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2013/01/23

【レビュー】マリーゴールド・ホテルで会いましょう

The_best_exotic_marigold_hotel
映画.comにて『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のレビューを執筆致しました。ご興味お有りのかたはぜひご覧下さい。

ちなみに、イギリスの映画館でこの作品を観たのが、封切り日の初回上映。いつもは学生の多いその劇場に、おびただしい数のシニア層が大集結している光景に度肝を抜かれました。

チケット売り場で私の前に並んでいたご婦人に人気の秘密を訊いてみると、「だってデイムがふたりも出演してるんですもの!」と息を弾ませながら答えてくれました。ジュディ・デンチとマギー・スミスは男性で言うところの“ナイト”に相当する女性称号の叙勲者。彼らを中心に、トム・ウィルキンソン、ビル・ナイ、ペネロープ・ウィルトン、セリア・イムリー、ロナルド・ピックアップといった言わば英国映画界のドリームチームがズラリ顔を揃える本作に訴求力がないわけがありません。

その蒼々たる顔ぶれが空港のロビーでついにワンフレーム納まるとき、まるで『アベンジャーズ』のヒーローが大集結したかのような高揚に包まれるのは私だけでないはず。『ハリー・ポッター』シリーズが終幕してからというもの、いわゆるイギリス俳優のオールスター映画の空位状態が続いていましたが、まさかこれほどの重鎮ぞろいで攻めてくるとは。本作は米ゴールデン・グローブ賞でも作品賞と主演女優賞にノミネートを果たしています。

イギリスといえばガーデニングと言われるように、この国では庭付きの家がある種の“我が王国”とも言うべき安息の聖域として讃えられていますが、年齢を重ねるにつれてその管理・維持は難しくなり、最終的には子供達が巣立ったその自宅を売却し、その資金を基に一人暮らし介護マンションへと移るというのがひとつの流れとして知られているそうです。

けれど『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の男女7人はそんな聖域の壁をぶち破り、あろうことか老後のひとときをインドで過ごそうとやってきてしまった面々ばかり。イングリッシュティーでホッと一息つく習慣を放棄して、あえてインドの灼熱と喧騒に身をさらすことで、みるみる彼らの生き方が変わっていくのをつぶさに見て取ることができます。

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