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2015/12/24

2015年のMY BEST選出

年の瀬も迫ってきました。いつもは年越しにゆるゆると選んでいるのですが、今年は執筆者としてお声がかかりましたので、いささか真剣に「BEST10」と向き合ってみました。でも最終的にはやっぱり個人的な想いしか残らなかったけれども。

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牛津厚信の「2015年 年間ベスト映画TOP10/リアルサウンド

ずっと映画周辺の仕事をしていると、こういった「ベスト」の類が精神分析のように思えてくる瞬間があります。頭の中をちょっと覗き見る、的な。で、経験則的に言うと、表面を取り繕いがちな1位から10位までに比べて、むしろその陰になりやすい11位から15位あたりの余白部分に、その人の本性が出やすいのではないか、とも感じています。

そんな意味合いも込めて、改めて1位〜15位までのタイトルを並べてみると・・・

1:マッドマックス/怒りのデス・ロード
2:キングスマン
3:アメリカン・ドリーマー 理想の代償
4;海街diary
5:セッション
6:サンドラの週末
7:ヴィヴィアン・マイヤーを探して
8:恋人たち
9:光のノスタルジア
10:ミッション:インポッシブル/ローグネイション
11:グッド・ライ
12:ワイルド・スピード SKY MISSION
13:スター・ウォーズ フォースの覚醒
14:わたしに会うまでの1600キロ
15:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

皆様にとって、この一年は、映画的にいかがでしたか?

来年もどうか、素敵な映画と共にあらんことを。


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2015/12/23

アントン・コービン監督インタビュー

「SW」や「妖怪ウォッチ」旋風の真っ只中で、まるでその対極にいるかのような心に沁み入る名作『ディーン、君がいた瞬間』が公開中。伝説の俳優ジェームズ・ディーンと、彼にカメラを向けた写真家デニス・ストックの物語。映画史に埋もれた一瞬を、実力派の若手俳優たちがなんとも味わい深く演じています。

また、この映画で興味深いのは、世界的なフォトグラファー、アントン・コービンが監督を務めているところ。U2、ビョーク、デペッシュ・モード、ボブ・ディラン、ジョイ・デヴィヴィジョン、トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロをはじめ、とにかく名だたるアーティストたちを撮影し続ける彼だからこそ写し取ることのできた「一瞬」がしっかりと刻まれています。

そんなコービン監督にインタビューさせてもらいました。

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『ディーン、君がいた瞬間』アントン・コービン監督インタビュー/NeoL

常に穏やかで、彼の周辺には常にリラックスした空気が流れている。と同時に室内にいる一人一人のことをしっかりと把握して、時間があるとピンポイントで声をかけてくれる。「その携帯、いいね!」とか「オランダ(監督の母国)語のTシャツを着てきてくれてありがとう」(←僕が言われました)とか、取るに足らないことなんだけど、なんだかその気遣いが現場をホッコリと温かい雰囲気に包んでいく。。。 ほんの30分だけでしたが、名だたるアーティストたちが彼を心から愛し、なおかつ絶大なる信頼を寄せる理由が、ほんの一瞬だけ垣間見えたような気がしました。

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2015/12/15

消えた声が、その名を呼ぶ

年末公開となる『消えた声が、その名を呼ぶ』という映画について解説しています。トルコ系ドイツ人、ファティ・アキン監督による最新作にして超大作。彼がこれほどスケールの大きな映画に挑戦するのは初めてのことで、マーティン・スコセッシやロマン・ポランスキー、アトム・エゴヤンといった巨匠たちのアドバイスも受けながら生み出された一作とのこと。

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ドイツの若き名匠が『消えた声が、その名を呼ぶ』で描く、”隠れた歴史”への壮大な旅路/リアルサウンド

声を失った主人公の旅路は一体どこまで続くのか。幾つもの国々でロケーションを敢行し、製作年数はトータルで7年にも及んだ作品です。魂にずっしりと重みを残す、その圧倒的な余韻も見所のひとつ。ぜひ主人公とともに、映画だからこそ可能な果てのない孤独な旅路を、じっくりと体感してほしいです。

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2015/12/08

ディーン、君がいた瞬間(とき)

神に魅入られた才能、そして今なお崇高に光り輝く存在、ジェームズ・ディーン。

今年は彼が亡くなって60年にあたる。そんな節目に、在りし日のディーンをしのんだ一作、『ディーン、君がいた瞬間』が到着。本作は無名時代のディーンと若き写真家をメインに据え、映画史の隙間にこぼれ落ちた秘話を丹念に掘り起こして提示した逸品です。そんな注目の一本についてレビュー執筆しました。

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伝説の映画スターと写真家の邂逅をみずみずしく切り取った、知られざる実話/映画.com

ジェームズ・ディーンの主演作3本を観ていなくても充分楽しめる。でもおそらく見終わったら必ずと言っていいほど、彼の遺した偉業を観てみたくなること請け合いです。彼のカリスマ性、そして映画史に刻んだ偉業に新たな光を差し込ませる意味でも、素晴らしいきっかけとなる映画体験。ぜひ。

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ハッピーエンドの選び方

イスラエル映画を観たのはいつ以来だろう? 日本から遠く遠く離れ、文化も宗教もまるで違うというイメージなのだけれど、しかしそんなかの国から届いた映画『ハッピーエンドの選び方』は、そんな物理的距離をものともせず、おそらく人類が太古から抱えてきたであろう生と死をめぐるテーマを絶妙に扱った問題作でした。ずばり、親友の安楽死をめぐるお年寄りたちの奮闘劇。そんな作品のレビューを執筆しております。

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死は誰のもの? イスラエルから届いた問題作『ハッピーエンドの選び方」が突きつけるテーマを考察/リアルサウンド

古今東西、死をめぐる物語にはやはり価値観の衝突がつきもの。でもこの映画は、決して物事を決めつけず、問題提起をしようとする姿勢が気持ちよく感じられました。そして答えの出ない、出しにくい難しい問題だからこそ、”笑い”を忘れない。そんな姿勢が素敵です。現在公開中。

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