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2015/09/20

ジョン・ウィック

10月公開となるキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』のアクション・デザインについて書きました。

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『ジョン・ウィック』でキアヌ・リーブス復活!『マトリックス』スタント製作陣と生み出したアクションの凄みとは/リアルサウンド

かつて『スピード』や『マトリックス』で人気の絶頂を迎えながら、2000年代後半になると公園でひとりぼっちでご飯食べてたり、激太りしている姿をファンに見られたり、はたまた日本でも頻繁に出没するなど、映画出演よりも目撃談の方が遥かに多いようにさえ感じられたキアヌ。

そんな彼が『ジョン・ウィック』では久々に魅せます。見せつけてくれます。愛犬を殺された恨みを晴らすべく、たったひとりでロシアン・マフィアに殴り込みをかけるという無軌道なリベンジ・アクション。ストーリーのベクトルが一直線な上に、そこに「物語のためのアクション」が加わり、贅肉を取り除いたストイックな仕上がりになっています。

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2015/09/09

キングスマン

映画.comにて、新感覚のスパイ・アクション映画『キングスマン』のレビューを執筆しております。

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秘密道具からスーツの着こなしまで、すべてを大胆不敵に詰め込んだスパイ・アクションの決定版/映画.com

本作は独立系の諜報機関“キングスマン”に所属するスーパーエージェントたちが荒唐無稽なテロ計画に立ち向かう物語。楽しみ方は3つあります。ひとつはまず観た目の面白さ。過激かつスタイリッシュなアクションやガジェット満載の秘密道具など一瞬たりとも飽きさせない。これはもう観てもらえば分かるでしょう。

二つ目には文化史的な側面が挙げられます。本屋のイギリス関連の書棚には必ずといっていいほど「ジェントルマン」絡みの書籍が並んでますが、この映画の面白さといえばやはり、ジェントルマン=現代社会を生きる戦士としての位置づけにあります。

戦士たちがマナーやスーツといった鎧を身に付け、イギリスお馴染みの過酷な階級社会で死闘を繰り広げる様を見事にスパイ・アクションというジャンルに落とし込んでいる。さらにエリート・スパイに才能を見出された青年が「マイ・フェア・レディ」さながらに紳士教育されていく発想も素晴らしい。

三つ目にはスパイ映画としての伝統と革新があります。そもそも1909年に情報局が設立された英国では、国際情勢の裏側で暗躍した局員たちが後に作家デビューする例も少なくなく、ジョン・バカン、サマセット・モーム、グレアム・グリーン、イアン・フレミング、ジョン・ル・カレらによるスパイ小説は、当然の流れとしてスパイ映画の発展にも大きく寄与してきました。

とりわけ50年代に執筆され60年代に映画化を迎えた007シリーズの影響力は凄まじく、そこから派生していく一連のスパイ映画の潮流は、アクションテイスト満載の007型からその対極にあるリアルな諜報モノに至るまで、実に幅広い展開を見せながら現代へと受け継がれています。

『キングスマン』は『007』はもちろんのこと、『ナポレオン・ソロ』、『おしゃれ(秘)探偵』、『国際諜報局』をはじめとする様々なスパイ物にオマージュを捧げつつ、最近では出色のクオリティと評されたリアル・スパイ物『裏切りのサーカス』のコリン・ファースとマーク・ストロングが共演しているというだけで(ストーリー的には何ら『裏切り〜』とは関係ないものの)無性にドキドキしてしまう自分がいます。こうやって様々な要素を取り入れつつも、それを独自のオリジナリティへと高めているところも大きな魅力であり、マシュー・ヴォーン監督のエンタテインメント職人としての“仕立て”の確かさ、作り手とキャストの結束力、および化学変化の賜物と言えるでしょう。

というわけで、どこまでも面白さが詰まった『キングスマン』は9月11日より全国公開。鑑賞前、観賞後に、気が向いたらレビューもあわせてご覧頂けると幸いです。

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2015/09/06

『ヴィンセントが教えてくれたこと』インタビュー

『ヴィンセントが教えてくれたこと』でビル・マーレイとの名コンビぶりを披露したジェイデン・リーベラーくんが緊急来日。おはなしを伺ってきました。

こちらが質問を投げかけると、自分の心に浮かんだ思いや感情をとてもナチュラルな言葉にしてサッと返してくれる。しっかりしてるとか、賢いとか、大人びているとかいう様々な褒め言葉がありますが、そのどれとも一線を画した、まさに「逸材」という印象を受けました。

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『ヴィンセントが教えてくれたこと』ジェイデン・リーベラーくんインタビュー/NeoL

尊敬している俳優はディカプリオなのだそう。これから10年後、いや5年後には早くもその域に達していそうで、楽しみでなりません。すでにキャメロン・クロウやジェフ・ニコルズの新作などを経て、今後は『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ監督の新作(『スター・ウォーズ』最終章ではなく、そのひとつ前に手掛ける"The Book of Henry")にも出演予定とのこと。

映画の撮影からおよそ2年が経過し、ジェイデンくんもだいぶ成長しています。すでに映画をご覧になった方も、これからご覧になられる方も、上記リンクから彼の“現在”を覗いてみてくださいね。

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2015/09/05

『ボーイ・ソプラノ』監督インタビュー

リアルサウンドにて、『ボーイ・ソプラノ』(原題 Boychoir)のフランソワ・ジラール監督へのインタビューの模様を執筆しております。

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美声に包まれた音楽映画『ボーイ・ソプラノ』監督が語る、映画作りで才能よりも大切なこと

ジラール監督といえば、映画にとどまらず、演劇やオペラ、そしてシルク・ドゥ・ソレイユの巨大なステージまで演出してしまう底知れぬ才人なのですが、とにかく謙虚な人で、「あなたの才能の源泉は何ですか?」といった質問をしても「いやいや、僕には才能なんてものがあるのかどうか。毎日が自問自答の連続で、ほんとうに嫌になるほどなんだ・・・」と率直に胸のうちを語ってくれたのが印象的でした。

9月11日公開となるこの『ボーイ・ソプラノ』。男子たるもの誰もが“声変わり”の瞬間を経験するわけで、とするとこのボーイ・ソプラノの歌声は、ほんの束の間、神様から許された奇跡の瞬間とも言えるのかもしれません。

きっと誰もがこの歌声のように唯一無二の才能に恵まれているはず。本作を観ながらつくづく「ああ、人生って無駄遣いできないものだなあ」と思い知らされました。

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