2017/10/18

ソフィア・コッポラの椿姫

映画監督ソフィア・コッポラが演出を務めたオペラ「椿姫」について書きました。現在、日本橋の映画館でその映像版が上映されています。音楽的にも素晴らしかったのですが、映画サイトということであくまで映画的な視点から、こちらも映画界では有名な人、美術監督ネイサン・クロウリーのことについて書いています。

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2017/04/13

T2 トレインスポッティング劇場パンフレットに寄稿しました

11日間にわたる英国の旅から無事帰って参りました。

エディンバラからの帰りには人身事故で列車がストップしてニューカッスルで立ち往生し、ロンドンではレスタースクウェアで交通事故の現場に遭遇し(事故にあったわけではないです)、炎天下の繁華街における緊迫した救出劇を目撃するという何かと波乱づくめの毎日ではありましたが、日本に帰ってくるとさすがにホッとしつつ、またもう一回、いや何度でも英国に行きたい、旅したい、多くの人とお会いしたいという気持ちでいっぱいになっています。お世話になった方々、本当にありがとうございました!またお会いできます日を心待ちにしております。

そしてそして、帰宅すると、『T2 トレインスポッティング』の劇場用パンフレットの見本版が届いておりました。思い返すと1996年、大学入学して東京暮らしを始めたその年に一作目の『トレインスポッティング』が公開され、私は長蛇の列に並んで今は無きシネマライズで本作を鑑賞し、えらく衝撃を受けたものでしたが、まさか20年後の続編で劇場用パンフレットのお仕事に参加させてもらえるとは思ってもみなかった。

『T2』という映画と同じく、このパンフ仕事は私にとっても20年間の「昔と今」を行きつ戻りつしながら、ノスタルジーに飲み込まれ、這い出てはまた飲み込まれ、様々な思いで胸が苦しくなることの連続でした。 というわけで原作についてのコラムと、T1とT2に関するエンサイクロペディアを執筆しております。もしも劇場に足をお運びになる機会がございましたら、ぜひぜひ手にとってご覧いただけますと幸いです。映画も面白いです。でもやっぱりT1を観てからの方が断然楽しめることは間違いありません。

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*画像はエディンバラにて撮影した、T1の聖地ともいうべき場所。エディンバラ・ウェイヴァリー駅から歩いてすぐのところにあります。

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2017/02/07

BFF<ベスト・フレンド・フォーエバー>特集

NeoLというウェブサイトでは、先月末からBFF<Best Friends Forever>特集と称して様々なカルチャーを紹介する記事が連続アップされています。

先月末の大統領就任から、ニュースを見るたびに心が折れそうになっている人も多いことでしょう。嫌になってSNSを開くのをやめてしまった、という話もよく耳にします。世界的に排他的な考え方が広がり、なおいっそうの分断が進むかもしれない中、もう一度、人と人とがつながりあうことの意味を考えてみたい。そんな思いを込めて私も、BFFという視点で5本の映画作品を選出してみました。どの作品も、見終わった後にしっかりとした後味が心の中に沁み込んでいくものばかりです。もしご覧になっていない作品があれば、この機会に是非。

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2016/07/13

ファインディング・ドリー

映画.comで「ファインディング・ドリー」のレビューを執筆しました。

もう前作から13年も経つのか、、、と感慨深い気持ちに浸りながら観てしまいました。すっかりパパ、ママになった人もいれば、職場の中で後輩や部下に囲まれ、泳ぎを教わる側から教える側になってる人も多いことでしょう。

けれどこのおなじみのキャラクターたちはほとんど歳を取っていないんです。なにせ今回のおはなしは前作からたった1年後、という設定。それはそれで、彼らには彼らなりの歳の重ね方があるような気がして、不思議な余韻がこみ上げてきました。

いよいよ今週末の公開です。ぜひご家族揃ってご覧ください。


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2016/02/29

偉大なるマルグリット

音痴な歌姫の物語、『偉大なるマルグリット』について書かせていただきました。

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”音痴な歌姫”はなぜ観客の心を揺さぶるのか セザール賞4部門受賞『偉大なるマルグリット』の魅力

自信満々に愛の歌を奏でる彼女ですが、実はジャイアン顔負けの、すごい音痴。けれど財力だけは多分にあるものだから、誰も「あなた音痴ですよ」とは言い出せない。。。それはそれで「悲劇」ではあるのだけれど、しかしある一点を越えると、なぜだか彼女の歌声が本物の愛の歌に聞こえてくる。そんな不思議な味わいがどうしようもなく胸に迫ってくる作品でした。

先日発表されたフランスのアカデミー賞ことセザール賞では主演女優賞を始め4部門に輝いています。ぜひご覧ください。

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2016/01/29

ロパートキナ 孤高の白鳥

ドキュメンタリー映画『ロパートキナ 孤高の白鳥』が劇場公開に合わせて、世界的なバレリーナであるウリヤーナ・ロパートキナさんにお話を伺いました。

ウリヤーナ・ロパートキナ インタビュー/NeoL

インタビュー中、ずっと背筋がピンと伸びておられ、撮影中も立ち姿が本当に美しかったです。いただいたお答えも非常に謙虚で、ストイック。なおかつ、こちらの質問に対しても真正面からしっかりと向き合ってくれる。そのまっすぐさにとても感銘を受けました。

02年に出産を経験した後もなおマリインスキーのプリンシパルとして世界中を魅了し続ける彼女。お嬢さまに関する質問を投げかけた時、ふっと笑顔がこぼれて慈愛に満ちた表情を浮かべられたのが印象的でした。

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2015/12/23

アントン・コービン監督インタビュー

「SW」や「妖怪ウォッチ」旋風の真っ只中で、まるでその対極にいるかのような心に沁み入る名作『ディーン、君がいた瞬間』が公開中。伝説の俳優ジェームズ・ディーンと、彼にカメラを向けた写真家デニス・ストックの物語。映画史に埋もれた一瞬を、実力派の若手俳優たちがなんとも味わい深く演じています。

また、この映画で興味深いのは、世界的なフォトグラファー、アントン・コービンが監督を務めているところ。U2、ビョーク、デペッシュ・モード、ボブ・ディラン、ジョイ・デヴィヴィジョン、トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロをはじめ、とにかく名だたるアーティストたちを撮影し続ける彼だからこそ写し取ることのできた「一瞬」がしっかりと刻まれています。

そんなコービン監督にインタビューさせてもらいました。

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『ディーン、君がいた瞬間』アントン・コービン監督インタビュー/NeoL

常に穏やかで、彼の周辺には常にリラックスした空気が流れている。と同時に室内にいる一人一人のことをしっかりと把握して、時間があるとピンポイントで声をかけてくれる。「その携帯、いいね!」とか「オランダ(監督の母国)語のTシャツを着てきてくれてありがとう」(←僕が言われました)とか、取るに足らないことなんだけど、なんだかその気遣いが現場をホッコリと温かい雰囲気に包んでいく。。。 ほんの30分だけでしたが、名だたるアーティストたちが彼を心から愛し、なおかつ絶大なる信頼を寄せる理由が、ほんの一瞬だけ垣間見えたような気がしました。

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2015/12/08

ディーン、君がいた瞬間(とき)

神に魅入られた才能、そして今なお崇高に光り輝く存在、ジェームズ・ディーン。

今年は彼が亡くなって60年にあたる。そんな節目に、在りし日のディーンをしのんだ一作、『ディーン、君がいた瞬間』が到着。本作は無名時代のディーンと若き写真家をメインに据え、映画史の隙間にこぼれ落ちた秘話を丹念に掘り起こして提示した逸品です。そんな注目の一本についてレビュー執筆しました。

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伝説の映画スターと写真家の邂逅をみずみずしく切り取った、知られざる実話/映画.com

ジェームズ・ディーンの主演作3本を観ていなくても充分楽しめる。でもおそらく見終わったら必ずと言っていいほど、彼の遺した偉業を観てみたくなること請け合いです。彼のカリスマ性、そして映画史に刻んだ偉業に新たな光を差し込ませる意味でも、素晴らしいきっかけとなる映画体験。ぜひ。

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2015/10/21

ヴィヴィアン・マイヤーを探して

アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にもノミネートを果たし、世界各国で大絶賛を浴びた『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』のレビューを執筆しております。最近観た中では『シュガーマン 奇跡に愛された男』 に匹敵するほどの胸の高まりを禁じ得ない作品でした。偉大な芸術家って実は、私たちのすぐ身近なところに隠れているのかもしれません。

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名もなき乳母は名写真家だったーーー『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』が導き出す真実とは?/リアルサウンド

とにかく彼女の撮った写真の数々が素晴らしいのです。ぜひスクリーンにてそのモノクロ写真の魅力に浸って頂きたい。彼女の作品に驚き、その素性に驚き、また死後に作品が初めて世に出たという顛末にも驚かされる、ビックリ続きの傑作。

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2015/05/16

ターナー、光に愛を求めて

 マイク・リーの作風は決してダイナミックに筋書きが展開していくタイプのものではない。むしろ会話や表情からキャラクターの内面が味わい深くにじみ出てくるところに趣きがある。そして決して全てを観客に伝えるのではなく、ある程度の手がかりを与えて、あとは委ねる。そうやって広がりゆく、あたかもワインを呑み干した後のような余韻が、何とも言えない贅沢な実りを提供してくれるのだ。

 そんな巨匠が、イギリスの国民的画家J.M.W.ターナー(1775〜1851)を描く。英国人なら誰もがこれはちょっとした事件だと感じたはず。

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