2012/04/26

【NEWS】『ヘルプ』監督の次回作決定か?

Deadlineによると、オスカー候補作『ヘルプ』のテイト・テイラー監督が次回作としてFOXと"The Jury"という作品の交渉に入っているという。この話がまとまれば、テイラーは脚本と監督を手掛けることとなる。

この原作となるのは2002年にイギリスのグラナダ・テレビジョンが製作したTVミニシリーズ。15歳の少年が殺害され、容疑者としてムスリムのクラスメイトが逮捕される。事件の裏側にはいったい何があったのか。12人の裁判員たちはそれぞれの目線で事件と向きあい、被告に対し法の審判を下そうとするのだが・・・。オリジナル版では英国随一の書き手として知られるピーター・モーガンが脚本を担当。『バンテージ・ポイント』で知られるピート・トラヴィスが演出し、ジェラード・バトラーやマーク・ストロングらがアンサンブルを固めた。

放送当時より高い評価を得ていたTVシリーズは2007年に映画化権が売買され、このときは『君のためなら千回でも』や『007 慰めの報酬』で知られるマーク・フォースターが監督を、『スーパーチューズデー』のボー・ウィリモンが脚本を担当する方向で調整が進められた(結局この案はうまくいかなかった)。このたびフォースターはプロデューサーに回り、すべてはテイト・テイラーの演出力に託されることとなりそうだ。

『ヘルプ』で役者陣のアンサンブル演出が絶賛されたテイラーだけに、重要な役どころが渦巻く本作でもそのそれぞれの持ち味を巧みに散りばめていくことが期待される。

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2011/09/07

【NEWS】F1映画"Rush"の部分撮影スタート

F1史上に燦然と輝くふたりのレーサーがいる。貴公子ジェームズ・ハントと、不死鳥ニキ・ラウダ。70年代に世界各地のレース場で繰り広げられた熾烈なライバル争いは長らくF1界の伝説として人々の記憶にとどまり、そしてこのたび新たに映画としても名を刻むこととなった。

Rush
その映画"Rush"はキャスティングにも力が入っている。オーストリア人のラウダを演じるのは『グッバイ・レーニン!』や『イングロリアス・バスターズ』のダニエル・ブリュール、英国人のハントには『マイティ・ソー』のクリス・へムズワース。『ダ・ヴィンチ・コード』や『アポロ13』の名匠ロン・ハワードが監督を手掛け、脚本はハワードと『フロスト×ニクソン』でも組んだピーター・モーガン。

この本格撮影についてはへムズワースが"The Avengers"と"Snow White and The Huntsman"の撮影を終えた後(年末ごろか?)にスタートするものとみられているが、それとは別にハワードはこの週末にも、ドイツのニュルブルクリンクにあるサーキットで部分的にカメラを回し始める予定だという。

実はここ、かつてラウダがドイツGPのさなかに大クラッシュに見舞われた場所だ。このとき彼のマシンは大破、炎上。ラウダ自身も顔や身体に大やけどを負い、数日間にわたり重体の状態が続いたものの、やがて待ち受けていたのは死ではなく、奇跡の復活だった。ここからが凄い。結果的にラウダは事故から数週間でレースへの復帰を果たし、ふたたびハントの君臨する王座めがけて猛追を見せ始める。まさに不死鳥。そして、その勝負の行方は―。

今回の先行撮影ではクラッシュ・シーンこそまだ描かれないものの、年代モノのマシンを使ったレース撮影などが予定されているという。

手負いの状態なのはラウダだけではない。ロン・ハワードも地道に映画化を進めてきたスティーヴン・キング原作「ダーク・タワー」が資金源たるスタジオの撤退にともない製作停止に追い込まれ、かつてない落胆に暮れているさなか。なんとか空いていたスケジュールを埋めて映画監督としての起死回生を図るべく"Rush"へのコミットメントを決めている。

スクリーンに映る不死鳥の姿が、目の前の障壁の大きさに途方に暮れる世界中の人々の心に火をつける。そんな映画になってくれれば、と願わずにはいられない。

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2011/07/16

注目のF1映画、不死鳥ラウダ役は?

F1
監督ロン・ハワード、脚本ピーター・モーガンという『フロスト×ニクソン』の黄金コンビで1970年代のF1界における熾烈なライバル争いを描く"Rush"が準備段階に入っている。

先日もお伝えしたように、UKのレーサー、ジェームズ・ハント役に『マイティ・ソー』のクリス・へムズワースが交渉入りする中、もう一人の立役者、“不死鳥”との異名を持つオーストリア人レーサー、ニキ・ラウダ役に、古くは『グッバイ・レーニン!』、最近では『イングロリアス・バスターズ』で印象的な役柄を演じたダニエル・ブリュールが浮上しているようだ。(Screen Daily

撮影開始は2011年の暮れを予定。

仮にこのふたりを押さえられれば、かなり手堅いキャスティングが実現することになる。

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2011/07/12

F1界伝説のライバル役にこの男

以前もお伝えしたとおり、現在、70年代に火花を散らしたF1レーサーたちの伝説が着々と映画化に向けて歩を進めている。"Rush"と銘打たれた本作は“不死鳥”との異名を持つオーストリア人レーサー、ニキ・ラウダと、プレイボーイとして名を馳せたイギリス人レーサー、ジェームズ・ハントの物語。

そしてこのたびDeadlineによると、ハント役として『マイティ・ソー』のクリス・へムズワースが調整に入っているというニュースが入ってきた。これがもし順調に成立した暁には、来年初頭にも撮影が開始される予定。なお、ニキ・ラウダ役のキャスティングに関しては未定のままだ。

Rush
本作をめぐってはもともとポール・グリーングラスが監督を引き受けるかどうか検討していたものの、結局、離脱。その後、今度は『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』のロン・ハワードが検討に入り、いまや彼のイマジン・エンタテインメントがワーキング・タイトル社などと共に製作に参加する流れとなっている。

脚本には実話のドラマ化に定評のあるピーター・モーガン。『クイーン』や『ヒア アフター』、それにロン・ハワードと組んだ『フロスト×ニクソン』でも知られる彼は、本作"Rush"のほかにも、フレディ・マーキュリーの人生を描いた新作映画でも脚本を手掛けている。

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2011/06/22

F1映画の監督にロン・ハワード?

つい先日まで“ジェイソン・ボーン”シリーズのポール・グリーングラスが興味を示していたと言われるF1映画に、『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるロン・ハワードの名前が急浮上してきた。

Niki_2 "Rush"と銘打たれた本作は、70年代半ばに熾烈なライバル争いを繰り広げた英国人レーサー、ジェームズ・ハントとオーストリア人レーサー、ニキ・ラウダに焦点をあてた物語だ。

中でもハイライトとなるのは1976年の出来事。ハントをポイントでリードしていたラウダは、ニュルンベルク・グランプリでマシンをクラッシュさせ、生死の狭間を彷徨うほどの大怪我を経験する。顔面には痛々しい火傷の跡が残り、もはや選手復帰は絶望的かと誰もが噂する中、彼は事故からたった6週間後のレースで奇跡の復活を遂げ、しかも堂々と入賞を果たしたのだ。

不死鳥のごとくトラックに舞い戻ったラウダとハントの激突はなおもつづく。そして両者とも一向に譲らぬまま、勝負の行方は富士スピードウェイで開催された最終戦に託された。しかもこの日の天候はレースの続行が不可能と思えるほどの豪雨。この最高にドラマティックな舞台で、男たちの見せた死闘の果てとは…?

脚本を手掛けるのは、『クイーン』『フロスト×ニクソン』『ヒア アフター』のピーター・モーガン。彼は同時進行でQueen(こっちは女王でなく、バンド)のボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記映画も手掛けており、フレディ役には『ボラット』のサシャ・バロン・コーエンが決まっている。

一方、本作の初期交渉に入っていると言われるロン・ハワードは、『フロスト×ニクソン』で既にピーター・モーガン作品は経験済み。おなじ70年代の史実を描いたこの作品でかなりの相性の良さを見せつけた間柄だけに、二度目のコラボレーションの成就を期待せずにいられない。

なお、ハワードに関しては、ユニバーサルと共に進めるスティーヴン・キング原作「ダーク・タワー」シリーズ企画が現在のところ資金不足で「ちょっと待った」状態となっている。"Rush"が決まるかどうかもこの辺の兼ね合いが大きく関わってくるのではないだろうか。

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2008/12/25

『フロスト × ニクソン』

1977年、メディアの歴史が動いた。英国人コメディアンにしてテレビ司会者デヴィッド・フロストが自身の企画するインタビュー番組に招いた相手は、なんとあのリチャード・ニクソン元大統領だった。

片や英国ショウビズ界の人気者でありながら、更なる成功を求めてアメリカ進出を企てる男。片や72年のウォーターゲート事件によって失脚し、それでもいつか必ず再浮上しようと野心をたぎらせる男。

フロスト×ニクソン』で描かれるのは、テレビという名の格闘技リングでガチのインタビュー勝負に挑む両者、そして両陣営の軌跡だ。そこに飛び交う言葉の応酬。ジャブ、フェイク、ストレート、そして巧みなアッパーカット!伝え聞くところによると、その当時、なんと4500万人もの視聴者がその成り行きを見守ったという。はたして試合終了のゴングと共にリングに立ち続けていたのは、どちらだったのか!?

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2008/10/30

『ブーリン家の姉妹』

ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが姉妹役で共演する英国歴史劇『ブーリン家の姉妹』。

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脚本を手がけたのが『クィーン』『フロスト×ニクソン』などで名を馳せる俊英ピーター・モーガンというだけあり、よく知られた歴史の表舞台とその裏側のフィクショナルな部分がよく練り込まれ、つまりはこのふたつの要素の掛け合いこそが「歴史劇が現代に蘇る」という正当性を持つのだとあらためて思い知らされる。

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2007/02/21

『THE QUEEN クィーン』

昨年公開された『太陽』というロシア映画もアンタッチャブルな題材に切り込んで話題となったが、『クィーン』で垣間見られる英国王室の世界はさらに驚愕の事態を迎えている。こんなの映像化しちゃって大丈夫なのか。いや、大丈夫なんだろう、もうしちゃったんだから。そしてその評価としておびただしい賞を獲得しているわけだから。

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2007/02/05

『ラストキング・オブ・スコットランド』

さて問題。アカデミー賞で主演女優賞を獲得した『クィーン』と、主演男優賞を獲得した『ラストキング・オブ・スコットランド』、その共通点とは?

答えは脚本家のピーター・モーガン。主演女優に“クィーン”、主演男優に“キング”という絵に描いたような盛り上がりの裏側には、この英国人脚本家の存在があったわけだ。『クラッシュ』のポール・ハギスのように今後の映画界を席巻するかどうかは分からないが、今後“話題の人”となることだけは間違いなさそう。

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