2018/05/31

『ヘンリー・フール』三部作

現在、渋谷アップリンクで開催中の「ハル・ハートリー復活祭」(上映中〜6月8日)にて、ハル・ハートリー監督による『ヘンリー・フール』三部作が上映されています。第一作目は日本でも公開済みですが、二作目、三作目に関しては日本初上映。長らく「幻の三部作」と言われてきたものが、ついに日本でそのベールを脱ぐことに!それを記念して、CINEMOREにて各作品の記事を執筆しております。是非ご覧いただけますと幸いです。

・まさかのトリロジーとなって日本再上陸する幻の傑作『ヘンリー・フール』 巧みな語り口の肝となったハル・ハートリー流の”見せない”技術とは?

・トリロジ−2作目はスパイ・サスペンス。奇才ハートリーが仕掛けた”カメラの傾き”がもたらすもの 『フェイ・グリム』

・家族の物語、ついに完結。クラウドファンディングがもたらした最終章は、ユーモラスな中にギリシア悲劇的な香りが際立つ 『ネッド・ライフル』

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2018/05/29

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

2017年、世界中で多くの人の心を魅了した映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』。一見、「ドキュメンタリーかな?」と見まごうタイトルですが、列記とした劇映画です。それも元気いっぱいの子役たちと、演技初体験のヒロインと、そして誰もが知る名優の演技が輝かしい化学反応を巻き起こす異色作。

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この作品についてCINEMOREで二本の記事を執筆しております。

・演技未経験者、子役、名優まで、常識破りのキャスティングがもたらす個性のハーモニー

・iPhoneから35mmフィルムカメラへ、変幻自在の撮影方法がもたらす映像力

ご興味ある方は是非ご覧くださいませ。

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2018/04/25

モリのいる場所

映画.comに『モリのいる場所』のレビューを執筆しました。本作は『キツツキと雨』や『横道世之介』などの名作で知られる沖田修一監督による最新作。画家であり書家でもあった熊谷守一(モリ)とその妻の「たった一日」を描いた物語です。気になっている方は是非お読みいただければ幸いです。

本作を観た後、どこか近場でモリの絵画を直接鑑賞できるところはないものかと調べてみたところ、ありました!『モリのいる場所』の舞台でもあるご自宅が、今では美術館になっているとのこと。しかも池袋のひとつお隣の、要町駅から歩いて8分のところにあるそうなので、これはもう行ってみるほかないでしょう。というわけで、映画の余韻を携えたまま、「豊島区立  熊谷守一美術館」へ足を運んでみました。

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2018/03/26

ビガイルド

ソフィア・コッポラの久々の新作『ビガイルド』についてCINEMOREに二本の記事を執筆しました。

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一本目は「画面アスペクト比1.66:1がもたらす心理模様」、そしてもう一本は「ソフィア・コッポラに着想を与えたイーストウッド主演映画とは?」。これまでのソフィア作品とはややイメージが異なったスリラーながら、その世界感の織りなし方はさすがです。ぜひ映画とあわせてお読み頂けますと幸いです。

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2017/10/18

ソフィア・コッポラの椿姫

映画監督ソフィア・コッポラが演出を務めたオペラ「椿姫」について書きました。現在、日本橋の映画館でその映像版が上映されています。音楽的にも素晴らしかったのですが、映画サイトということであくまで映画的な視点から、こちらも映画界では有名な人、美術監督ネイサン・クロウリーのことについて書いています。

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2017/04/13

T2 トレインスポッティング劇場パンフレットに寄稿しました

11日間にわたる英国の旅から無事帰って参りました。

エディンバラからの帰りには人身事故で列車がストップしてニューカッスルで立ち往生し、ロンドンではレスタースクウェアで交通事故の現場に遭遇し(事故にあったわけではないです)、炎天下の繁華街における緊迫した救出劇を目撃するという何かと波乱づくめの毎日ではありましたが、日本に帰ってくるとさすがにホッとしつつ、またもう一回、いや何度でも英国に行きたい、旅したい、多くの人とお会いしたいという気持ちでいっぱいになっています。お世話になった方々、本当にありがとうございました!またお会いできます日を心待ちにしております。

そしてそして、帰宅すると、『T2 トレインスポッティング』の劇場用パンフレットの見本版が届いておりました。思い返すと1996年、大学入学して東京暮らしを始めたその年に一作目の『トレインスポッティング』が公開され、私は長蛇の列に並んで今は無きシネマライズで本作を鑑賞し、えらく衝撃を受けたものでしたが、まさか20年後の続編で劇場用パンフレットのお仕事に参加させてもらえるとは思ってもみなかった。

『T2』という映画と同じく、このパンフ仕事は私にとっても20年間の「昔と今」を行きつ戻りつしながら、ノスタルジーに飲み込まれ、這い出てはまた飲み込まれ、様々な思いで胸が苦しくなることの連続でした。 というわけで原作についてのコラムと、T1とT2に関するエンサイクロペディアを執筆しております。もしも劇場に足をお運びになる機会がございましたら、ぜひぜひ手にとってご覧いただけますと幸いです。映画も面白いです。でもやっぱりT1を観てからの方が断然楽しめることは間違いありません。

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*画像はエディンバラにて撮影した、T1の聖地ともいうべき場所。エディンバラ・ウェイヴァリー駅から歩いてすぐのところにあります。

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2017/02/07

BFF<ベスト・フレンド・フォーエバー>特集

NeoLというウェブサイトでは、先月末からBFF<Best Friends Forever>特集と称して様々なカルチャーを紹介する記事が連続アップされています。

先月末の大統領就任から、ニュースを見るたびに心が折れそうになっている人も多いことでしょう。嫌になってSNSを開くのをやめてしまった、という話もよく耳にします。世界的に排他的な考え方が広がり、なおいっそうの分断が進むかもしれない中、もう一度、人と人とがつながりあうことの意味を考えてみたい。そんな思いを込めて私も、BFFという視点で5本の映画作品を選出してみました。どの作品も、見終わった後にしっかりとした後味が心の中に沁み込んでいくものばかりです。もしご覧になっていない作品があれば、この機会に是非。

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2016/07/13

ファインディング・ドリー

映画.comで「ファインディング・ドリー」のレビューを執筆しました。

もう前作から13年も経つのか、、、と感慨深い気持ちに浸りながら観てしまいました。すっかりパパ、ママになった人もいれば、職場の中で後輩や部下に囲まれ、泳ぎを教わる側から教える側になってる人も多いことでしょう。

けれどこのおなじみのキャラクターたちはほとんど歳を取っていないんです。なにせ今回のおはなしは前作からたった1年後、という設定。それはそれで、彼らには彼らなりの歳の重ね方があるような気がして、不思議な余韻がこみ上げてきました。

いよいよ今週末の公開です。ぜひご家族揃ってご覧ください。


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2016/02/29

偉大なるマルグリット

音痴な歌姫の物語、『偉大なるマルグリット』について書かせていただきました。

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”音痴な歌姫”はなぜ観客の心を揺さぶるのか セザール賞4部門受賞『偉大なるマルグリット』の魅力

自信満々に愛の歌を奏でる彼女ですが、実はジャイアン顔負けの、すごい音痴。けれど財力だけは多分にあるものだから、誰も「あなた音痴ですよ」とは言い出せない。。。それはそれで「悲劇」ではあるのだけれど、しかしある一点を越えると、なぜだか彼女の歌声が本物の愛の歌に聞こえてくる。そんな不思議な味わいがどうしようもなく胸に迫ってくる作品でした。

先日発表されたフランスのアカデミー賞ことセザール賞では主演女優賞を始め4部門に輝いています。ぜひご覧ください。

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2016/01/29

ロパートキナ 孤高の白鳥

ドキュメンタリー映画『ロパートキナ 孤高の白鳥』が劇場公開に合わせて、世界的なバレリーナであるウリヤーナ・ロパートキナさんにお話を伺いました。

ウリヤーナ・ロパートキナ インタビュー/NeoL

インタビュー中、ずっと背筋がピンと伸びておられ、撮影中も立ち姿が本当に美しかったです。いただいたお答えも非常に謙虚で、ストイック。なおかつ、こちらの質問に対しても真正面からしっかりと向き合ってくれる。そのまっすぐさにとても感銘を受けました。

02年に出産を経験した後もなおマリインスキーのプリンシパルとして世界中を魅了し続ける彼女。お嬢さまに関する質問を投げかけた時、ふっと笑顔がこぼれて慈愛に満ちた表情を浮かべられたのが印象的でした。

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