« ダークシティ | トップページ | ボーダーライン ソルジャーズ・デイ »

2018/12/31

2018年マイ・ベスト10

今年も多くの映画と出会うことができました。20代、30代の頃はとにかく量を競いあうような感じでガツガツ観ていた気がしますが、40代になるとむしろ一作一作を丁寧に深く紐解いてくることが求められているようにも思う今日このごろです。

今年一年、自分がどのような作品に心を動かされたのかを、後になって振り返るのに有効なのがマイ・ベスト。この数年、思うところあってきちんと選んでこなかったのを、いまになって後悔している節もあるくらいです。なので、まだ『ボヘミアン・ラプソディ』も観にいけていない不届き者ではありますが、それはそれで置いておいて、今年も恥も外聞もなく無心になって10本を選んでみたいと考えます。

1、ミッション:インポッシブル フォール・アウト

2、万引き家族

3、レディ・バード

4、スリー・ビルボード

5、カメラを止めるな!

6、アベンジャーズ インフィニティ・ウォー

7、パディントン2

8、長江 愛の詩

9、ウインド・リバー

10、ワンダー 君は太陽

忘年会のお決まりの質問「今年のNO.1映画は?」。私が「『ミッション:インポッシブル フォールアウト』です」と答えると揃って「意外!」と言われる。決定的だったのは、テムズ川沿い、旅行者にもおなじみの動線にて繰り広げられるアクション。あそこでロケを完遂させたトム・クルーズに18年最大級の敬意を表したい。

テムズ川沿いを歩くと、セントポール寺院からブラックフライアーズ駅、テートモダン、グローブ座までが一つの巨大な劇場空間のように思えることがある。その感覚をいかにダイナミックに具現化するか。トムは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でもロンドンのへそともいうべきトラファルガー広場へのヘリ着陸という荒業を成し遂げたわけだが、今回の『ミッション:インポッシブル』はそれを遥かに超えるものだった。

聖ポール寺院に降り立ち、傷だらけで激走し、ブラックフライアーズ駅の屋根越しに川を渡り、さらにはテートモダンの煙突頂上に肉薄して吸い上げられていくなんて、本当にあの空間を左右上下、舐めつくすほど研究したからこそ得られた奇跡的なシークエンスだ。立体的であり、超絶的。あらゆる物事は決して表面的ではなく、かくも空間的にとらえ得るのだと、『ミッション:インポッシブル』のチームからものづくりの理念を教わった気がする。それがこの映画を一位に選んだ理由だ。

11〜15

寝ても覚めても

ボーダーライン ソルジャーズ・デイ

ウィンストン・チャーチル

ビッグシック

フロリダ・プロジェクト


この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

« ダークシティ | トップページ | ボーダーライン ソルジャーズ・デイ »