔でばら撒き、何十羽もの鳩たちによる祝福を浴びていた。この光景だけを見つめていると、ほんの7年前に起こったテロの悲劇など存在しなかったかのようだった。

我々はそうやって穏やかな日々を地道に積み重ねることによってのみ、平和への希求の成果を計り知ることができるのかもしれない。

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【予告編】007 Skyfall

ロンドン・オリンピックの開会式ではエリザベス女王を開場までエスコートするという最重要任務を成し遂げたジェームズ・ボンド。いまもロンドンのどこかでオリンピックの極秘任務のため暗躍中に違いない彼のシリーズ最新作『007/スカイフォール』のフル・トレーラーが遂にお目見えした。

『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督が率いる本作にはタイトルロール演じるダニエル・クレイグをはじめ、ジュディ・デンチ、レイフ・ファインズ、ハビエル・バルデム、ベン・ウィショーなどが揃い踏み。MGMの経営再建により長きにわたり新作製作にゴーサインの出なかった本作だが、予告編を見る限りではまさに待たされた甲斐のある重厚感が垣間見えてくる。全英公開は10月26日。そして全米公開は11月9日。

予告編の見どころとしては何と言っても悪役シルヴァを演じるハビエル・バルデムだろう。見慣れぬブロンド姿で異様な雰囲気を醸し出す彼。またベン・ウィショー演じる新たな秘密道具担当の"Q"も顔をのぞかせる(会合場所はテイト・ブリテンか)。他にもミッション中にボンドが殺されたとする死亡証明書を作成する"M"や、彼女がレイフ・ファインズ演じる役柄によって潜入捜査中のエージェントたちに関する極秘情報の入ったディスクドライブを失ったことを責められるシーン、MI6本部らしき場所の爆破、ロンドン・チューブのクラッシュ、そしてナオミ・ハリス演じるエージェントがトルコで走行中の列車の屋根からボンドを撃ち落とすシーンも含まれている。

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