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2012/09/11

【NEWS】アムステルダム美術館、来年4月にリニューアル・オープン

ここでこんなニュースを取り上げるのは、数年前に観た『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』が非常に興味深いドキュメンタリーだったからだ。

世界にその名を馳せるこの美術館のリニューアル計画に寄せて市民や団体が思い思いに自分の意見を主張したがゆえにいつしか八方ふさがりの「何も決められない」停滞状況が生まれていく―という今の日本に生きる者としても苦笑いせずにいられなくなる過程を描いた映画だった。せめてもの救いはこの施設が芸術作品の宝庫であり、閉館中の館内にさびしく佇む名画たちをスクリーン越しに眺めるのもまた貴重な体験に思えたことだった。

そんなわけで2003年よりその門戸を閉ざし、いつ終わるとも分からない長期リニューアル作業に突入してきたアムステルダム国立美術館が、このたび2013年4月にようやく10年ぶりに開館のときを迎えることが明らかとなった。もともとは2008年に再開する予定だったわけだからその期限は4年間も延長されたことになる。

レンブラントの「夜警」をはじめとするヨーロッパの名だたる名作が収蔵された本館。1885年の開会以来、伝統と格調高い香りを宿し続け、これに新たに21世紀の現代的な息吹を取り入れようと画策された今回のリニューアルだが、果たして来場者とアムステルダム市民にどのように受け入れられるのだろうか。

ちなみに、アムステルダム国立美術館は現在もフィリップ翼と呼ばれる部分だけは開業中。またアムステルダムの玄関口、スキポール空港ではその広大な施設内の一角に同美術館の出張展示場が設けられており、シーズンごとに入れ替えられる作品群をフライトを待つ人々が自由に見学することができる。

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