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2013/08/19

【興行】北米週末TOP10 Aug16-18

先週までの復習は各自こちらにて行ってください。

【Aug.16-18 weekend 推計

01 The Butler  $25.0M
02 We're the Millers  $17.8M
03 Elysium  $13.6M
 
04 Kick-Ass 2  $13.5M
05 Planes  $13.1M
06 Percy Jackson: Sea of monsters  $8.4M
07 Jobs $6.7M
08 2 Guns  $5.6
M
09 The Smurfs 2  $4.6M
10 The Wolverine  $4.4M

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■初夏にふたつのアクション大作にて壊滅的な損傷を被ったホワイトハウス。まさにその公邸を舞台に、今度は大人の上質な鑑賞に堪えうるヒューマンドラマが登場。『プレシャス』や『ペーパーボーイ』のリー・ダニエルズ監督が紡ぐ、歴代大統領に仕えた黒人執事の物語"The Butler"が興行成績No.1にてデビューを飾った。もともとは10月に公開されるはずだった本作だが、晩夏のこの時期に同ジャンルのライバルが存在しないことを見据えてハーヴェイ・ワインスタインが大英断。それが見事に功を奏し、大作続きの映画界で荒れた胃ぶくろを優しくいたわる結果となった。

その製作費は3000万ドル級だというから、大方のところ現時点の北米興収でカバーしてしまったことになる。同作は2011年にロングランを記録した『ヘルプ』に似た興行推移を遂げるのではないかとも見られている。もっとも本作に関していえば、全米で圧倒的な支持を誇るオプラ・フィンフリーによるパブリシティ露出なども大きな効果をもたらしたであろうことは想像に難くない。

今のところ初日観客の6割が女性客で、35歳以上が76パーセントに及んだとのこと。観客の反応も良好で、早くもアカデミー賞候補入りの可能性もウワサされはじめている。

■2位は先週と変わらず、"We're the Millers"。大方の新作は2週目で売り上げが半減するのだが、本作は下落率が33パーセントに留まっている。それだけ底支えが働いているというわけだ。製作費は3700万ドルんがら、すでに興収は7000万ドル近くにまで到達している。

■先週の覇者だったマット・デイモン主演の"Elysium"は結局のところ同週デビューの"We're the Millers"に順位の逆転を許してしまった。下落率は55パーセント。良くも悪くもないと言ったところか。累計興収は5600万ドル。製作費1億1500万ドルなので、今後の海外展開でどれだけカバーできるかがポイントとなりそうだ。

■初登場"Kick-Ass 2"は興収1357万ドルに留まり4位デビューとなった。製作費は2800万ドルというからそれほどリスキーなビジネスというわけではないが、劇場公開後にカルト的に人気を拡大させていった前作のオープニング興収が1980万ドルだったことを考えるとかなりのパワーダウン感が否めない。観客層は男性が63パーセント。そして25歳以下が58パーセントを占める。

■アップル社創始者にまつわる映画として注目を集めていた"Jobs"は7位スタートとなった。アシュトン・カッチャー演じるジョブズが本人に劇似であることも話題を集めていたが、結果的に実った果実には思ったほど観客が関心を示さなかったようだ。興収は670万ドル。

■日本が舞台として登場することで話題を集める"The Wolverine"は10位。興収的に見てすでに勢いは失っているが、4週目にして製作費である1億2000万ドルを米興収のみで回収しおえることができたのは吉報と言える。現在までに世界興収は3億3526万ドルに達している。

■リーアム・ヘムズワース、ゲイリー・オールドマン、ハリソン・フォードが出演するサスペンス"Paranoia"は2500館規模で幕を開けたにも関わらずトップ10にもエントリーできない惨憺たる結果となった。製作費が3500万ドルながら、興収はその10分の1の350万ドル。今年を代表する不発作品と言えそうだ。

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