【NEWS】サム・メンデスがBond24に正式決定
真夜中に緊急情報が飛び交った。ついに製作サイドは007最新作"Bond 24"に監督サム・メンデス、主演ダニエル・クレイグ、脚本ジョン・ローガンら前作の『スカイフォール』組を再登板させることを正式発表。そのUK公開日も2015年10月23日に照準設定された。
昨年公開された『スカイフォール』は世界で興収11億ドルを突破する大ヒットを記録。中でもオスカー(『アメリカン・ビューティー』にて)受賞監督として初めてメガホンを取ったサム・メンデスには、その緊迫感みなぎるアクションと格調高いドラマ性との巧みな融合において最大級の賛辞が贈られた。
同作は英国でも『アバター』の記録を抜いて史上最高となる9400万ポンド以上を稼ぎ出しており、次回作では更なる記録更新が期待される。
なお、映画監督のみならず舞台演出家としても知られるサム・メンデスは目下、ウェストエンドで上演中のミュージカル版"Charlie and the Chocolate Factory"の演出を担当しており、さらに2014年1月にはナショナルシアターにてシェイクスピアの「リア王」を手掛ける予定。これらの舞台スケジュールの関係上、製作陣にはメンデス抜きで任務を遂行するという選択肢も充分あり得たわけだが、最終的にもう一度彼の求心力に全てを託すという決断がなされたことになる。
『スカイフォール』の流れから見ると、続編ではMI6に新体制が敷かれる一方、よりディープに007ことジェームズ・ボンドの過去へと迫っていくストーリー展開が予想される。長きにわたる伝統性の中にどのような革新性を巻き起こしていけるのか、プロジェクトの進捗情報を楽しみに待ちたいものだ。
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