2017/06/14

キング・アーサー

映画.comにてガイ・リッチー監督作『キング・アーサー』のレビューを執筆しました。

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『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』の頃は全くの異色の存在だった彼が、今や『シャーロック・ホームズ』や『キング・アーサー』といった英国のお家芸ともいうべき題材を担っていることに全くもって驚きが隠せません。とはいえ、彼はあくまで自分の慣れ親しんできた独自のノリとリズムを使ってこの英雄伝説を描いていきます。そこがこれまでと違って新しいところ。

海外評を見たところ、どこもおしなべて批評家受けは悪いようですが、しかしRotten Tomatoesを見ると、観客側の支持は75パーセントを超えるという不思議な現象が起きていることに気づかされます。決して完璧な映画とは言えないけれど、それなりの楽しさには満ちている作品です。

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2017/02/22

ラビング 愛という名前のふたり

映画.comにて『ラビング/愛という名前のふたり』のレビューがアップされましたので遅ればせながらご報告を

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60年代、アメリカの歴史を大きく変えることになった”とある夫婦”の物語です。本作の主演女優ルース・ネッガはアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされています。この部門では相変わらず『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンや"ELLE"のイザベル・ユペールが有力と言われていますが、ネッガが魅せる凛と透き通った存在感には誰もが心奪われるはず。いよいよアカデミー賞授賞式も間近に迫ってまいりました。この新鋭に、そしてこの素晴らしい作品にぜひご注目ください。

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2016/12/06

ミス・シェパードをお手本に

英国映画『ミス・シェパードをお手本に』について書きました。

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「ハリー・ポッター」シリーズやTVドラマ「ダウントン・アビー」でもおなじみのマギー・スミス主演の人間ドラマ。コスチューム・プレイで見慣れたこの名女優ですが、果たして今回はどんな驚きのキャラクターに挑戦しているのか。老女と劇作家との奇想天外な交流の物語です。

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2016/06/07

レジェンド 狂気の美学

『マッド・マックス 怒りのデスロード』や『レヴェナント:蘇りし者』をはじめ、映画界においてまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続ける俳優トム・ハーディ。彼が双子役に挑戦した快作『レジェンド 狂気の美学』がいよいよ公開を迎えます。60年代ロンドンの闇社会を牛耳っていたというクレイ兄弟の物語。そのレビューを執筆しましたので、ご興味ある方は是非ご覧ください。

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トム・ハーディ増殖。かつてない挑戦が、怪優の眠れる魅力を余すところなく解き放つ/映画.com

スウィンギン・ロンドンの時代、つかの間の君臨を果たしたクレイ兄弟。彼らは一体何者だったのか。そんなことは途中からどーでもよくなり、とにかくトム・ハーディの魅力にどっぷりと浸かり切る作品に仕上がっています。英国でも大ヒットし、「18歳未満は鑑賞不可」の作品としては『トレインスポッティング』を超える史上最高興収を記録したとのこと。必見です。

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2016/06/04

ロイヤル・ナイト

レビューを書きました。今回は『ロイヤル・ナイト』という映画についてご紹介しています。

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エリザベス女王は”お忍びの外出”でなにを見た?『ロイヤル・ナイト』の史実とフィクション/リアルサウンド

1945年5月8日、ナチス・ドイツの降伏を受けてヨーロッパ戦線は終結を迎え、ロンドンでは大勢に市民が外に飛び出して祝福ムードに包まれたのだとか。その様子を宮殿の外で体感しようと、まだ若かりし頃のエリザベスは理路整然と両親を説得し、妹マーガレットと共に”お忍び”で外の世界へと飛び出していくーー。『ロイヤル・ナイト』はそんな「マジっすか!?」と突っ込みたくなるような展開が満載の、たった一晩の冒険物語。

もちろん映画なのでフィクションも盛りだくさん。でもそれを差し引いても、当時のロンドンの雰囲気が味わえて面白い。少女だったエリザベスが、徐々に将来の君主としての凛々しさと自覚を帯びていくくだりにも、グッとくるものがあります。

そうそう、『英国王のスピーチ』でおなじみのジョージ6世も登場しますよ。


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2016/05/14

マクベス

今年はシェイクスピア没後400年の節目なのだそうです。シェイクスピアが生きたのは1564年〜1616年で、日本でいうとNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公、真田信繁が生きた1567年〜1615年と微妙に重なるという不思議もあります。ちょうど今、大河では歌舞伎の開祖とされる出雲阿国が舞を披露する場面が出てきていますが、ちょうど同じ頃、海と大陸を隔てた英国ではシェイクスピアの作品群がロンドンをはじめとする市井の人々の心を歓喜させていたんですね。

というわけで、シェイクスピア物の映画の最新版として高い評価を獲得した『マクベス』について書きました。

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マイケル・ファスベンダーが暴君を怪演する『マクベス』、その狂気の裏側にあるものとは?/リアルサウンド

本作は吉本興業が配給することでもニュースになりました。と言っても本作に笑いはありません。むしろ狂気が悲劇を生む壮絶な物語です。

本作に触れると「どうしてこんな狂気が人の心を支配してしまうんだろう?」と誰もが不思議に思うはずなんですが、今回のレビューでは(原作にはない)冒頭シーンからその背景について推察しています。これまで敷居が高すぎてシェイクスピアに関心が持てなかったあなた。大人になってからのシェイクスピアは案外楽しいものですよ。

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2016/03/23

ミラクル・ニール!

英国コメディ『ミラクル・ニール!』のレビューを執筆しました。この映画は、英国が生んだコメディ界のビートルズことモンティ・パイソンのメンバーが勢ぞろいして宇宙人の声を担当。さらに故ロビン・ウィリアムズもまた主人公の愛犬の声を遺しており、そのまたついでに人気絶頂のサイモン・ペッグが主演するという、まるで新旧コメディ・スターの博覧会のような様相を呈しています。

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伝説的コメディ俳優が揃い踏みした、かつてない偉大な珍作/映画.com

名前を目にするだけで恐れ多い気持ちがこみ上げてくる顔ぶれながら、これだけの面子を集めてこんなにくだらないことをやってしまうのがすごい。すごすぎる。。。監督は『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』や『ライフ・オブ・ブライアン』などでもメガホンを取ったテリー・ジョーンズ。

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2016/02/29

偉大なるマルグリット

音痴な歌姫の物語、『偉大なるマルグリット』について書かせていただきました。

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”音痴な歌姫”はなぜ観客の心を揺さぶるのか セザール賞4部門受賞『偉大なるマルグリット』の魅力

自信満々に愛の歌を奏でる彼女ですが、実はジャイアン顔負けの、すごい音痴。けれど財力だけは多分にあるものだから、誰も「あなた音痴ですよ」とは言い出せない。。。それはそれで「悲劇」ではあるのだけれど、しかしある一点を越えると、なぜだか彼女の歌声が本物の愛の歌に聞こえてくる。そんな不思議な味わいがどうしようもなく胸に迫ってくる作品でした。

先日発表されたフランスのアカデミー賞ことセザール賞では主演女優賞を始め4部門に輝いています。ぜひご覧ください。

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2016/01/18

千年医師物語〜ペルシアの彼方へ〜

リアルサウンドにて『千年医師物語〜ペルシアの彼方へ〜』という映画をご紹介してます。

中世イングランドから始まり、ドーバー海峡から船でフランスを経てエジプトに入り、そこから砂漠を延々と歩いてペルシアへ。ヨーロッパに医療の概念が広がっていなかった時代に、主人公が海を超えて、砂漠を越えて、イスラム文化に医学を学びにいく物語です。

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これぞ医療の観点で見つめた世界史ーー『千年医師物語』は知的興奮に満ちた快作だ/リアルサウンド

80年代に世界的ベストセラーとなった歴史小説が原作ですが、なんとこの映画を製作したのはドイツ人。ドイツ映画界が総力を結集して作ったスペクタクルです。世界史好きにはたまらないオススメ作。ぜひチェックしてみてください。

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2015/12/23

アントン・コービン監督インタビュー

「SW」や「妖怪ウォッチ」旋風の真っ只中で、まるでその対極にいるかのような心に沁み入る名作『ディーン、君がいた瞬間』が公開中。伝説の俳優ジェームズ・ディーンと、彼にカメラを向けた写真家デニス・ストックの物語。映画史に埋もれた一瞬を、実力派の若手俳優たちがなんとも味わい深く演じています。

また、この映画で興味深いのは、世界的なフォトグラファー、アントン・コービンが監督を務めているところ。U2、ビョーク、デペッシュ・モード、ボブ・ディラン、ジョイ・デヴィヴィジョン、トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロをはじめ、とにかく名だたるアーティストたちを撮影し続ける彼だからこそ写し取ることのできた「一瞬」がしっかりと刻まれています。

そんなコービン監督にインタビューさせてもらいました。

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『ディーン、君がいた瞬間』アントン・コービン監督インタビュー/NeoL

常に穏やかで、彼の周辺には常にリラックスした空気が流れている。と同時に室内にいる一人一人のことをしっかりと把握して、時間があるとピンポイントで声をかけてくれる。「その携帯、いいね!」とか「オランダ(監督の母国)語のTシャツを着てきてくれてありがとう」(←僕が言われました)とか、取るに足らないことなんだけど、なんだかその気遣いが現場をホッコリと温かい雰囲気に包んでいく。。。 ほんの30分だけでしたが、名だたるアーティストたちが彼を心から愛し、なおかつ絶大なる信頼を寄せる理由が、ほんの一瞬だけ垣間見えたような気がしました。

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