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2013/07/22

【興行】北米週末TOP10 Jul19-21

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Jul.19-21 weekend 推計

01 Conjuring $41.53M
02 Despicable 2  $25.06M
03 Turbo  $21.5M
 
04 Grown Ups 2  $20.0M
05 Red 2  $18.5M
06 Pacific Rim  $15.9M
07 R.I.P.D.  $12.7M
08 The Heat  $9.3M
09 World War Z  $5.2M
10 Monsters University  $5.0M

■『ダークナイト・ライジング』がボックスオフィス・デビューを果たしてからちょうど1年。あのとき、映画業界にとってお祭り騒ぎとなるはずだった封切り日が、コロラド州の劇場での予想だにしない銃撃によって哀しみの一日と豹変したことは未だに記憶に焼き付いたまま消え去ることはない。

■さて、今回のボックスオフィスには満を持して大量の新作が投下された。まずは首位を獲得したのは、ジェームズ・ワン監督によるスーパーナチュラル・ホラー"Conjuring"だ。

Theconjuring_original

すでに『ワイルド・スピード7』への登板が決定済みのワン監督だが、彼のお得意とも言える低予算の題材をアイディア豊富でスタイリッシュな逸品へと仕立ててしまう手腕ゆえか「思いがけないハイクオリティ・ムービー」と評判になっている。来週以降の下げ止まりの威力にも注目したいところ。制作費は2000万ドル級と低めで興収はすでにこの2倍以上の4150万ドルに達している。観客比率は53%が女性、59%が25歳以上だった。

なお、本作はR指定のオリジナル・ホラー映画としては先月の"The Purge"を越えて歴代最高の興収となっている。

■先週の覇者"Despicable Me 2"は2位へ下落。今週はもう一本、ドリームワークス/FOXのアニメーション"Turbo"が封切られたものの、"Despicable~"の勢いは削がれず、累計興収はすでに2億7600万ドルとなっている。対する"Turbo"は同規模の劇場数(3800館レベル)ながらタイトル通りの爆音は聴かれず、製作費の1億3500万ドルが少し重くのしかかる展開となりそうだ。現状ではトップ10圏内に3本もアニメ作品がエントリーする激戦ぶりで、互いの存在感を食い合っているような印象は拭えない。

■"Grown Ups 2"は4位へ下落。累計興収は2週目にして製作費8000万ドルをほぼ回収し終わる位置にまで辿り着いた。日本のロボットVS怪獣カルチャーの集大成とも言われる"Pacific Rim"は製作費1億9000万ドルながら米国内だけではまだ7000万ドルに届かない位置。ただ、本作に関しては米興収に比べて海外興収の方のウェイトが非常に大きくなっており、世界史上をマクロ的に観察していくことが不可欠と言えそう。すでに世界興収は1億7850万ドルに達している。

■一方、前作で年配層に人気を博した"Red 2"が帰ってきた。ただし、初登場5位という興行の振るわなさを伴って。今回は前作のロベルト・シュヴェンケではなく、『ギャラクシー・クエスト』のディーン・パリソットがメガホンを取っている。対するシュヴェンケが手掛ける新作"R.I.P.D"も同タイミングでリリース。1億3000万ドル級の製作費ながら、その10分の1も稼げていないという、こちらも危険水域でのデビューとあいなった。

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