2020/04/08

『シザーハンズ』(1990)

新作の劇場公開が軒並み延期されてしまったこともあり、私は過去の名作を鑑賞して紐解く機会が多くなっています。ただ、ずっと座っていると健康にも悪いので、最近は昼間はできるだけ「立ちながら」鑑賞することに努めています。これでいくらか運動不足が解消できるといいのですが。

そんな中、私が中学生の頃に鑑賞した『シザーハンズ』について執筆させていただきました。何かと心が落ち着かない日々ではありますが、もしも読んでやってもいいぜ、という方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧いただけると嬉しいです。世界中で愛され続けている名作なので、何を書いても今更感が強いことはわかっているのですが、今回は随分久しぶりに再見した際にふと気がついた、衣装の色彩と感情とのリンクについて論じています。

ずっとネットやテレビにばかり張り付いていると、どうしても心が疲れてしまいますよね。実は私もそうでして・・・この『シザーハンズ』にちょっとばかし救われました。時に名作は心をふっと軽くしてくれることがあるようです。

 

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2020/03/26

「チャンプ」(79)

1979年の映画『チャンプ』について書かせていただきました

この映画との出会いはちょっと衝撃的でした。僕は最初、DVDジャケットにもなっているようなボクシングの映画かと思って見始めたものの、肝心のボクシングがなかなか始まらない。むしろ競走馬がわんさか出てくる。涙無くしては見れない親子ドラマもある。そしてようやくリング上でゴングが鳴るのはラスト20分になってから。これが散々待たせただけあって壮絶でした。当時、ファイトシーンの振り付けを担当したジミー・ガンビノが「これまででベストのファイトシーンに仕上がった」と満足げに語ったとも伝えられていますが、当時人気だった『ロッキー』シリーズにも迫るほどの迫力と執念で圧倒されます。そしてそこから始まる号泣の嵐。本作はこれらのくだりでとにかく「泣かせる」ことでも有名な作品です。

 

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2020/03/24

『フェアウェル』

ゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得した傑作『フェアウェル』についてレビューを書かせていただいております。ご興味ある方はご覧いただければ嬉しいです。

この映画に出会えて本当に良かったと、素直にそう思える一作。優しく、柔らかな気持ちになれて、心の中に栄養がスーッといきわたっていく・・・そう書くとなんだか胃薬の宣伝みたいですが・・・自分の本心は刻一刻とアップデートされる世界ニュースよりも、むしろこのような心の栄養を求めていたんだな、と改めて感じました。

Farewell

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2020/03/23

『恐竜が教えてくれたこと』

児童文学が原作とはいえ、この映画は決して侮れない。

むしろ子ども時代を経由していつの間にか大人になってしまった私たちの方こそ、本作の展開に感じ入ってしまう部分が多いのではないか。

 

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2020/03/09

『コロンバス』

3月14日より公開を迎える劇映画『コロンバス』にとても心奪われました。

 

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2019/12/31

レイジング・ブル

更新が滞ってしまい失礼いたしました。
相変わらずCINEMOREの記事をマイペースで執筆させていただいております。
名作や旧作について取り上げている場合が多いですが、
もしリンクの中で気になる作品がありましたら、
ぜひチェックしてみていただけると嬉しいです。

中でもこのお正月休み中に『アイリッシュマン』をご覧の方におすすめなのが、
デ・ニーロとスコセッシ、そしてジョー・ペシが初めてコラボした作品、
『レイジング・ブル』です。一作目にして3人の息がぴったり。今見ても
実に生々しく、ダイナミックで、いつしかある種の悲哀すら漂ってくる傑作です。

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2019/10/07

クロール -凶暴領域-

一言で表現すると、ワニ映画である。ハリケーン迫る中、一人暮らしの父親を心配して娘が実家を見に来ると、そこにはなぜか凶暴なワニが!そこから父娘がなんとか逃げ延びようとするパニック・ホラーが展開していくわけだが、これが90分弱の中で非常によくまとまっていて楽しかった。監督は数々のホラーやバイオレンス作でも知られるアレクサンドル・アジャ。

まずもって娘が水泳選手というのが鍵だ。彼女がプールでトレーニングに打ち込む冒頭を目にするだけで、僕らの脳裏には、ヒロインがやがて水中でワニとデッドヒートする未来絵図がなんとなく予想できるはず。それにこの父娘は長期にわたって仲違いしており、性格の似た分だけ衝突も多い二人が最大のピンチを前に共闘するのも大きな見どころだ。

もう一点、ホラー映画では「家」が一つの精神世界を成すことが多いが、本作でもまず深層心理を示す「地下室」から始動し、様々な記憶や感情をぶちまけながら、徐々に上へ、上へと上り詰めていく。こうして状況を克明に描きつつも、自ずと内面をもうかがい知ることができるのだ。教科書通りと言えばそれまでだが、ジャンル映画の枠内を端から端まで思い切り泳ぎ切ったなかなかの力作だった。

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2019/09/24

「ホームステイ ボクと僕の100日間」(2018)

あの傑作アニメの原作が海を越え、なんと今度はタイで実写映画化。文化や日常が丁寧に(タイ式に)翻案されて、とても見応えのある作品に仕上がっていました。そんな新作「ホームステイ ボクと僕の100日間」について映画.comでレビューしています。気になった方は是非お読みください!

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「エイス・グレード」(2018)

ネット文化が当たり前のようになって、生活が変わった。人が変わった。思考法や感情のあり方、そして自己表現の方法も大きく変わった。それを映画がナチュラルに物語の体内へ取り組むことができるようになるまで随分と時間がかかった気がするが、『search』や『エイス・グレード』のような作品はその現時点での到達点と言えるのだろう。

本作は無口な学校生活を送りながら、自宅で密かに動画をアップし続ける(でも視聴者数は一桁)YouTuberがヒロインだ。中学校から高校へと進学する成長の狭間に立ち、彼女はなんとか今の自分を変えたいと願っている。その必死さゆえに、彼女は何よりも自分の心を保つために配信し続けているようにも見える。悲しいのは、その洞穴の中へ向けて叫び続ける声を、誰一人として聞いていないどころか、聞こえてさえいないことだ。

無口な日常、気まずい父娘関係、視聴者数一桁。もしもこれだけを世界の全てとして受け止めたら、それはあまりに絶望的な現実だ。だが実際はそうではない。気づくか、気付かないかで、人生は大きく変わる。このようにあらゆる世代が文学や映画や音楽を通じて何度も何度も輪郭線をなぞって謡いあげてきたテーマを、本作はネット文化を使って普遍的かつ爽やかに描ききろうとする。父親役のジョシュ・ハミルトン、最高である。

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2019/09/18

「アス/Us」

ジョーダン・ピール監督の最新作『アス/Us』について書きました。

戦慄ホラーの中に現代社会への視点を潜ませた、ジョーダン・ピールの監督術/CINEMORE

Handsacrossamerica

Us

夜な夜な、自分にそっくりな姿のモンスターたちがやってくる・・・というホラーなんだけれど、映画が終わって「あれは一体何だったのか?」と考えると、思いもしなかったいろんな気づきや発見がこみ上げてきます。

ここに書いてることが正解か間違いかではなくて、いろんなことを考えさせられる、ってところがこの映画のポイントなんだと思います。

ネタバレありなので、鑑賞済みの方にしかお勧めできませんが、気になった方はお読みいただければ幸いです。

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