2019/03/13

ウトヤ島、7月22日

CINEMOREにて『ウトヤ島、7月22日』について執筆しました。

Utoya_2

72分、衝撃のワンカット撮影がもたらしたもの 『ウトヤ島、7月22日』/CINEMORE


最近は旧作や名作の執筆が多かったのですが、本作に関しては、試写した際に大変衝撃を受けたこともあり、ぜひ書かせてほしいとお願いしてしまいました。この映画の何が凄いのか。なぜこの方法論を採ったのか。そこにはどんな思いが込められているのか。あまり詳しいことをここで書くのは控えておきましょう。ぜひお読みいただければ幸いです。

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2019/03/06

スパイダーマン:スパイダーバース

『スパイダーマン:スパイダーバース』のレビューを執筆しております。気になった方は是非ご覧ください。

祝オスカー受賞!ヒーロー映画の常識を覆す、興奮、陶酔、驚愕の大傑作/映画.com

今年のアカデミー賞。「作品部門」のオスカーを獲ったのは『グリーン・ブック』でしたが、一方、日本からは細田守監督の『未来のミライ』がノミネート入りして注目された「長編アニメーション部門」を制したのは、『スパイダーマン:スパイダーバース』でした。ディズニー/ピクサー以外の作品がこの部門の頂点に立つのは実に久々なのだそうです。試しに遡ってみると・・・

2018年 スパイダーマン:スパイダーバース
2017年 リメンバー・ミー
2016年 ズートピア
2015年 インサイド・ヘッド
2014年 ベイマックス
2013年 アナと雪の女王
2012年 メリダとおそろしの森
2011年 ランゴ(←ディズニー/ピクサー以外) 

こうして並んでいる作品群を見ると、子供から大人まで様々な世代が楽しめる作品ばかりだと思います。でも『スパイダーバース』は、むしろ大人たちの方が歓喜してスクリーンに釘付けになってしまうような、とにかく描き方と世界観がとてつもなくユニークな作品でした。

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2019/01/03

ボーダーライン ソルジャーズ・デイ

もともと記憶力はあまり良い方ではないが、40代を超えるといよいよ人名が覚えられなくなってきた。日々、多くの作品名や俳優・監督名に触れねばならない身としては致命的だ。だが、2018年に「これはぜったいに忘れるまい」と心にきめた人名が二つあった。ひとつは『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』のメガホンを取ったステファノ・ソッリマ監督だ。

大ヒット映画の続編でよく見られるのが、前作監督の続投がままならず、まったく別の監督(それも明らかに格下の選考)が続編を担うことで、ビジョンや精神性が損なわれてしまうパターン。こうやって観客が求めていた目的地とやや異なる場所へといざなわれてしまう経験を、我々はどれだけしてきただろう。

Soldado

今回の『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』もてっきりそちらのパターンかと思って、はなからガッカリに対応するだけの精神的な余裕を持って試写に臨もうとする自分がいた。しかしどうだ。そのクオリティは予想をはるかに超えるもので、個人的には前作よりも激しい感動と衝撃とでガツンとやられた。手がけたソッリマ監督の力量は本当にすごい。鬼気迫るものを感じずにいられなかった。そんな本作について2本の記事を執筆しています。

・『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』エミリー・ブラントを続投させなかった理由とは?

・ヴィルヌーブに匹敵する逸材現る。イタリア人監督が魅せた圧巻の映像世界

イタリアで作られたソッリマ監督の過去作2作を鑑賞したが、これらもやっぱり濃密で、甘さが一切ない。これからこの監督がイタリアで、そしてハリウッドで、どのような新風を吹かせてくれるのか本当に楽しみだ。前作のヴィルヌーブ監督のように世界の映画界を牽引するようなビッグな存在になってほしい。

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2018/12/29

ア・ゴースト・ストーリー

日々たくさんの映画に触れているつもりでも、一本たりとも似たような映画だと感じることはなくて、一つ一つが大切な個性を持って生まれていることをひしひしと実感します。しかし時々、こちらが「なんだこれは!?」とひっくり返りそうになる作品はあるもので、この仕事をしていて感じる楽しさは、そんな映画と真っ先に出会えることなのかもしれません。

その意味では『ア・ゴースト・ストーリー』は、こんな曖昧模糊としながら、特殊なニュアンスに満ちた作品が映画界で生まれ得ること自体が信じられなかった。ゴーストの物語でありながら、それを超える森羅万象の物語へと昇華していく感じがたまりません。観る人を選ぶタイプの作品かもしれませんが、機会があれば是非見ていただきたいです。

Aghoststory

そんなわけで、この映画について書いた記事をご紹介。

『ア・ゴースト・ストーリー』 可愛らしくて深遠な幻想譚が、極秘裏に製作された理由とは?*注!ネタバレを含みます

まだまだ今年の執筆記事を全然アップしきれていないので、年末年始に向けて時間を見つけて更新していきたいと思います。もしも気が向けば、2018年のベスト10も選んでみようかと思います。お時間に余裕のある方は引き続きお付き合いください。

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2018/12/24

聖夜はやっぱりこの映画!

幼少期に『グレムリン』を観たことは、自分の中のクリスマス観を決定づける大きな転機になったと思っています。

街が、食卓が華やげば華やぐほど、いやいやちょっと待てよ、ここには何か落とし穴があるんじゃないのか・・・・・・と警戒してしまうのです。とりわけこの映画のヒロインの告白は衝撃的でした。クリスマスと聞くだけであれほど胸が引き裂かれるほどの悲しみを感じる人がいるなんて。未だに年末年始に浮かれそうになるたび、心のどこかにあのエピソードが思い出されます。まるで、クリスマスだからこそ、自分とは全く境遇や立場の異なる誰かに思いを馳せよ、と言われているかのような。

Gremulin

こういった大切な気持ちを教えてくれたジョー・ダンテとスピルバーグとギズモには感謝しています。本来クリスマスは、かくあるべきものだとも思うのです。

そんなわけで、過去に書いた『グレムリン』の原稿をご紹介。

・『グレムリン』 新鋭監督ジョー・ダンテが譲らなかった「ざわつくクリスマス」

・もっと残酷でグロかった!? 学生の脚本をヒット作に昇華させた、スピルバーグのプロデュース術

ヒロインが語る「人生最悪のクリスマス」エピソードを死守すべく、ジョー・ダンテがスタジオ側ととことん闘った舞台裏などについて書いています。ご鑑賞のお供としてぜひご覧くださいませ。メリー・クリスマス!

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2018/08/29

トゥモロー・ワールド

『ブレード・ランナー』が描いた未来世界2019年を間近に控え、何かと「未来」や「技術」というものを問い直す機会が多くなってきた昨今。もちろん映画史には『ブレード・ランナー』という揺るぎない金字塔が存在する一方、個人的にはさらに高くそびえる山として、いつもこの傑作映画『トゥモロー・ワールド』の事を思い出さずに入られません。これほど胸に突き刺さって抜けない未来映画は他にないでしょう。そんな「知る人ぞ知る」この一作について、二本の記事を書かせていただきました。

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・時を重ね存在意義を増す『トゥモロー・ワールド』式リアルな未来

・圧倒的な”状況”を描き尽くした長回しの裏側

ちなみに本作の舞台となるのは2027年のロンドン。2006年の公開から数えるとすでに折り返し地点を越えましたが、いまだにこんな未来が本当に訪れるのではないかと怖くなります。微塵も古びることのないリアルなビジョンもまた秀逸です。是非、映画本編をもう一度見直しながらご覧頂ければ幸いです。

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ウインド・リバー

今年観た映画の中で10本の指に入る名作『ウインド・リバー』についてCINEMOREに二本の記事を書かせていただきました。

ネイティブ・アメリカン居留地にて起こった事件の真相に迫るダーク・サスペンス。一枚、一枚と襞をめくるかのように展開しつつ、この居留地システムそのものがこの国(アメリカ)の抱えるもう一つの歴史の闇でもあることを痛いほど突きつけられる作品です。

・傑作サスペンス『ウインド・リバー』が現代の”西部劇”でもある理由

・脇役俳優テイラー・シェリダンが、大注目の脚本家/監督になるまで

本作に興味ある方、すでにご覧になった方は是非お読みいただけると幸いです。そして11月にはこのテイラー・シェリダンが脚本を務める『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』も日本公開。こちらも非常に楽しみです。

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2018/07/20

ブリグズビー・ベア

もしかすると2018年の公開作の中で最たるダークホースかもしれません。それほど観た瞬間に「ん!!」と唸ってしまった怪作にして快作『ブリグズビー・ベア』についてCINEMOREにて記事を書かせていただきました。

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冒頭15分に驚きがいっぱい!?スピルバーグを魅了したコメディ界の異才が送る、着ぐるみクマさんの奇妙な大冒険『ブリグズビー・ベア』

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ビューティフル・デイ

CINEMOREにて映画『ビューティフル・デイ』の記事を二本執筆させていただきました。映画を観て気に入った方、もうちょっと深く掘り下げてみたい方は是非お読みいただければと思います。

カンヌ二冠(男優賞、脚本賞)。論理的な理解を超え、観る者の感性をダイレクトに揺さぶる映像世界

『ビューティフル・デイ』監督リン・ラムジーの苦悩と再生から見えてくるもの

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2018/05/30

デッドプール2

この世はアメコミヒーロー映画が乱立する戦国時代。その中でもひときわ異色の香りを放つ珍ヒーロー『デッドプール』がついにスクリーンに帰ってきました。

Deadpool2cable

続編には、むやみやたらとスケールだけを広げようと空回りしてしまうパターンと、むしろ『ターミネーター2』みたいに大化けしてしまうパターンとがありますが、本作に関して言えば完全に後者でしょう。いやあ、本当に面白い仕上がりでした。相変わらず過激だけれど、すべてを捧げ尽くすライアン・レイノルズのサービス精神と、どこまでもアイディアを詰め込むデヴィッド・リーチの演出が相まって、素晴らしい笑いとアクションのケミストリーが生まれていた。ちょっと感動を覚えるほど。

そんな『デッドプール2』のレビューを映画.comに書きました。この映画が気になっている方は是非チェックしてみてくださいませ。

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