2018/05/29

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

2017年、世界中で多くの人の心を魅了した映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』。一見、「ドキュメンタリーかな?」と見まごうタイトルですが、列記とした劇映画です。それも元気いっぱいの子役たちと、演技初体験のヒロインと、そして誰もが知る名優の演技が輝かしい化学反応を巻き起こす異色作。

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この作品についてCINEMOREで二本の記事を執筆しております。

・演技未経験者、子役、名優まで、常識破りのキャスティングがもたらす個性のハーモニー

・iPhoneから35mmフィルムカメラへ、変幻自在の撮影方法がもたらす映像力

ご興味ある方は是非ご覧くださいませ。

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さよなら、僕のマンハッタン

『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督が描く珠玉の人間ドラマ『さよなら、僕のマンハッタン』。この映画についてCINEMOREさんで二本の記事を書かせていただきました。

一本目は「サイモン&ガーファンクルの名曲から読み解く『さよなら、僕のマンハッタン』」、そして二本目は「二人の”ウェブ”から見えてくる、マーク・ウェブ監督の試行錯誤と再起への誓い」。

つい先日も映画関係者の人とこの映画のことをお話ししていたのですが、最終的には「やっぱりウェブ監督は、本当に心が優しい。優しすぎるくらい、優しい」という結論に達しました。ニューヨークという変わりゆく街を本当に優しく包み込んだ作品です。個人的にはまるでポール・オースターの小説のような香りに酔いしれました。

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2018/04/25

モリのいる場所

映画.comに『モリのいる場所』のレビューを執筆しました。本作は『キツツキと雨』や『横道世之介』などの名作で知られる沖田修一監督による最新作。画家であり書家でもあった熊谷守一(モリ)とその妻の「たった一日」を描いた物語です。気になっている方は是非お読みいただければ幸いです。

本作を観た後、どこか近場でモリの絵画を直接鑑賞できるところはないものかと調べてみたところ、ありました!『モリのいる場所』の舞台でもあるご自宅が、今では美術館になっているとのこと。しかも池袋のひとつお隣の、要町駅から歩いて8分のところにあるそうなので、これはもう行ってみるほかないでしょう。というわけで、映画の余韻を携えたまま、「豊島区立  熊谷守一美術館」へ足を運んでみました。

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2018/04/06

『ウィンストン・チャーチル』関連の執筆記事

日本でも絶賛上映中、『ウィンストン・チャーチル』関連の記事をCINEMOREに執筆させていただきましたので、ご興味おありの方はご覧ください。

一本目は「ゲイリー・オールドマンが切り開いた演技×特殊メイクのハイブリッドな役づくり」。そして二本目は「ジョー・ライトが描いた二つの”ダンケルク”」です。

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映画の面白さは、一作だけにとどまらず、そこから芋づる式に様々な作品へと繋がっていくところ。本作はまさに、ゲイリー・オールドマンの演技やジョー・ライトの作家性、さらには第二次大戦やダンケルクの戦いといった要素を介して様々な作品へと接続する「ジョイント」とも言える作品だと思います。小難しい歴史劇だと思わず、ぜひ思い切りこの世界へ飛び込んで、チャーチルという人間に真正面からぶつかってみてください。

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2018/04/04

さよなら、僕のマンハッタン

映画.comにて『さよなら、僕のマンハッタン』(4月14日より公開)のレビューを執筆しました。

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本作のマーク・ウェブ監督といえば、『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどでも知られる人。この映画は、彼が『サマー』で映画監督デビューする前に一目見て虜になったという脚本を、10年以上熟成させた上でついに映画化した作品なのだそうです。なんだかポール・オースターを始めとするNYを舞台にした文学を彷彿とさせる、ささやかだけれど人生の魔法に彩られた物語です。是非ご覧ください。

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2018/03/26

ウィンストン・チャーチル

いよいよ今週末より公開となる『ウィンストン・チャーチル』。今年のアカデミー賞にも様々な部門でノミネートされ、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)とメーキャップ賞を受賞しました。

個人的には作品賞にノミネートされた中でこの映画が最もお気に入り(結果的に『シェイプ・オブ・ウォーター』に敗れましたが)。そんな本作への愛情を周囲に語っていたところ、だったらその思いを映画.comの特集ページで書いてくれと依頼され、下の方でチラッと寄稿させていただいております。ぜひご覧ください。

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『ウィンストン・チャーチル』というタイトルも単調直入で分かりやすいですが、個人的には原題の"Darkest Hour"が本作の「暗闇」と「光」の関係性を絶妙に表していて素晴らしいと思います。当時のイギリス、そしてチャーチル自身の心境をも投影しているかのよう。監督は『つぐない』や『プライドと偏見』のジョー・ライト。チャーチルをよく知る方も、あんまりよく知らない方も、この映画のチャーチルが放つ人間的な迫力に触れてみてください。きっと体の中を電流が貫くような映画体験が得られるはずです。

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ビッグ・シック

アカデミー賞の脚本賞にノミネートされた『ビッグ・シック』について、CINEMOREに二本の記事を書かせて頂いております。

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一つ目は「オスカーノミネートを果たした夫婦脚本家の執筆術」、もう一つは「映画界に風穴を空けたコメディ出身者たちの視点とは?」。この映画、本当に面白くて、感動的で、観た人全てを幸せな気持ちにさせてくれる映画です。ぜひ映画とあわせてご覧いただければ幸いです。

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2018/03/06

リメンバー・ミー

映画.comにて『リメンバー・ミー』について書かせていただきました。ピクサーが放つ最新作で、アカデミー賞授賞式では見事、長編アニメーション部門のオスカーを獲得した作品です。さすがピクサーというべきか、今回もなんという崇高な題材へと挑んだものかと驚きと興奮を抑えられませんでした。

メキシコの「死者の日」を切り口に、死後の世界へ紛れ込んでしまった男の子の冒険が描かれます。でも死んでしまう映画ではありません。むしろご先祖様とのつながりを謳った映画です。

このテーマ性もさることながら、最後には「えっ!」という爽やかな感動が待っていて、四十路のおじさんもすっかり泣かされました。主役の男の子の歌声(字幕、吹き替え、ともに)も超絶品で素晴らしいです。皆さま、ぜひ。

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2018/02/11

『ヘンリー・フール』3部作

ハル・ハートリーという映画作家がいる。

彼の手がける作品の魅力ついて一言で説明するのは困難だ。いや、どれだけ言葉を尽くしたとしても、最終的には「とりあえず観て。そこから始めよう」とこちらが匙を投げてしまうかもしれない。それほど彼の作品は、ある意味、掴みどころがなく、そうであるがゆえに、公開から20年以上が経った作品たちも今なお抗い難い魅力を放ち続けてやまない。その作品に触れると我々はまるで日向に横たわるみたいな心地よさに包まれる。その光の射す方へ向けた、やわらかないざない。

正直、ストーリーのことはあまり覚えていないのだ。ただ、コミカルな描写に思わず笑みがこぼれたり、繊細な演出に胸打たれたり、唐突もなく出演者たちが踊りだす(『シンプルメン』)可愛らしさにときめいたり、なんだか上映中にいろんな感情が刺激され「ああ、なんだかこの映画が好きだ」と感じてしまう。それくらいの説明が、語彙力の乏しい私には限界だ。

だが、1999年に日本公開を迎えた『ヘンリー・フール』は、これまでの「掴み所のなさ」とはやや違う、ストーリーとしての強度があったように思う。それは、どこからともなく、両手に大きなバックを抱えてやってきた謎めいた男が、ゴミ収集人のサイモンの自宅で暮らし始める物語。名はヘンリー・フール。「告白」と銘打たれた超大作を執筆中の彼は、どうやら自称・作家らしいのだが、どれほど凄い作家なのかは一向に分からない。

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2018/01/10

パディントン2

映画.comにて『パディントン2』のレビューを書かせていただきました。第一作目の公開から2年。今回もロンドンを舞台にコミカルで温かくて奇想天外なストーリーが展開します。

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いやはや、上映中ずっとニコニコしながら笑っている自分がいました。それでいて「多様性を抱きしめる」というテーマは前作からしっかりと受け継がれており、全くもってブレがない。主人公のパディントンを凌駕するほどのヒュー・グラントの演技も衝撃的。子ども向け映画?とんでもない!大人から子供までみんな楽しめる極上のエンタテインメント作品です。

ちなみに、先日の取材でヒュー・グラントとヒュー・ボネビルにも直接お話を伺うことができましたが、二人とも本当にウィットに富んだ素晴らしい方で、映画以上にキラキラ輝いて見えました。


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